スイッチエデュケーション
スイッチエデュケーションが入る日米タイム24ビル (2021年8月3日現在) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒162-0833 東京都新宿区箪笥町35日米タイム24ビル3階 |
設立 | 2017年5月2日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1011101080458 |
事業内容 | 科学技術分野の教育とそのための教材の開発、製造、販売、輸出入、書籍の編集、出版、販売、輸出入 |
代表者 | 小室真紀(代表取締役社長) |
資本金 | 1000万円(2021年) |
従業員数 | 4人(2021年現在) |
関係する人物 |
金本茂(代表取締役会長) |
外部リンク | https://switch-education.com/ |
株式会社スイッチエデュケーション(英: Switch Education, Inc.)
は、東京都新宿区箪笥町に本社をおく、STEM教育分野の教材の開発、販売などを行っている日本の企業。
株式会社スイッチサイエンスの子会社である。
概要
[編集]スイッチエデュケーションは、すべての子供にSTEM教育を実践することを目的に活動する会社である。[6]
2017年5月2日、株式会社スイッチサイエンスの広報担当社員であった小室真紀が代表取締役社長となり設立。[7]
当初はスイッチサイエンスが開発したmicro:bit互換ボード「Chibi:bit」の販売、関連商品の企画開発を行っていたが、2017年7月27日「micro:bit」の日本販売代理店となり、2017年8月5日のmicro:bit日本ローンチに貢献。 [8] [9] 以後スイッチエデュケーションは、micro:bitとmicro:bit用の電子部品のモジュール、micro:bitを使った電子工作のキットなどSTEM教材の開発と販売、STEM教育に関する書籍の編集、販売などを行っている。
また、取扱商品を使うためのチュートリアルの記事や動画などのコンテンツの作成、小中高校や学習塾・プログラミング教室向けのSTEM教育のカリキュラムの開発、小中学校等の教員向け研修プログラムの提供、micro:bitを使った電子工作のワークショップの開催、STEM教育のメンターの育成などの活動も行う。
スイッチエデュケーションはmicro:bitを使った作品コンテスト「たのしいmicro:bitコンテスト(旧名称:「micro:bitでつくってみよう!コンテスト」)を2018年から毎年開催している。(2021年現在)
2021年4月1日、株式会社スイッチサイエンスの子会社となった。[10]
歴史・沿革
[編集]- 2017年5月2日 - 株式会社スイッチエデュケーション設立
- 2017年5月17日~19日 - 第8回教育ITソリューションEXPO(EDIX)に出展
- 以後、スイッチエデュケーションは毎年EDIXにブースを出展し、micro:bitを用いた小中高校向けの教材や、プログラミング教室向けのカリキュラムについて展示している。
- (2021年8月現在)[11]
- 2017年7月27日 - スイッチエデュケーションが、「micro:bit」の日本販売代理店となった。[8]
- 2017年7月31日 - 子供向けプログラミング言語「Scratch」につないで遊べるセンサーボード「いぬボード」販売開始[12]
- 2017年8月5日 - スイッチサイエンスウェブショップにて「micro:bit」販売開始[9]
- 2017年8月5日、6日 - Maker Faire Tokyo 2017に出展(スイッチサイエンスブース)
- 2017年11月25日 - 日本で最初のmicro:bit関連書籍『micro:bitではじめるプログラミング-親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス』(スイッチエデュケーション編集部著 、オライリージャパン、2017年)を販売開始[14][15]
- 2018年4月27日~6月10日 - 株式会社オライリー・ジャパン、株式会社プロキッズと共同で「micro:bitでつくってみよう!コンテスト」を開催[16]
- 2018年5月26日 - 「micro:bitでロボットサッカーをしよう」ワークショップ開催
- 2018年8月4日、8月5日に行われたMaker Faire Tokyo 2018のスイッチサイエンスブースで、「micro:bitでつくってみよう!コンテスト」の受賞作品の展示と、8月5日に授賞式が行われた。[16]
- 2019年3月23日 - 丸善お茶の水店、誠文堂新光社、日本出版販売と共にロボットサッカーワークショップを開催[18]
- 2019年10月14日 - 「ハロウィンな貯金箱を作るワークショップ@神楽坂」開催
- 以後、スイッチエデュケーションは「神楽坂プログラミング教室」として、micro:bitとmicro:bit用ワークショップモジュールを使ったさまざまなワークショップを、神楽坂にある書店「BOOK&OFFICE 文悠」、または神楽坂オフィスにおいて定期的に開催している。[19][20]
- 2019年10月17日「micro:bit用ワークショップモジュール」販売開始[21]
- 2019年12月3日 - micro:bitで動く6足歩行ロボット「プログラミング・フォロ for micro:bit」を販売開始[22]
- 2020年3月31日 - 『micro:bitで楽しむワークショップレシピ集 プログラミングも!工作も!』(スイッチエデュケーション編集部著、株式会社ジャムハウス、2020年)を販売開始[23]
- 2020年11月 プログラミング学習を始める子供向けウェブショップ「LABO KIDS(ラボキッズ)」を新設[24]
- 2020年11月25日 - マイクやスピーカーを搭載したmicro:bitの新バージョン「micro:bit v2.0」を販売開始[25]
- 2021年4月1日 - 株式会社スイッチサイエンスが親会社株式会社144Labから、STEM教材事業を取得し、株式会社スイッチエデュケーションは株式会社スイッチサイエンスの子会社となった。[10]
取扱商品
[編集]- micro:bit
- micro:bit用の電子部品のモジュール
- bitPak:シリーズ - micro:bitでラジコンカー、ねこみみ、おみくじ貯金箱などを作成できるパッケージキットのシリーズ。
- micro:bit関連書籍
関連人物
[編集]- 宗村和則 - スイッチエデュケーションCTO。スイッチエデュケーションのすべての商品の設計・開発を行っている。[1][2][3](2022年現在)
- 金子茂 - (顧問)
- 小美濃芳喜 - (顧問)[4]
- 倉本大資 - (アドバイザー)[5]
- 阿部和広
