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ジヤトコ・JR710E/JR711E

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JR710E/JR711E

JR710E/JR711Eは、ジヤトコが製造している中・大型後輪駆動、およびそれをベースとした四輪駆動車用7速オートマチックトランスミッションである。

概要

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ハイブリッド車用7速AT

2008年3月5日に発表[1]、同年6月に発売されたインフィニティ・FX35/FX50に初搭載された[2]。日本国内ではZ34型フェアレディZに初めて搭載された[3]

それまでは日産製FR車のATには全てJR507E型5速ATが搭載されていたが、JR710E/JR711E開発後は順次これに変更されている。なお、このトランスミッションは一部JR507E型と部品を共通化してコスト削減を図っており[1]、またJR507E型同様にアダプティブシフトコントロールやシンクロレブコントロール機能が採用されている。Z34型フェアレディZやスカイライン400Rなどの一部ハイエンドモデルに搭載されているモデルは7M-ATxと呼ばれており、スポーツ走行に向いたセッティングとなっている。

トルク容量と大トルク容量の2種類がラインアップされ、トルク400N·m (40.8kgf·m) まで対応するものがJR710E型、600N·m (61.2kgf·m) まで対応するものがJR711E型である[4]

また、この7速ATをベースに、フーガハイブリッドなどに搭載されるハイブリッドFR車用トランスミッション(JR712E型)も開発されている。

搭載車

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搭載車はすべて日産自動車製のFR車である。

以下は日産自動車の高級車ブランド、インフィニティのモデル。

脚注

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関連項目

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