スタンダード・ナンバー (南佳孝の曲)
「スタンダード・ナンバー」 | ||||||||||
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南佳孝 の シングル | ||||||||||
初出アルバム『冒険王』 | ||||||||||
B面 | 眠りの坂道 | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | 7"シングルレコード | |||||||||
ジャンル | ポップス | |||||||||
時間 | ||||||||||
レーベル | CBS・ソニー | |||||||||
作詞 | 松本隆 | |||||||||
作曲 | 南佳孝 | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
南佳孝 シングル 年表 | ||||||||||
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「スタンダード・ナンバー」は、南佳孝の楽曲。1984年4月21日 に通算17作目のシングルとして発売された。発売元はCBS・ソニー。
概要・背景
[編集]表題曲は、全日空「'84 青春ブランド沖縄」のキャンペーン・イメージソングとして使用された[2]。タイトルの由来は、ジャズのスタンダードを好む南が、自身のスタンダードとなる曲を作りたかったという理由から来ている[3]。後日南はオリコン・ニュースのインタビューで、「僕の永遠の目標はスタンダードナンバーを1曲でも多く作ることなんです。何十年たってもいい曲だって言われて、たくさんの人が歌ってくれるような曲を1曲でも多く作りたいというのはデビューの頃から言ってました。歌詞やメロディーやアレンジが良ければ絶対に曲は残ると思ってますから、そこは妥協なくやっていますね。」と語っている[4]。
この曲は薬師丸ひろ子がカバーしており、詞の内容およびタイトルを「メイン・テーマ」と変更し、本作の約1か月後にシングルとしてリリースされた。同曲は薬師丸が主演した同題の映画『メイン・テーマ』の主題歌となった。詞の内容は、「スタンダード・ナンバー」が男性の目線で書かれているのに対し、「メイン・テーマ」の方は女性の目線で書かれた心情が歌われている[2]。なお、この2曲は同じシチュエーションで書かれており、合わせて聴くと一組のカップルによるラブストーリーだと分かるものとなっている[2]。どちらも編曲は大村雅朗によるものだが、演奏は大きく異なっている。
中森明菜が2015年1月に発売されたカバー・アルバム『歌姫4 -My Eggs Benedict-』の中でこの曲をカバーしている。
B面曲「眠りの坂道」は、薬師丸のアルバム『古今集』に提供した曲のセルフカバーで、一部歌詞が変更されている。
収録曲
[編集]全作曲: 南佳孝。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 編曲 | 時間 |
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A. | 「スタンダード・ナンバー」 | 松本隆 | 大村雅朗 | |
B. | 「眠りの坂道」 | 来生えつこ | 井上鑑 | |
合計時間: |
タイアップ
[編集]タイトル | CM |
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スタンダード・ナンバー | 全日空 '84 青春ブランド沖縄 キャンペーン・イメージソング |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “南佳孝のシングル売上TOP4作品”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年5月26日閲覧。
- ^ a b c “1984年5月16日、薬師丸ひろ子「メイン・テーマ」がリリース~歌も映画も転機となった1作”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. 2024年5月30日閲覧。
- ^ “薬師丸ひろ子「メイン・テーマ」と 南佳孝「スタンダード・ナンバー」の関係はいかに?”. Re:minder. 2024年5月26日閲覧。
- ^ “デビュー50周年の南佳孝、語り継がれる名曲を1曲でも多く創作することが“永遠の目標””. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年5月30日閲覧。