ジャパン マリンユナイテッド
表示
(ジャパンマリンユナイテッドから転送)
本社 横浜ブルーアベニュー | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | JMU |
本社所在地 |
日本 〒108-0014 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番2号 横浜ブルーアベニュー 北緯35度27分36.8秒 東経139度37分37.5秒 / 北緯35.460222度 東経139.627083度座標: 北緯35度27分36.8秒 東経139度37分37.5秒 / 北緯35.460222度 東経139.627083度 |
設立 | 2013年1月1日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 8020001076641 |
事業内容 | 船舶・艦艇・海洋浮体構造物等の設計、製造、販売等 |
代表者 |
代表取締役社長 灘信之 代表取締役専務執行役員 前田明徳 |
資本金 | 575億円 |
売上高 |
2,690億円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
48億円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
37億円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
33億円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
693億円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
3,070億円 (2024年3月期)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
JFEホールディングス(株) 35% (株)IHI 35% 今治造船(株) 30% |
主要子会社 |
株式会社JMUアムテック 株式会社IMC 株式会社JMUディフェンスシステムズ |
関係する人物 | 蔵原成実(初代会長) |
外部リンク | https://www.jmuc.co.jp/ |
ジャパンマリンユナイテッド株式会社(英: Japan Marine United Corporation)は、神奈川県横浜市西区に本社を置く、日本の造船会社である。2013年1月1日[2]にユニバーサル造船株式会社と株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドが合併して誕生した。
沿革
[編集]- 2013年1月1日 - ユニバーサル造船株式会社と株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドが合併し発足。出資比率は JFEホールディングスが45.93%、IHIが45.93%、日立造船(現・カナデビア)が8.15%である。
- 2019年11月29日 - 国内最大手の今治造船と資本業務提携することで合意したと発表[3][4]。
- 2020年
- 2021年
主要事業
[編集]4事業を展開している[10]。
- 商船
- 艦船
- 海洋・エンジニアリング
- ライフサイクル
主要製品
[編集]製造する主な製品を以下に列挙する[11]。
合併前については「アイ・エイチ・アイ_マリンユナイテッド#主な製品」、「ユニバーサル造船#主な製品」を参照
- コンテナ船
- 24,000TEU型コンテナ船
- 14,000TEU型コンテナ船
- 9,600TEU型コンテナ船
- 8,200TEU型コンテナ船
- 6,500TEU型コンテナ船
- 3,055TEU型コンテナ船
- タンカー
- マラッカマックス型VLCC
- マラッカマックス型VLCC(335m)
- マラッカマックス型VLCC(339m)
- 次世代省エネ型VLCC(H-CSR対応)
- 200万バレル型VLCC
- 次世代省エネ型VLCC(G302T)
- スエズマックス型タンカー
- 次世代省エネ型スエズマックスタンカー(H-CSR対応)
- アフラマックス型タンカー
- パナマックス型タンカー
- マラッカマックス型VLCC
- 撒積船
- ユニマックス・オア
- ニューキャッスルマックス・バルクキャリア(G209BC)
- ダンケルクマックス・バルクキャリア(G182BC)(N181BC)
- 次世代省エネ石炭船
- パナマックス・バルクキャリア(G81BC)(J82BC)
- ウルトラマックス・バルクキャリア(Future-60)
- 砕氷型バルクキャリア
- 液化ガス船
- SPB®(自立角型IMOタイプB)タンク方式LNG船
- GTT MarkIII方式(メンブレン型)LNG船
- LPG運搬船
- 自動車運搬船
- 7,550台積み自動車運搬船
- 海洋構造物
- 浮体式LPG生産・貯蔵・積出設備(LPG-FPSO)
