シャーロットタウン
シャーロットタウン市 City of Charlottetown | |||||
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愛称 : Cunabula Foederis (連邦の故郷) | |||||
位置 | |||||
位置 | |||||
座標 : 北緯46度14分25秒 西経63度08分05秒 / 北緯46.24028度 西経63.13472度 | |||||
歴史 | |||||
創立 | 1764年 | ||||
市制施行 | 1885年4月17日 | ||||
行政 | |||||
国 | カナダ | ||||
州 | プリンスエドワードアイランド州 | ||||
市 | シャーロットタウン市 | ||||
地理 | |||||
面積 | |||||
市域 | 44.27[1] km2 | ||||
都市圏 | 1,112.43[2] km2 | ||||
標高 | 49 m | ||||
人口 | |||||
人口 | (2021年現在) | ||||
市域 | 38,809[1]人 | ||||
人口密度 | 876.6人/km2 | ||||
都市圏 | 78,858[2]人 | ||||
都市圏人口密度 | 70.9人/km2 | ||||
その他 | |||||
等時帯 | 大西洋標準時(AST)、UTC-4 大西洋夏時間(ADT)、UTC-3 | ||||
市外局番 | 1-902 | ||||
公式ウェブサイト : www |
シャーロットタウン(英語: Charlottetown)は、カナダのプリンスエドワードアイランド州の州都である。人口は38,809人、都市圏人口は78,858人(2021年統計)[1][2]。
概要
[編集]プリンスエドワード島内の半分以上の人々がこのシャーロットタウン都市圏に住んでいる。
地名の由来
[編集]イギリス国王ジョージ3世の王妃シャーロットにちなんで名付けられた。
地理
[編集]気候
[編集]亜寒帯湿潤気候または湿潤大陸性気候(Dfb)である。セントローレンス湾の海洋の影響で冬の寒さは大陸よりは温和であるものの、冬季の降雪量も多く厳しい寒さとなる。
シャーロットタウン(シャーロットタウン空港)(1981−2010年平均)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −3.4 (25.9) |
−2.9 (26.8) |
0.9 (33.6) |
7.2 (45) |
14.3 (57.7) |
19.4 (66.9) |
23.3 (73.9) |
22.8 (73) |
18.6 (65.5) |
12.3 (54.1) |
6.3 (43.3) |
0.5 (32.9) |
9.9 (49.8) |
日平均気温 °C (°F) | −7.7 (18.1) |
−7.3 (18.9) |
−3.1 (26.4) |
3.1 (37.6) |
9.2 (48.6) |
14.5 (58.1) |
18.7 (65.7) |
18.3 (64.9) |
14.1 (57.4) |
8.3 (46.9) |
2.9 (37.2) |
−3.3 (26.1) |
5.7 (42.3) |
平均最低気温 °C (°F) | −12.1 (10.2) |
−11.7 (10.9) |
−7.0 (19.4) |
−1.2 (29.8) |
4.1 (39.4) |
9.6 (49.3) |
14.1 (57.4) |
13.7 (56.7) |
9.6 (49.3) |
4.4 (39.9) |
−0.5 (31.1) |
−7.0 (19.4) |
1.3 (34.3) |
最低気温記録 °C (°F) | −30.5 (−22.9) |
−29.8 (−21.6) |
−23.9 (−11) |
−13.6 (7.5) |
−6.7 (19.9) |
−1.1 (30) |
3.3 (37.9) |
2.0 (35.6) |
−0.6 (30.9) |
−6.7 (19.9) |
−15.0 (5) |
−28.1 (−18.6) |
−30.5 (−22.9) |
降水量 mm (inch) | 101.0 (3.976) |
83.2 (3.276) |
86.3 (3.398) |
83.7 (3.295) |
91.0 (3.583) |
98.8 (3.89) |
79.9 (3.146) |
95.7 (3.768) |
95.9 (3.776) |
112.2 (4.417) |
112.5 (4.429) |
118.1 (4.65) |
1,158.2 (45.598) |
降雪量 cm (inch) | 73.3 (28.86) |
58.3 (22.95) |
44.1 (17.36) |
24.4 (9.61) |
