ステイング・ア・ライフ
『ステイング・ア・ライフ』 | ||||
---|---|---|---|---|
アクセプト の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1985年9月18日 大阪市 フェスティバルホール[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、パワーメタル | |||
時間 | ||||
レーベル |
RCAレコード エピック・レコード | |||
プロデュース | ステファン・カウフマン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
アクセプト アルバム 年表 | ||||
|
『ステイング・ア・ライフ』(Staying a Life)は、ドイツのヘヴィメタル・バンド、アクセプトが1985年に録音・1990年に発表したライブ・アルバム。バンドが一度目の解散をしてから間もなくリリースされた[2]。
背景
[編集]初回盤のクレジットには、1985年に大阪で録音された旨が記載されているが、厳密には1985年9月18日のフェスティバルホール公演の模様が収録された[1]。ただし、Neon Nights とBurningはロンドンハマースミスオデオンの録音だと後にシュテファン・カウフマンが証言している。ヨーロッパや日本では、19曲入りの2枚組CDとして発売されたが、アメリカ盤CDは1枚にまとめられ、「ネオン・ナイツ」、「バーニング」、「ヘッド・オーヴァー・ヒールズ」、「アウトロ(バウンド・トゥ・フェイル)」を除く15曲入りとなった[2]。なお、アルバム『ボールズ・トゥ・ザ・ウォール』(1983年)の2013年エクスパンデッド・エディション盤には、アメリカ盤『ステイング・ア・ライフ』がボーナス・ディスクとして付属している[1]。また、1990年に発売された同名の映像作品は、CDとは内容が異なり、「I'm a Rebel」、「Midnight Mover」、「Balls to the Wall」のミュージック・ビデオが挿入されている[3]。
反響・評価
[編集]Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「彼らはアメリカのアリーナでヘッドライナーを務めるほどの地位は得られなかったが、『ステイング・ア・ライフ』は、彼らが特にステージにおいては、当時チャートを席巻していたメタル・バンドと同等の実力を備えていたことを証明している」と評している[2]。ウド・ダークシュナイダーによれば、本作のリリースを機に、バンドの再結成を望むファンレターが大量に送られてきたことが、1992年の再結成につながったという[4]。
収録曲
[編集]ディスク1
[編集]- メタル・ハート "Metal Heart" – 5:25
- ブレイカー "Breaker" – 3:40
- スクリーミング・フォー・ア・ラヴバイト "Screaming for a Love-Bite" – 4:21
- アップ・トゥ・ザ・リミット "Up to the Limit" – 4:45
- リヴィング・フォー・トゥナイト "Living for Tonight" – 3:35
- プリンセス・オブ・ザ・ドーン "Princess of the Dawn" – 7:49
- ネオン・ナイツ "Neon Nights" – 8:16
- バーニング "Burning" – 7:28
ディスク2
[編集]- ヘッド・オーヴァー・ヒールズ "Head Over Heels" – 5:48
- ギター・ソロ・ウルフ "Guitar Solo Wolf" – 4:26
- レストレス・アンド・ワイルド "Restless and Wild" – 2:33
- サン・オブ・ア・ビッチ "Son of a Bitch" – 2:34
- ロンドン・レザーボーイズ "London Leatherboys" – 3:54
- ラヴ・チャイルド "Love Child" – 5:01
- フラッシュ・ロッキン・マン "Flash Rockin' Man" – 6:31
- ドッグス・オン・リーズ "Dogs on Leads" – 5:52
- ファスト・アズ・ア・シャーク "Fast as a Shark" – 5:26
- ボールズ・トゥ・ザ・ウォール "Balls to the Wall" – 10:31
- アウトロ(バウンド・トゥ・フェイル) "Outro (Bound to Fail)" – 1:09
アメリカ盤CD
[編集]- "Metal Heart" – 5:25
- "Breaker" – 3:40
- "Screaming for a Love-Bite" – 4:21
- "Up to the Limit" – 4:45
- "Living for Tonight" – 3:35
- "Princess of the Dawn" – 7:47
- "Guitar Solo Wolf" – 4:30
- "Restless and Wild" – 2:32
- "Son of a Bitch" – 2:34
- "London Leatherboys" – 3:54
- "Love Child" – 5:00
- "Flash Rockin' Man" – 6:31
- "Dogs on Leads" – 5:52
- "Fast as a Shark" – 5:26
- "Balls to the Wall" – 10:28
VHS
[編集]- メタル・ハート "Metal Heart"
- ブレイカー "Breaker"
- アイム・ア・レベル "I'm a Rebel" (Videoclip)
- スクリーミング・フォー・ア・ラヴバイト "Screaming for a Love-Bite"
- アップ・トゥ・ザ・リミット "Up to the Limit"
- リヴィング・フォー・トゥナイト "Living for Tonight"
- プリンセス・オブ・ザ・ドーン "Princess of the Dawn"
- ミッドナイト・ムーヴァー "Midnight Mover" (Videoclip)
- レストレス・アンド・ワイルド "Restless and Wild"
- サン・オブ・ア・ビッチ "Son of a Bitch"
- ボールズ・トゥ・ザ・ウォール "Balls to the Wall" (Videoclip)
- ロンドン・レザーボーイズ "London Leatherboys"
- ファスト・アズ・ア・シャーク "Fast as a Shark"
- ボールズ・トゥ・ザ・ウォール "Balls to the Wall"
- アウトロ(バウンド・トゥ・フェイル) "Outro (Bound to Fail)"
参加ミュージシャン
[編集]- ウド・ダークシュナイダー - ボーカル
- ウルフ・ホフマン - ギター、バッキング・ボーカル
- ヨルグ・フィッシャー - ギター、バッキング・ボーカル
- ピーター・バルテス - ベース、バッキング・ボーカル
- ステファン・カウフマン - ドラムス、バッキング・ボーカル
脚注
[編集]- ^ a b c “Ex-Accept Drummer Discusses Expanded 'Balls To The Wall' On 'Rich Davenport's Rock Show'”. Blabbermouth.net (2013年7月9日). 2023年4月9日閲覧。
- ^ a b c Prato, Greg. “Accept - Staying a Life Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年4月9日閲覧。
- ^ Accept - Staying A Life (1990, VHS) - Discogs
- ^ “Udo Dirkschneider interview”. Disposable Underground (2000年). 2023年4月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- ステイング・ア・ライフ - Discogs (発売一覧)