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ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
識別情報
CAS登録番号 302776-68-7
PubChem 16736547
特性
化学式 C24H31NO4
モル質量 397.51 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(Diethylamino hydroxybenzoyl hexyl benzoate、DHHB)は、紫外線を吸収するためのサンスクリーン剤として使われる有機化合物である。BASFからUvinul A Plusとして販売されている。DHHBは354 nmの吸収極大を持つ[1][2]

光に対して安定で、他のUV吸収剤や化粧品成分との相溶性を持つ[3]。2005年にサンスクリーン剤として最大10%での使用がEUによって承認された[4][5]。他に南アメリカメキシコ日本台湾でも承認されている。

脚注

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  1. ^ Vielhaber G, Grether-Beck S, Koch O, Johncock W, Krutmann J (Mar 2006). “Sunscreens with an absorption maximum of > or =360 nm provide optimal protection against UVA1-induced expression of matrix metalloproteinase-1, interleukin-1, and interleukin-6 in human dermal fibroblasts”. Photochem Photobiol Sci 5(3): 275–82. PMID 16520862. 
  2. ^ UV Absorber Portfolio Performance Data and Regulatory Status Archived 2010年10月11日, at the Wayback Machine., cosmetics.basf.de
  3. ^ アーカイブされたコピー”. 2012年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月27日閲覧。
  4. ^ http://www.corporate.basf.com/en/investor/strategie/kunden/uvinul.htm
  5. ^ http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/site/en/consleg/1976/L/01976L0768-20060809-en.pdf