- 浮体式原油生産・貯蔵・積出設備(FPSO(Hull))
- 浮体式貯蔵・積出設備(FSO)
- 石油掘削リグ・生産・貯蔵船(Production & Testing System)
- セミサブ型石油掘削リグ(Semi-submersible Drilling Rig)
- ジャッキアップ型石油掘削リグ(Jack Up Drilling Rig)
- 浮体式洋上サブステーション(変電所)
- 石油備蓄基地(Offshore Stockpiling Base)
- オフショア支援船
- アンカーハンドリング・タグ・サプライ船
- プラットフォーム サプライ船
- オーシャン・トーイング・タグ
- 客船・旅客カーフェリー
- さんふらわあ ふらの - 2017年竣工
- さんふらわあ さっぽろ - 2017年竣工
- 客船
- 高速カーフェリー
- 大型カーフェリー
- SSTH型高速旅客/カーフェリー
- 艦艇
- 官公庁船
- 特殊船・小型船
- 観光遊覧船
- 流氷観光船
- フローティングクレーン
- 深層混合処理船
- 旅客船
- 海洋地球研究船
- 修理・改造船
- バラスト水処理装置搭載工事(レトロフィット)
- 改造工事(延命工事)
- 防衛装備品・メカトロ製品
- 洋上補給装置
- 自動操艦装置
- 水陸両用車
- 除染装置
- 造船用溶接ロボット
- 水中用メンテナンスロボット
- 内航船ソリューション
- 船舶機器
- アンチローリングタンク
- SURF-BULB
- SPB® タンクシステム
事業所
[編集]大部分が前身企業から引き継いだものである。有明事業所・舞鶴事業所・因島事業所は日立造船、呉事業所・磯子工場は石川島播磨重工業(現・IHI)、津事業所・鶴見工場は日本鋼管(現JFE・エンジニアリング)の工場を継承している。また呉事業所は旧・日本海軍の呉海軍工廠、舞鶴事業所は舞鶴海軍工廠である。
- 本社 - 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番2号 横浜ブルーアベニュー
- 有明事業所 - 熊本県玉名郡長洲町大字有明1番地
- 呉事業所
- 津事業所 - 三重県津市雲出鋼管町1番地3
- 舞鶴事業所 - 京都府舞鶴市字余部下1180番地
- 横浜事業所
- 因島事業所 - 広島県尾道市因島土生町2477番地16
- 技術研究所
- 津 - 三重県津市雲出鋼管町1番地3
- 横浜 - 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地
関連会社
[編集]- アイ・イー・エム(船舶設計、エンジニアリングなど)
- アイイーシー(船舶改造・修理工事の派遣など)
- IMU(舶用部品販売、機械等のアフターサービスなど)
- 有明エンジニアリング(船舶艤装品の製作、産業廃棄物処理施設の運転・管理など)
- 京浜マリン製作所(人材派遣業、建物管理サービス請負など)
- JMUアムテック(新造船の建造、船舶修理など);旧播磨造船所(兵庫県相生市)
- JMUシステムズ(情報システム開発・販売・保守など)
- JMUディフェンスシステムズ(艦艇装備品・陸自装備品等の製作・保守)(京都府舞鶴市)
- JMUビジネス・サポート(船舶設計、各種IDカード作成など)
- 日本シップヤード(LNG船を除く一般商船の設計・販売。今治造船との合弁会社)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f ジャパンマリンユナイテッド株式会社 第22期決算公告
- ^ ユニバーサル造船株式会社と株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドの合併の効力発生日について (PDF)
- ^ “ジャパンマリンユナイテッド株式会社との資本業務提携に関する基本合意書締結について”. 今治造船株式会社 (2019年11月29日). 2019年11月30日閲覧。
- ^ “今治造船、JMUに出資 国内1・2位で中韓に対抗”. 日本経済新聞 (2019年11月29日). 2019年11月30日閲覧。
- ^ JMU/今治造船との合弁会社「日本シップヤード」発足 - LNEWS(2021年1月7日)、2021年2月10日閲覧。
- ^ JMU、資本金575億円に拡大。今治造船の出資などで - 日本海事新聞電子版(2021年1月20日)、2021年2月10日閲覧。
- ^ “舞鶴事業所における構造改革に関するお知らせ”. 2020年12月19日閲覧。
- ^ “因島工場を「事業所」に格上げ JMU、修理事業強化へ”. 海事プレスONLINE. (2021年2月26日) 2023年1月12日閲覧。
- ^ “JMU舞鶴 最後の新造船を引き渡し 1世紀にわたる新船建造に幕”. 乗りものニュース. (2021年5月27日) 2021年5月29日閲覧。
- ^ 事業紹介
- ^ 製品情報
- ^ 【令和5年3月29日】 豊田副大臣が気象庁観測船「凌風丸」の命名・進水式に出席国土交通省ホームページ