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シヴォー原子力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シヴォー原子力発電所
Centrale nucléaire de Civaux
シヴォー原子力発電所
シヴォー原子力発電所の位置(フランス内)
シヴォー原子力発電所
シヴォー原子力発電所 (フランス)
シヴォー原子力発電所の位置(ポワトゥー=シャラント地域圏内)
シヴォー原子力発電所
シヴォー原子力発電所 (ポワトゥー=シャラント地域圏)
種類 原子力発電所
電気事業者 フランス電力
所在地 フランスの旗 フランス
ヴィエンヌ県シヴォー
北緯46度27分24秒 東経0度39分10秒 / 北緯46.45667度 東経0.65278度 / 46.45667; 0.65278座標: 北緯46度27分24秒 東経0度39分10秒 / 北緯46.45667度 東経0.65278度 / 46.45667; 0.65278
1号機
出力 149.5万 kW
着工日 1988年
営業運転開始日 2002年
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シヴォー原子力発電所(シヴォーげんしりょくはつでんしょ、フランス語Centrale nucléaire de Civaux)は、フランス共和国ヴィエンヌ県シヴォーfr:Civaux)に所在する原子力発電所。施設はヴィエンヌ川の西岸にあり、ポワチエから東南へ25kmリモージュから北西へ80kmに位置している。

概要

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本発電所の原子炉2基は欧州型加圧水炉の原型として位置付けられる「N4ステージ」とされた。当初は平均出力が1450MWであったが、2003年に1495MWへアップグレードされた。シヴォー原子力発電所の冷却塔は高さ180mでフランス一の高さを誇る。

1980年にシヴォーに原子力発電所の建設が決定され、翌1981年には地域情報委員会が発足した。1987年に建設許可を取得し、1988年に着工、1997年に試運転を開始し送電網に送電を始める。

1998年5月12日、内部リークにより原子炉冷却系統に接続している配管から水漏れが発生し1時間あたり30立方メートルの水が流出していた。この事故は国際原子力事象評価尺度レベル2に分類された[1]。事故後、10ヶ月以上経過して再稼働する[2]

2004年時点では692人が働いており、この内12.9%が女性であった。2005年、最初期に使い果たした使用済燃料をラ・アーグ再処理工場に移送している。

2010年1月10日には地下水検査の際にトリチウムが検出され、100ベクレル/リットルより大きい値である540ベクレル/リットルの異常値が出た。欠陥のある弁と遮断保留水溜に問題があった[3]

原子炉の特性

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各原子炉の特性は以下のとおり[4]

原子炉名 格納容器形式
(原子炉形式)
容量(MW) 運用者 建造者 建設開始 送電網接続運転開始 営業運転開始 原子炉の運転終了
炉心熱出力(MWt) 定格出力(MWe) 平均出力(MWe)
CIVAUX-1 N4 REP 1450
(PWR)
4270 1561 1495 フランス電力 フラマトム 1988年10月15日 1987年12月24日 2002年1月29日
CIVAUX-2 N4 REP 1450
(PWR)
4270 1561 1495 フランス電力 フラマトム 1991年4月1日 1999年12月24日 2002年4月23日

脚注

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関連項目

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外部リンク

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