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ホリデーライナーかなざわ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホリデーライナーかなざわ
快速「ホリデーライナーかなざわ」で運用される471系 (2007年10月21日)
快速「ホリデーライナーかなざわ」で運用される471系
2007年10月21日
概要
日本の旗 日本
種類 快速列車
現況 運行終了
地域 石川県・富山県
運行開始 2007年3月18日[1]
運行終了 2015年3月8日
運営者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線
起点 富山駅
終点 金沢駅
使用路線 北陸本線
技術
車両 471・475・457系電車
(金沢総合車両所
軌間 1,067 mm
電化 交流20,000V 60Hz
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ホリデーライナーかなざわは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が北陸本線富山駅 - 金沢駅(現:あいの風とやま鉄道線IRいしかわ鉄道線)間で運行した快速列車である。

概要

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2006年平成18年)11月2日に金沢駅前に開業した商業施設「金沢フォーラス」への買い物客の利用を見込み、翌2007年(平成19年)3月18日のダイヤ改正で、土曜日・休日の午前中に富山発金沢行の快速列車(臨時列車扱い)が上りのみ2本新設された[1]。この列車は時刻表上は愛称なしであったものの「ショッピングトレイン」と銘打たれ、専用のヘッドマークも掲示された[1]

その後、列車名は同年5月26日に金沢駅構内に金沢百番街「くつろぎ館」がオープンしたのに合わせ「ホリデーライナーかなざわ」に変更し、ヘッドマークも新規のものが掲示された[1]

しかし、2010年(平成22年)3月20日には、運行は上り1本に減便され、2015年(平成27年)3月14日には、北陸新幹線金沢開業に伴い、運行区間の北陸本線はあいの風とやま鉄道IRいしかわ鉄道に移管されたため、改正前最後の土休日となった同年3月8日をもって運行終了となった。

運行概況

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廃止直前の2014年10月18日時点では、土曜日・休日に富山駅 → 金沢駅間で1本が設定されていた。

停車駅は、富山駅小杉駅高岡駅福岡駅石動駅津幡駅金沢駅であった。

その後

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移管に際しては、本列車の直接の代替となる列車は設定されなかった。

あいの風とやま鉄道およびIRいしかわ鉄道では移管後から金沢 - 富山・泊駅間で「あいの風ライナー」を運転しているが、「ホリデーライナーかなざわ」と異なり、同区間で移管以前に運転されていた特急「おはようエクスプレス」の移管区間における代替という性格が強く、平日のみ運転の座席指定制列車となっており、停車駅も異なる。

また、IRいしかわ鉄道では2017年3月4日から土休日の午前中に「IRホリデー号」の名称の普通列車を津幡駅 - 金沢駅間で運転していたが[2]、2019年(平成31年)3月16日ダイヤ改正により廃止が決定。最後の土休日となる同10日に運行終了となった。ダイヤ改正以降は「IRおでかけ号」の名称で、臨時列車として多客期に運転される[3]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e 山本宏之「北陸本線地域輸送の国鉄形電車」『鉄道ピクトリアル』第59巻第8号(通巻821号)、鉄道図書刊行会、2009年8月1日、pp.59-65、ISSN 0040-4047 
  2. ^ 平成29年春ダイヤ改正について” (PDF). IRいしかわ鉄道 (2016年12月16日). 2017年4月5日閲覧。
  3. ^ 【上り】IRいしかわ鉄道 列車時刻表”. IRいしかわ鉄道. 2019年3月13日閲覧。

関連項目

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