シロマダラ
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シロマダラ | |||||||||||||||||||||||||||
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シロマダラ Lycodon orientalis
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Lycodon orientalis (Hilgendorf, 1880)[2] | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Dinodon orientale | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
シロマダラ[2] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Oriental Odd-tooth Snake[1] |
シロマダラ(Lycodon orientalis)は、有鱗目ナミヘビ科オオカミヘビ属に分類されるヘビ。
分布
[編集]日本(北海道、本州、四国、九州、伊豆大島、奥尻島、屋久島など[3]) 固有種[4]
形態
[編集]全長30-70センチメートル[4]。胴体の斜めに列になった背面の鱗の数(体鱗列数)は17[4][5]。頭部の体色は黒褐色[3]。体色は淡褐色で、黒褐色の横縞が入る[3]。
幼蛇は斑紋がより明瞭で、後頭部に明色部がある[3]。
生態
[編集]低山地の森林に生息する[4]。地表棲だが、物に登ることもある[3]。夜行性[3][4]。無毒で、外敵に襲われると毒ヘビに擬態して威嚇するか、擬死行動を行う[3]。
繁殖形態は卵生。夏季に1回に1-9個の卵を産む[3]。
夜行性かつ個体数が減っているため、目撃例は非常に少なく、一部地域では「幻のヘビ」と呼ばれることもある[6]。
出典
[編集]- ^ a b c Kidera, N. & Ota, H. 2017. Lycodon orientalis. The IUCN Red List of Threatened Species 2017: e.T48889843A48889862. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2017-3.RLTS.T48889843A48889862.en. Accessed on 13 December 2024.
- ^ a b 日本爬虫両棲類学会 (2024) 日本産爬虫両生類標準和名リスト(2024年3月11日版). https://herpetology.jp/wamei/ (2024年12月13日アクセス).
- ^ a b c d e f g h 池田純「シロマダラ」『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』千石正一監修 長坂拓也編、ピーシーズ、2002年、324頁。
- ^ a b c d e f 松井孝爾 「シロマダラ」『動物大百科12 両生・爬虫類』深田祝監修 T.R.ハリディ、K.アドラー編、平凡社、1986年、163頁。
- ^ a b 徳田龍弘『北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑』北海道新聞社、2011年3月31日。ISBN 978-4-89453-592-3。
- ^ マムシかと思ったら…ヒノキの皮の下から準絶滅危惧種「幻のヘビ」発見 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン