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ジョン・ライダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・ライダー
基本情報
本名 ジョン・ライダー
通称 The Gorilla(ゴリラ)
階級 スーパーミドル級
身長 175cm
リーチ 183cm
国籍 イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1988-07-19) 1988年7月19日(36歳)
出身地 イズリントン区イズリントン
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 39
勝ち 32
KO勝ち 17
敗け 7
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ジョン・ライダーJohn Ryder1988年7月19日 - )は、イギリスの元プロボクサーイズリントン区イズリントン出身。元WBA世界スーパーミドル級暫定王者。元WBO世界スーパーミドル級暫定王者。

来歴

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2013年9月21日、カッパー・ボックスでコモンウェルスイギリス及びBBBofC英国ミドル級王者のビリー・ジョー・ソーンダースと対戦し、12回0-3(2者が113-115、114-115)の判定負けを喫した[1][2]

2014年10月11日、O2アリーナでテオフィリウス・テテーとWBOインターコンチネンタルミドル級王座決定戦を行い、5回2分56秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[3]

2015年1月31日、O2アリーナでビリー・ファクンド・ゴディーと対戦し、10回1分52秒TKO勝ちを収めWBOインターコンチネンタル王座の初防衛に成功した[4]

2015年5月30日、O2アリーナでニック・ブラックウェルとBBBofC英国ミドル級王座決定戦を行い、7回2分36秒TKO負けを喫した[5]

2016年1月30日、カッパー・ボックスでセルゲイ・コミットスキーWBAインターナショナルミドル級王座決定戦を行い、12回3-0(117-112、115-112、115-113)の判定勝ちを収め王座を獲得した[6]

2016年9月24日、マンチェスターマンチェスター・アリーナでジャック・アーンフィールドと対戦し、12回0-3(114-117、110-118、114-115)の判定負けを喫しWBAインターナショナル王座の初防衛に失敗、王座から陥落した[7]

2017年2月4日、オリンピアでアダム・エチャーズとIBFインターナショナルスーパーミドル級王座決定戦を行い、12回3-0(117-111、116-112、118-109)の判定勝ちを収め王座を獲得した[8]

2017年4月22日、リヴァプールM&S・バンク・アリーナロッキー・フィールディングとBBBofC英国スーパーミドル級王座決定戦を行い、12回1-2(115-114、114-115、113-116)の判定負けを喫した[9]

2019年5月4日、ラスベガスT-モバイル・アリーナでWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を元IBF世界ミドル級王者でWBA世界スーパーミドル級5位のデイビッド・レミューと行う予定だったが、4月17日にレミューが負傷欠場した為[10]、代わりにWBA世界スーパーミドル級4位のビラル・アカウェイと行い、3回2分12秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[11]

2019年11月23日、リヴァプールのM&S・バンク・アリーナでWBC世界スーパーミドル級ダイヤモンド王者及びWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミスと団体内王座統一戦を行い、12回0-3(111-117、2者が112-116)の判定負けを喫しダイヤモンド王座獲得と王座統一に失敗(記録上は初防衛)した[12][13][14]。しかしライダーが勝っていたとする声が多数挙がる疑惑の判定となった[15]

2021年7月8日、WBAはWBA世界スーパーミドル級レギュラー王者のデビッド・モレルと指名試合を行うよう指令した[16]

2022年2月12日、マスウェル・ヒルのアレクサンドラ・パレスで元WBA世界ミドル級レギュラー王者ダニエル・ジェイコブスと対戦し、12回判定勝ちを収めた。

2022年11月26日、O2アリーナにてWBO世界スーパーミドル級暫定王座決定戦で同級1位のザック・パーカーと対戦し、パーカーが右拳を負傷して棄権したため、ライダーの5回TKO勝ちとなり王座獲得に成功した[17]

