コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

スタンレー電気

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スタンレー電気株式会社
Stanley Electric Co., Ltd.
スタンレー電気本社
スタンレー電気本社(2013年7月)
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 6923
1961年10月2日上場
略称 スタンレー
本社所在地 日本の旗 日本
153-8636
東京都目黒区中目黒二丁目9番13号
設立 1933年昭和8年)5月5日
業種 電気機器
法人番号 2013201003041 ウィキデータを編集
事業内容 自動車機器製品、電子機器製品の製造販売
代表者 平塚豊代表取締役社長[1]
田辺徹(代表取締役副社長)[2]
資本金 305億14百万円
(2021年3月31日現在)
発行済株式総数 1億7340万株
(2021年3月31日現在)
売上高 連結:3597億10百万円
単独:1594億74百万円
(2021年3月期)
営業利益 連結:359億3百万円
(2021年3月期)
純利益 連結:229億18百万円
(2021年3月期)
純資産 連結:4446億51百万円
(2021年3月期)
総資産 連結:5410億23百万円
(2021年3月期)
従業員数 連結:17,589人
単独:3,670人
(2021年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口)7.52%
本田技研工業(株) 5.75%
(株)三井住友銀行 5.01%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 4.89%
株式会社日本カストディ銀行 4.36%
(2021年3月31日現在)
主要子会社 (株)スタンレー鶴岡製作所 100%
(株)スタンレーいわき製作所 100%
関係する人物 北野隆興(元社長)
北野隆典(前社長)
外部リンク www.stanley.co.jp
テンプレートを表示

スタンレー電気株式会社(スタンレーでんき、: Stanley Electric Co., Ltd.)は、東京都目黒区中目黒に本社を置く、自動車機器製品、電子機器製品の製造販売を行なう企業。東京証券取引所プライム市場上場。

概要

[編集]

1920年大正9年)12月29日、自動車電球などの特殊電球の製造販売を目的に北野隆春が北野商会を創業。1921年(大正10年)、商標探検家ヘンリー・モートン・スタンレーに由来する“スタンレー”に定める。

1933年昭和8年)5月5日法人改組し、スタンレー電気株式会社を設立。

沿革

[編集]
  • 1920年大正9年)12月 - 創業。
  • 1933年昭和8年)5月 - スタンレー電気株式会社設立。
  • 1961年(昭和36年)10月 - 東京証券取引所第2部上場。
  • 1962年(昭和37年)2月 - 東京証券取引所第1部に指定替え。
  • 1968年(昭和43年)7月 - 台湾に「台湾スタンレー」を設立。
  • 1970年(昭和45年)10月 - 大阪証券取引所第1部上場。
  • 1980年(昭和55年)5月 - タイ王国に「タイ・スタンレー」を設立。
  • 1993年平成5年)4月 - 香港に「スタンレー香港」を設立。
  • 1995年(平成7年)10月 - 天津に「天津スタンレー」を設立。
  • 1996年(平成8年)11月 - 上海に「上海スタンレー」を設立。
  • 1997年(平成9年)1月 - ベトナムに「ベトナム・スタンレー」を設立。
  • 1998年(平成10年)5月 - ドイツに「スタンレー電気・ドイツ」を設立。
  • 2001年(平成13年)
    • 2月 - イギリスに「スタンレーU.K.」を設立。
    • 6月 - 中国に「蘇州スタンレー(SEZ)」を設立
    • 7月 - ハンガリーに「スタンレーハンガリー(SEH)」を設立。インドに「スタンレー電気エンジニアリング・インド(SEI)」を設立。
    • 10月 - インドネシアに「インドネシアスタンレー」を設立。
  • 2002年(平成14年)
    • 3月 - ドイツのヘラーとの合弁で「ヘラー・スタンレーホールディング(HESA)」を設立。
    • 9月 - 中国に「広州スタンレー(GSE)」を設立。
  • 2003年(平成15年)
    • 2月 - 「台湾スタンレー(TWS)」を設立。
    • 9月 ‐ シンガポールにアジア・大洋州域内の金融統括会社として「スタンレーエレクトリック・ホールディング・アジアパシフィック(SEAP)」を設立。大阪証券取引所における株式の上場を廃止。
  • 2011年(平成23年)3月 - 本社新社屋の建設(建替え)に伴い、本社を渋谷区恵比寿恵比寿ガーデンプレイスタワーへ仮移転。
  • 2012年(平成24年)3月 - 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)違反容疑で公正取引委員会による立ち入り検査[3]
  • 2013年(平成25年)
    • 1月 - 本社新社屋完成に伴い、本社を現在地へ移転。
    • 3月 - メキシコの販売拠点として「Stanley Electric Mexico S.A. de C.V.」を設立(現・連結子会社)。
  • 2015年(平成27年)9月 - 中国の設計・開発拠点として天津斯坦雷電気科技有限公司を設立。