3.7 (1.46) |
0.0 (0) |
0.0 (0) |
0.0 (0) |
0.0 (0) |
1.7 (0.67) |
19.2 (7.56) |
65.6 (25.83) |
290.4 (114.33) |
平均降雨日数 (≥0.2 mm) | 6.3 | 5.0 | 7.5 | 11.6 | 13.8 | 13.2 | 12.6 | 11.7 | 12.8 | 14.6 | 13.0 | 8.6 | 130.8 |
平均降雪日数 (≥0.2 cm) | 17.3 | 13.7 | 12.2 | 6.4 | 0.93 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.03 | 1.0 | 6.4 | 15.3 | 73.2 |
平均月間日照時間 | 108.9 | 109.1 | 141.3 | 148.2 | 197.1 | 219.8 | 253.6 | 219.0 | 181.0 | 123.9 | 62.9 | 75.8 | 1,840.5 |
出典:[3] |
歴史
[編集]ルイブール要塞から来たフランス人兵士が1720年に現在のシャーロットタウンの対岸にある湾の南西に入植したのが町の始まりである。その後、ルイスバーグからアカディア人を運ぶ港となったが、ジョージ王戦争でイギリスに占領される。フランスは奪還に成功するも、フレンチ・インディアン戦争で英国艦隊が島とその周辺の海域を制圧しアカディア人を追放、湾の防衛を固めるため新たに要塞を築いた。
1764年、クイーンズ郡の政庁が置かれ1768年から街路や広場など町の建設が始まった。アメリカ独立戦争が始まるとマサチューセッツから来た私掠船の攻撃を受け町は荒廃した。1798年、セント・ジョン島と呼ばれていた島は北アメリカの総指揮官であったケント公エドワードにちなんでプリンスエドワード島と改名された。1805年、駐留していた軍が海岸線の西に港を守る要塞を建設した。1843年から4年間を費やして新しい政庁舎が建設された。これは今日でも州議事堂として使われている。カナダで2番目に古い議事堂である。1855年には市となる。当時の人口は6500人であった。
1864年、政庁舎を舞台にシャーロットタウン会議が行われた。1873年、プリンスエドワード島はカナダ連邦に加盟した。19世紀になるとシャーロットタウンは漁業だけでなく、造船、木材業で栄えた。19世紀後半には造船業は衰退に向うが、サマーサイドとの間にプリンスエドワードアイランド鉄道も開通し島内の経済の中心として発展していった。
対外関係
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]交通
[編集]空港
[編集]シャーロットタウン空港(Charlottetown Airport、IATA空港コード: YYG、ICAO空港コード: CYYG)
市内交通
[編集]シャーロットタウン・トランジット(Charlottetown Transit)
観光
[編集]シャーロットタウンはカナダ国内の大西洋沿岸から中央部ほか、アメリカの北東部から多くの観光客を惹きつける東部カナダの人気観光地の1つ。
- プロビンス・ハウス(Province House)
- ファウンダーズ・ホール(Founders Hall)
- コンフェデレーション・センター(Confederation Centre)
- 赤毛のアン (ミュージカル) - コンフェデレーション・センターで行われている。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “Profile table, Census Profile, 2021 Census of Population - Charlottetown, City (CY) [Census subdivision], Prince Edward Island”. Statistics Canada (2023年11月15日). 2024年12月14日閲覧。
- ^ a b c “Profile table, Census Profile, 2021 Census of Population - Charlottetown [Census agglomeration], Prince Edward Island”. Statistics Canada (2023年11月15日). 2024年12月14日閲覧。
- ^ “1981 to 2010 Canadian Climate Normals station data CHARLOTTETOWN A” (英語). Environment and Climate Change Canada. 2014年8月10日閲覧。
- ^ 芦別市. “赤毛のアンに託したマチ再生” (pdf). 北海道国際交流・協力総合センター. 2020年4月6日閲覧。