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シボリカタバミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シボリカタバミ
シボリカタバミの花
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : 真正バラ類I eurosids I
: カタバミ目 Oxalidales
: カタバミ科 Oxalidaceae
: カタバミ属 Oxalis
: シボリカタバミ
O. versicolor
学名
Oxalis versicolor L.[1]
和名
シボリカタバミ[1]
(絞り片喰・絞り酢漿草)
英名
candycane oxalis
barber's pole oxalis[2]

シボリカタバミ(絞り片喰・絞り酢漿草、学名:Oxalis versicolor)は、カタバミ科カタバミ属多年草南アフリカ原産[3]園芸用に栽培される冬咲きのカタバミの一種で、クリスマスキャンディケイン理容所の看板のサインポールなどに喩えられる紅白の特徴的な花を咲かせる[2]

特徴

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形態

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南アフリカ共和国ケープ地方原産の球根性多年草[3]鱗茎は黒色で径1.5cmほどの球形。高さは15~25cmほどになり、上部に三出複葉を多数つけ、3小葉はそれぞれ長さ1.5cmほどの線形である[3][4]。花径は2cmほどで花弁は5枚、根本は組み合わさって花冠筒を形成し、花冠筒の内側は黄色くなる[3][4]日照に合わせて花が開閉し、晴天では大きく開き、曇天では閉じる[4]。白い花弁の裏面に赤~濃桃色の縁取り(覆輪)が入るのが特徴で、花が閉じた状態では紅白縞模様を形成する[2]

栽培

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特徴的な見た目の花はキャンディケイン理容所の看板などに喩えられ、園芸植物として用いられる[2][5]。球根の植え付けは8~9月、花期は11~3月[4][6]植えにして花期はよく日に当てて管理し、休眠に入る夏季は水を切って日陰に取り込むとよい[4][7]

脚注

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  1. ^ a b Oxalis versicolor L. シボリカタバミ”. 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList) (2014年4月22日). 2019年6月13日閲覧。
  2. ^ a b c d フローラ、966頁。
  3. ^ a b c d 園芸植物大事典1、399頁。
  4. ^ a b c d e NHK趣味の園芸ガーデニング21、62頁。
  5. ^ オキザリスとは - 育て方図鑑”. みんなの趣味の園芸(NHK出版). 2019年6月13日閲覧。
  6. ^ オキザリス・バーシーカラー”. タキイ種苗. 2019年6月13日閲覧。
  7. ^ 京都府立植物園 見ごろの植物情報”. 京都府 (2010年2月26日). 2019年6月13日閲覧。

参考文献

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  • 青葉高他塚本洋太郎(総監修)『園芸植物大事典 1』小学館、1988年。ISBN 4-09-305101-1 
  • トニー・ロード他(著)、井口智子(責任翻訳)『フローラ』産調出版、2005年。ISBN 4-88282-405-1 
  • 『簡単・毎年咲く! 小さな球根を植えよう』(NHK趣味の園芸ガーデニング21)日本放送出版協会、2003年。ISBN 4-14-928113-0 
  • 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)