イボヤ・チャーク
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獲得メダル | ||
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イボヤ・チャーク | ||
ハンガリー | ||
陸上競技 | ||
オリンピック | ||
金 | 1936 ベルリン | 女子 走高跳 |
ヨーロッパ陸上選手権 | ||
金 | 1938 ウィーン | 女子 走高跳 |
イボヤ・チャーク(Ibolya Csák、1915年1月6日 - 2006年2月9日[1])は、ハンガリーの陸上競技選手。ブダペスト出身。1936年ベルリンオリンピックの金メダリストである。
経歴
[編集]チャークは走高跳の選手として1936年のベルリンオリンピックに出場。この試合は走高跳史上、最も激戦となった試合のひとつとなった。チャークを含めて3人の選手が160cmをクリア。しかしいずれの選手も162cmをクリアできなかった。そのため、選手たちは162cmをもう1回跳ぶこととし、チャーク一人がクリアし、金メダルを獲得。ハンガリーの女性選手として初めてのオリンピックの金メダリストとなった。
チャークは1938年のヨーロッパ選手権にも出場。走高跳でドイツのドラ・ラチエンが1.70mの世界新記録で優勝し、次いで2位となる。ところがその後、ラチエンは、女性のふりをした男性であることが判明。ナチスの求めに応じて出場したものだという。ラチエンは失格となりチャークが真の優勝者となった。このときチャークが出した1.64mのハンガリー記録は、その後24年間破られなかった。
出典
[編集]- ^ “Ibolya Csák”. The Telegraph (13 February 2006). 2024年6月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- イボヤ・チャーク - Olympedia