出典
[編集]- ^ a b “「“プログラミング×工作”で楽しく学べる製品を」株式会社スイッチエデュケーションCTOに聞く製品開発の秘密”. ヒューマンアカデミーこども教育総合研究所 (2020年2月17日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ a b “LABO KIDS、micro:bitを使った教材の開発に携わるエンジニア、宗村和則さんにお話を伺いました!”. スイッチサイエンスマガジン (2022年3月4日). 2022年3月8日閲覧。
- ^ a b “第4回「好き」を仕事にしたプログラミング教材開発エンジニア”. LABO KIDSブログ (2022年3月4日). 2022年3月8日閲覧。
- ^ a b “小美濃 芳喜先生 Design House Omino代表取締役”. 一般社団法人 日本カイゼンプロジェクト. 2022年3月8日閲覧。
- ^ a b “ABOUT ME 倉本 大資(くらもと だいすけ)です。”. 株式会社ロクナナ (2018年8月30日). 2022年3月8日閲覧。
- ^ “スイッチエデュケーションとは”. スイッチエデュケーション. 2021年8月20日閲覧。
- ^ “新会社スイッチエデュケーションについて【スイッチサイエンスチャンネル】”. Youtube (2017年5月31日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ a b “イギリスの教育向けマイコンボード「マイクロビット」の販売代理店になりました”. スイッチエデュケーション (2017年7月27日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ a b “2017年8月5日micro:bit発売 MakerFaireTokyo2017会場でも購入可能”. スイッチサイエンスマガジン (2017年8月3日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ a b “Light Up Your Science −科学を灯そう−”. PR TIMES (2021年4月1日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “「教育ITソリューション展でchibi:bitを展示します”. スイッチサイエンスマガジン (2017年5月16日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “Scratchにつないで遊べる「いぬボード」を発売しました”. スイッチサイエンスエデューエションお知らせ (2017年7月31日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “2017年8月5日(土)〜6日(日)Maker Faire Tokyo 2017”. スイッチエデュケーションお知らせ. 2021年8月20日閲覧。
- ^ “micro:bitではじめるプログラミング -親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス- が発売されました”. スイッチエデュケーションお知らせ (2017年11月27日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “マイクロビット書籍11月25日に発売!”. スイッチサイエンスマガジン (2017年11月22日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ a b “micro:bitを使った作品コンテストとワークショップを開催”. スイッチエデュケーションお知らせ (2018年4月27日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “たのしいmicro:bitコンテスト”. スイッチエデュケーション. 2021年8月20日閲覧。
- ^ “ロボットサッカーワークショップを実施しました”. スイッチエデュケーションブログ (2019年4月2日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “ハロウィンな貯金箱を作るワークショップ@神楽坂 を実施しました”. スイッチエデュケーションブログ (2019年10月17日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “神楽坂プログラミング教室”. スイッチエデュケーション. 2021年8月20日閲覧。
- ^ “スイッチエデュケーションが『micro:bit用ワークショップモジュール』を販売”. NEWSCAST (2019年12月9日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “micro:bitで動く6足歩行ロボット「プログラミング・フォロ for micro:bit」を販売”. スイッチエデュケーション (2019年9月18日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “スイッチエデュケーション編集の『micro:bitで楽しむワークショップレシピ集 プログラミングも!工作も!』が2020年3月31日より販売”. NEWSCAST (2020年4月1日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “スイッチサイエンス 、プログラミング学習を始める子供向けウェブショップ「LABO KIDS(ラボキッズ)」を新設、新設ショップにて送料無料キャンペーン実施”. PR TIMES (2020年11月17日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “スイッチエデュケーションが新バージョンのmicro:bit(マイクロビット)を11月25日に販売”. PRTIMES (2020年11月25日). 2021年8月20日閲覧。
関連項目
[編集]- 株式会社スイッチサイエンス
- 株式会社144Lab
- 株式会社アクセンス・テクノロジー
- 株式会社秋月電子通商
- 株式会社オライリー・ジャパン
- 株式会社誠文堂新光社
- 子供の科学
- 学研ホールディングス
- 科学と学習
- 株式会社プロキッズ
- エデュテ株式会社
- SONY
- MESH
- toio
- CoderDojo
- ライフイズテック
- Scratch (プログラミング言語)
- Chibi:bit
- micro:bit
- Tublock
- 電子工作
- プログラミング
- STEM教育
- IoT
- Why!?プログラミング