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ジ・アウター・リミッツ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ジ・アウター・リミッツ』
ヴォイヴォドスタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州ハリウッド ミュージック・グラインダー・スタジオ[1]
ジャンル ヘヴィメタルスラッシュメタルプログレッシブ・メタル
時間
レーベル MCAレコード/メカニック・レコード
プロデュース マーク・S・ベリー
専門評論家によるレビュー
ヴォイヴォド アルバム 年表
The Best of Voivod
(1992年)
ジ・アウター・リミッツ
(1993年)
ネガトロン
(1995年)
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ジ・アウター・リミッツ』(The Outer Limits)は、カナダヘヴィメタルバンドヴォイヴォド1993年に発表した7作目のスタジオ・アルバム

解説

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前スタジオ・アルバム『エンジェル・ラット』(1991年)レコーディング後にオリジナル・ベーシストのブラッキー(ジャン・イヴ・テリオー)が脱退し、本作には後任ベーシストのピエール・セント・ジョアンが参加したが、ジョアンは結果的にバンドの正式ベーシストとならず、本作リリース後のツアーには別のセッション・ベーシストが帯同した[2]。「ナイルの歌」はピンク・フロイドのカヴァーである[3]。オリジナル盤のブックレットは3Dアート仕様となっており、3D眼鏡が付属していた[4]

本作リリースに伴うツアーの終了後、オリジナル・ボーカリストのスネイク(デニス・ベランジェ)がバンドを一度脱退した[5]

Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け、アルバム全体に関して「バンドは幾つかの優れた曲を提示しているが、ヴォイヴォドが前3作のアルバムで既に芸術的なピークを迎えたことは明白だ」、「ジャック・ルミナス」に関して「18分近くにわたって曲折を繰り返しており、プログ・ロック(特にイエスジェスロ・タル等)が世界を統治していた、過ぎ去りし日々を想起させる」と評している[3]

収録曲

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特記なき楽曲はスネイク(デニス・ベランジェ)、ピギー(デニス・ダムール)、アウェイ(ミシェル・ランジュヴァン)の共作。

  1. フィックス・マイ・ハート "Fix My Heart" – 4:56
  2. ムーンビーム・ライダー "Moonbeam Rider" – 4:10
  3. ル・ポン・ノワール "Le Pont Noir" – 5:43
  4. ナイルの歌 "The Nile Song" (Roger Waters) – 4:00
  5. ザ・ロスト・マシーン "The Lost Machine" – 5:52
  6. タイム・ワープ "Time Warp" – 3:54
  7. ジャック・ルミナス "Jack Luminous" – 17:28
  8. ロング-ウェイ・ストリート "Wrong-Way Street" – 3:50
  9. ウィ・アー・ノット・アローン "We Are Not Alone" – 4:28

参加ミュージシャン

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  • スネイク(デニス・ベランジェ) - ボーカル、サウンド・エフェクト
  • ピギー(デニス・ダムール) - ギターキーボード、サウンド・エフェクト
  • アウェイ(ミシェル・ランジュヴァン) - ドラムス、キーボード、サウンド・エフェクト

アディショナル・ミュージシャン

  • ピエール・セント・ジョアン - ベース

脚注・出典

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  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ ネガトロン』日本盤CD (PCCY-00833)ライナーノーツ(平野和祥、1995年8月5日)
  3. ^ a b Prato, Greg. “The Outer Limits - Voivod”. AllMusic. 2017年10月5日閲覧。
  4. ^ Voivod - The Outer Limits (CD, Album) at Discogs
  5. ^ 2017 Biography”. Voivod Official Website. 2017年10月5日閲覧。