事業所

[編集]
  • 山形製作所
  • 秦野製作所
  • 浜松製作所
  • 岡崎製作所
  • 広島製作所

主な製品

[編集]

「Stanley」ブランドにて展開される。かつてランプ類は、「Stanley」及び「RAYBRIG」(レイブリッグ)[注釈 1]の2種のブランドで展開されていたが、「RAYBRIG」は2021年3月31日をもって終了し、「Stanley」ブランドに統一された[4]

モータースポーツ

[編集]
RAYBRIG NSX
(1996年鈴鹿1000km参戦マシン)
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
(2014年参戦マシン)
RAYBRIG NSX-GT
(2017年・鈴鹿1000kmにて)

1996年より、「RAYBRIG(レイブリッグ)」のブランド名でル・マン24時間レースSUPER GTなどに参戦するチーム国光のメインスポンサーを務めている。

上記のとおり「RAYBRIG」ブランドの終了に伴い[4]、「RAYBRIG」を冠した青基調のカラーリングも2020年で終了[5]。2021年からは「STANLEY」のブランドで引き続きチーム国光を支援する[6]

歴代レースクイーン

[編集]
RAYBRIGレースクイーン
年度 メンバー 備考
1996年
1997年
1998年
篠崎ゆき岡田樹里 同一メンバーで3年継続。
1999年 三好さやか中前純江
2000年 三好さやか、我孫子千香秋山直子
2001年 三好さやか、七生奈央木崎友紀
2002年
2003年
三好さやか、近藤和美 三好は歴代最長の5年間でRAYBRIGレースクイーンを卒業。
2004年 近藤和美、高橋麻美
2005年 吉川ひとみ、高橋麻美、金光育恵
2006年 吉川ひとみ、高梨まり佐野未来
2007年 森木美和宮田真帆 ここから再び2人体制に戻る。
2008年 森木美和、瀬長奈津実
2009年 森木美和、坂本麻衣
2010年 田中優夏、加藤里奈
2011年 田中優夏、せいら 歴代唯一の姉妹揃ってのRAYBRIGレースクイーン[7]
せいらはRAYBRIG史上初の平成生まれ。
2012年 せいら、森麻里菜
2013年 遠藤ゆきえ春那美希 2人揃って昭和生まれとなったのはこの年が最後。
2014年 遠藤ゆきえ、石黒エレナ
2015年 大山美保比良祐里 大山は昭和生まれ最後のRAYBRIGレースクイーンとなった。
2016年 比良祐里、林紗久羅
2017年 林紗久羅、はらことは
2018年 はらことは、北川みこ
2019年
2020年
沢すみれ相沢菜々子 17年ぶりに同一メンバーが2年連続で担当。
STANLEYレースクイーン
年度 メンバー 備考
2021年 相沢菜々子、原あゆみ [8]
2022年
2023年
仲美由紀、廣川エレナ [9]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ アフターマーケット向け電球類のブランド。同業他社のPIAA(ピア、市光工業系)やPOLARG(ポラーグ、小糸製作所日星工業系)に相当。

出典

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]