デイビッド・アッテンボロー
Sir デイビッド・アッテンボロー David Attenborough | |
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デイビッド・アッテンボロー(2015) | |
生誕 |
David Frederick Attenborough 1926年5月8日(98歳) イギリス ロンドン・ハウンズロー区 |
職業 |
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活動期間 | 1951年 - 現在 |
肩書き |
Controller of BBC2 (1965–1969) President of the Royal Society for Nature Conservation (1991–1996) |
配偶者 |
Jane Ebsworth Oriel (結婚 1950年、死別 1997年) |
子供 | 2 |
親 |
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親戚 |
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受賞 |
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署名 | |
サー・デイビッド・アッテンボロー(Sir David Attenborough. [ˈætənbərə]、 OM, CH, CVO, CBE, FRS、1926年5月8日 - )は、イギリスの動物学者、植物学者、プロデューサー、作家、ナレーター。デイヴィッド・アッテンバラなどの表記もある。ロンドン出身。兄は映画監督のリチャード・アッテンボロー。
略歴
[編集]父が学長を務めていたレスター大学のカレッジハウスで、3人兄弟(兄:リチャード、弟:ジョン(アルファロメオ幹部))の2番目として育つ。第二次世界大戦中、両親はユダヤ難民の少女をヨーロッパから養子として受け入れる。
レスターのWyggeston Grammar School for Boysを卒業後、ケンブリッジ大学のクレア・カレッジで奨学生として、自然科学(動物学)の学位を取得。
1950年、ジェイン・エリザベス・エブスワース・オリエル(Jane Elizabeth Ebsworth Oriel)と結婚する。結婚生活は、彼女が亡くなる1997年まで続いた。ジェインとの間に2子(ロバート、スーザン)がいる。
ロンドン大学出版会の科学編集助手を経て、1952年にプロデューサーとして英国BBCに入社する。1960年代前半にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院に進学したためにBBCを離れるが、修士号取得後BBCに復職し、1965年にはBBC第2チャンネル局長に任命される。
世界各地で野生生物、民俗学関係のドキュメンタリー製作を手がける。1972年からフリーとなり、BBCの自然班とともに動物や植物、昆虫や無脊椎動物などのドキュメンタリー製作を続けている。
栄誉・受賞
[編集]1981年ユネスコから科学普及の功績に対してカリンガ賞を受賞。1983年王立協会フェロー選出。1985年に叙勲。同年、王立地理学会から金メダル(創立者メダル)を授与された[2]。1990年にベンジャミン・フランクリン・メダル、2000年にコスモス国際賞受賞。
2008年、オーストラリアで化石が発見された「世界最古の胎生生物」である古代魚類が、彼にちなんでMaterpiscis attenboroughi (マテルピスキス・アッテンボローイ)と名付けられた[3]。
2009年、フィリピン・パラワン州のビクトリア山で発見された、げっ歯類をも捕らえるほど巨大な新種のウツボカズラが、彼にちなんで「ネペンテス・アッテンボロギ」と名付けられた[4]。
2016年、英国・自然環境研究会議(NERC)の新しい極地調査船が彼にちなんでRoyal Research Ship (RRS) Sir David Attenborough と命名されることになった。公募に基づく命名であり、「RRS David Attenborough」は人気4位の名称だった[5]。
映像作品
[編集]映画
[編集]年 | 題名 | 役割 | 備考 |
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2008 | アース Earth |
脚本 | ドキュメンタリー映画 |
2011 | フローズンプラネット:薄氷の世界 Frozen Planet: On Thin Ice |
出演 | 短編映画 |
2015 | アッテンボロー 極楽鳥の世界 Attenborough's Paradise Birds |
監督 | ドキュメンタリー映画 |
2016 | プラスチックの海 A Plastic Ocean |
出演 | |
2019 | 私たちの地球 - メイキング Our Planet: Behind the Scenes | ||
2020 | デヴィッド・アッテンボロー:地球に暮らす生命 David Attenborough A Life on Our Planet | ||
2021 | その年、地球が変わった The Year Earth Changed |
ナレーション | |
地球の限界:"私たちの地球"の科学 Breaking Boundaries: The Science of Our Planet |
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2024 | オランウータンの知られざる暮らし Secret Lives of Orangutans |
出演 |
テレビシリーズ
[編集]年 | 題名 | 役割 | 備考 |
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2021 | デヴィッド・アッテンボロー: 生命の彩り Life in Color with David Attenborough |
出演 | Netflixリミテッドシリーズ |
2023 | OUR PLANET 私たちの地球 Our Plane II |
Netflixシリーズ | |
2024 | デヴィッド・アッテンボロー:知られざる"音"の世界 Secret World of Sound with David Attenborough |
邦訳された著作
[編集]- 生きものたちの地球 天野隆司, 野中浩一翻訳 日本放送出版協会 (翻訳) 1985/9
- 地球の生きものたち 日高敏隆訳 早川書房 1997/12
- 図説 地中海物語―楽園の誕生 橋爪 若子(翻訳) 東洋書林 1997/12
- 植物の私生活 山と渓谷社 1998/3/1
- 鳥たちの私生活 浜口哲一, 高橋満彦 (翻訳) 山と渓谷社 2000/7/1
- すごい博物画 歴史を作った大航海時代のアーティストたち 笹山裕子 (翻訳) グラフィック社 2017/9/8
- 地球の生きものたち〔決定版〕 日高敏隆 (翻訳), 今泉吉晴 (翻訳), 羽田節子 (翻訳), 樋口広芳 (翻訳) 早川書房 2019/9/19
- アッテンボロー 生命・地球・未来―私の目撃証言と持続可能な世界へのヴィジョン 黒輪篤嗣 (翻訳) 東洋経済新報社 2022/12/9
脚注
[編集]- ^ “Ethiopia's Prof. Sebsebe Demissew awarded prestigious Kew International Medal”. Kew.org. 17 May 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。16 May 2018閲覧。
- ^ “Medals and Awards, Gold Medal Recipients” (PDF). Royal Geographical Society. 2014年4月2日閲覧。
- ^ 胎生の起源、へその緒を持つ魚の化石を発見
- ^ Giant rat-eating nepenthes plant named after David Attenborough
- ^ “£200m polar research ship named in honour of Sir David Attenborough”. Natural Environment Research Council (2016年5月6日). 2016年5月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 20世紀イングランドの植物学者
- 21世紀イングランドの植物学者
- 20世紀イギリスの動物学者
- 21世紀イギリスの動物学者
- 20世紀イングランドの博物学者
- 21世紀イングランドの博物学者
- イングランドの自伝作家
- 自然保護活動家
- 金メダル (王立地理学会) 受賞者
- アストゥリアス皇太子賞受賞者
- コスモス国際賞受賞者
- 創造論への批判者
- メリット勲章
- ロイヤル・ヴィクトリア勲章
- 大英帝国勲章受章者
- 聖マイケル・聖ジョージ勲章
- コンパニオン・オブ・オナー勲章
- 王立協会旧規定12フェロー
- ロンドン・リンネ協会フェロー
- ロンドン考古協会フェロー
- オーストラリア科学院フェロー
- アメリカ芸術科学アカデミー会員
- BBCの人物
- アースショット賞評議会
- イングランドの不可知論者
- ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス出身の人物
- ケンブリッジ大学クレア・カレッジ出身の人物
- ハウンズロー区出身の人物
- 1926年生
- 存命人物