ザイモモナス属
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ザイモモナス属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Zymomonas Kluyver & van Niel 1936 | ||||||||||||||||||
下位分類(種) | ||||||||||||||||||
他 |
ザイモモナス属は運動性のないグラム陰性の非芽胞形成通性嫌気性桿菌で、スフィンゴモナス科に属する。基準種はザイモモナス・モビリス。
かつてはシュードモナス属に分類されていたが、細胞膜にスフィンゴ脂質が含まれる等の特長によりスフィンゴモナス属などとともに分けられた。ショ糖、ブドウ糖、果糖を利用してアルコール発酵を行い、かつアルコール存在下でもある程度生育可能で生育可能であることからプルケの醸造に用いられていることで知られる。また遺伝子を組み替えてアルコール生産に用いるための研究が行われている。
参考文献
[編集]- Michael T. Madiganほか著、室伏きみ子、関啓子監訳『Brock微生物学』オーム社、2003年4月。ISBN 9784274024887。 NCID BA61734511。
- 発酵研究所監修、大嶋泰治ほか編『IFO微生物学概論』培風館、2010年12月。ISBN 9784563078119。 NCID BB04312618。