2023年5月6日、ハリスコ州グアダラハラのエスタディオ・アクロンで、4団体スーパーミドル級統一王者のサウル・アルバレスに挑戦し[18]、12回0-3(109-118×2、107-120)の判定負けを喫し4団体王座統一に失敗し、暫定王座から陥落した。

2024年1月27日、アリゾナ州フェニックスフットプリント・センターでWBCスーパーミドル級シルバー王者のハイメ・ムンギアに挑戦し、ライダー陣営が棄権の意思を示したため9回1分25秒TKO負けを喫しシルバー王座の獲得に失敗した。

2024年2月6日、自身のXで現役引退を表明した[19]

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ Billy-Joe-Saunders-beats-John-Ryder.html Saunders outpoints Ryder in thrilling battle to open Copper Box Arena Daily Mail Online 2013年9月22日閲覧。
  2. ^ Billy Joe Saunders Edges John Ryder In Nailbiter BoxingScene.com 2013年9月21日閲覧。
  3. ^ Lee Selby Batters, Stops Brunker: John Ryder Wins BoxingScene.com 2014年10月11日閲覧。
  4. ^ Kevin Mitchell Batters Daniel Estrada in Eight Rounds BoxingScene.com 2015年1月31日閲覧。
  5. ^ Nick Blackwell: I Just Mentally Destroyed John Ryder BoxingScene.com 2015年6月4日閲覧。
  6. ^ John Wayne Hibbert, Ryder, Davies, Jumah Win at Copper Box BoxingScene.com 2016年1月30日閲覧。
  7. ^ Arnfield Shocks Ryder - Wins WBA Regional, Targets British Belt BoxingScene.com 2016年9月24日閲覧。
  8. ^ John Ryder Captures IBF Regional Belt, Defeats Adam Etches BoxingScene.com 2017年2月4日閲覧。
  9. ^ Martin Murray Beats Gabe Rosado, Who Loses Temper Over Scores BoxingScene.com 2017年4月22日閲覧。
  10. ^ Lemieux injures hand, cancels fight vs. Ryder”. ESPN.com (2019年4月18日). 2019年7月15日閲覧。
  11. ^ John Ryder Crushes Bilal Akkawy in Three Rounds BoxingScene.com 2019年5月4日閲覧。
  12. ^ Callum Smith beats John Ryder in controversial super-middleweight title fight win The Daily Star 2019年11月23日
  13. ^ Callum Smith Overcomes John Ryder With Questionable Scores Boxing Scene.com 2019年11月23日
  14. ^ スーパー王者スミスが暫定退治 WBA・S・ミドル級 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年11月24日
  15. ^ Smith vs Ryder results: Callum Smith wins questionable decision over John Ryder”. Bad Left Hook (2019年11月23日). 2019年12月24日閲覧。
  16. ^ David Morrell-John Ryder: WBA Re-Orders Super Middleweight Title Fight”. Boxing Scene.com (2021年7月8日). 2021年7月11日閲覧。
  17. ^ ライダーがカネロへの指名挑戦権獲得 WBO・S・ミドル級暫定王座戦 パーカー負傷で突然の幕切れ”. ボクシングニュース (2022年11月27日). 2022年12月4日閲覧。
  18. ^ S・ミドル級4団体統一王者カネロ 12年ぶり故郷リングで暫定王者ライダーと防衛戦 Boxing News(ボクシングニュース)2023年3月15日
  19. ^ John Ryder, Former Two-Time Interim Titlist, Officially Retires At Age 35”. Boxing Scene.com (2024年2月6日). 2024年4月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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暫定王座決定戦 対戦者
ビラル・アカウェイ
WBA世界スーパーミドル級暫定王者
2019年5月4日 - 2019年11月23日
次暫定王者
王座統一戦により消滅
暫定王座決定戦 対戦者
ザック・パーカー
WBO世界スーパーミドル級暫定王者
2022年11月26日 - 2023年5月6日
次暫定王者
王座統一戦により消滅