スウェプト・アウェイ
スウェプト・アウェイ | |
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Swept Away | |
監督 | ガイ・リッチー |
脚本 | ガイ・リッチー |
製作 | マシュー・ヴォーン |
出演者 |
マドンナ アドリアーノ・ジャンニーニ |
音楽 | ミシェル・コロンビエ |
撮影 | アレックス・バーバー |
編集 | エディ・ハミルトン |
製作会社 |
スクリーン ジェムズ スカ・フィルムズ CODI SpA |
配給 |
SPE/スクリーン・ジェムズ メドゥーザ・フィルム SPE |
公開 |
2002年10月11日 2003年5月23日 2003年8月2日 |
上映時間 | 89分 |
製作国 |
イギリス イタリア アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 ギリシャ語 イタリア語 |
製作費 | $10,000,000[1] |
興行収入 | $598,645[1] |
『スウェプト・アウェイ』(Swept Away)は、2002年に公開されたイギリス・イタリア・アメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。リナ・ウェルトミューラー監督による1974年の『流されて…』のリメイク版。ガイ・リッチーが監督・脚本を手掛け、マドンナが主演を務めている。
撮影はヨーロッパのマルタ島やサルディニア島などで行なわれた。なお、もう一人の主役であるジュゼッペの役は、オリジナル版を演じたジャンカルロ・ジャンニーニの息子アドリアーノ・ジャンニーニが演じている。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- アンバー - マドンナ(唐沢潤)
- ジュゼッペ - アドリアーノ・ジャンニーニ(井上倫宏)
- トニー - ブルース・グリーンウッド(内田直哉)
- 船長 - ヨルゴ・ヴォヤギス(藤本譲)
- デビ - エリザベス・バンクス(斎藤恵理)
- マイケル - デヴィッド・ソーントン(安井邦彦)
- マリーナ - ジーン・トリプルホーン(榎本智恵子)
- トッド - マイケル・ビーティー(遠藤純一)
- チーフ - ジョージ・ヤスーミ(石井隆夫)
- 船員 - リカルド・パーナ(木村雅史)
- ベルボーイ - アンドレア・ラガッツ(栗山浩一)
ストーリー
[編集]製薬業界の大物である夫トニーとともに地中海旅行に訪れていたアンバーは、ある日ボートのエンジンが故障してしまい、船の乗組員のジュゼッペと共に無人島に漂着する。クルーザーの中では散々ジュゼッペの事をいびりとおしていたアンバーだが、無人島では漁師として育ったジュゼッペに分があり、逆に服従を強いられる。始めはいがみあう二人だが、無人島で暮らす内に愛が芽生え、二人は共に生きる事を願うようになる。1ヵ月後、二人は救助され駆け落ちを願うが、トニーに勘付かれ、二人は離れ離れになってしまう。
評価
[編集]ガイ・リッチーの3作目にあたる長編映画だが、前2作と打って変って大変評価が低い。2003年には作品賞、リメイク賞、監督賞、主演女優賞、スクリーンカップル賞と、その年最多の5部門でのゴールデンラズベリー賞を獲得してしまった。その要因としては主にマドンナの演技、平坦な演出が批判の槍玉に挙げられている。また、公私混同ぶりが反感を呼び、「魅力のない胴体をあらわにするのは犯罪」と叩くマスコミが相次いだ[2]。マドンナ本人は同年の『007 ダイ・アナザー・デイ』でも最低助演女優賞を受賞し、1人で3部門を受賞している。
出典
[編集]- ^ a b “Swept Away (2002)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月11日閲覧。
- ^ 「日経エンタテインメント!」2006年10月号