サロメ
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サロメ(英・独:Salome, 仏:Saloméなど)は、ヘブライ語シャローム(Shalom, 「平和」)に起源する女性の名前。
キリスト教(カトリック教会)では、この名を持つ聖人サロメがおり、その聖名祝日は10月22日である。
人物
[編集]実在の人物
[編集]- サロメ・アレクサンドラ - 紀元前1世紀のユダヤの女王
- サロメ (ヘロディアの娘) - 多くの同名の芸術作品の元となった人物
- サロメ (アンティパトロスの娘) - ヘロデ大王の姉妹でユダヤのテトラルキア
- サロメ (イエスの弟子)
- 名
- サロメ・ズラビシュヴィリ - ジョージアの大統領
- 姓
- ジャック・サロメ - フランスの社会心理学者、著述家
- ジャン=ポール・サロメ - フランスの映画監督
- ルー・アンドレアス・ザロメ(ルー・サロメ) - ロシア生まれの女流作家、思想家
架空のキャラクター
[編集]- サロメ星人 - 特撮テレビドラマ『ウルトラセブン』などに登場する宇宙人。
- サロメ - 特撮テレビドラマ『バトルフィーバーJ』に登場する敵組織・エゴスの女幹部。
- サロメ・ハラス - コンピュータRPG『幻想水滸伝III』に登場する男性。
- サロメ - 漫画・アニメ『ONE PIECE』に登場する、ドクロを被った大蛇。
- サロメ - 漫画『炎の剣』に登場する踊り子の女性。
- サロメ - 漫画『ピグマリオ』に登場する女妖魔。
- 壱百満天原サロメ - にじさんじ所属のバーチャルYouTuber。
芸術作品
[編集]その大半がヘロディアの娘サロメを題材としているか、それに関連したものである。サロメ (ヘロディアの娘)#芸術作品の素材としてのサロメも参照。
舞台芸術
[編集]- サロメ (戯曲) - オスカー・ワイルド作の戯曲
- サロメ (オペラ) - リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ(楽劇)
- サロメ (マリオトのオペラ) - フランスの作曲家アントワーヌ・マリオト作曲のオペラ(1908年)
- サロメ (バレエ音楽) - 伊福部昭作曲のバレエ音楽
- サロメの悲劇 - フローラン・シュミット作曲のバレエ音楽
- サロメ (ロックオペラ) - つかこうへい構成・演出のロックオペラ
- サロメ – 五つの劇 - ニック・ケイヴ作の戯曲
- エロディアード - ジュール・マスネのオペラで、『サロメ』と呼ばれることがある。
映画
[編集]- サロメ (1910年の映画)
- サロメ (1918年の映画)
- サロメ (1923年の映画) - チャールズ・ブライアント監督のアメリカ映画
- 情炎の女サロメ - 1953年のアメリカ映画。リタ・ヘイワース主演
- サロメ (2002年の映画) - カルロス・サウラ監督のスペイン映画
- サロメの妹 (英: A Sister to Salome) - アメリカのサイレント映画(1920年)。日本での公開時の題名は『廻る因果』。
- サロメの心 (映画) - 同名の小説をもとにしたアメリカのサイレント映画(1927年)
- サロメの季節 - クリストファー・フランク監督による映画(1984年)
- 猟色サロメの唇 - にっかつロマンポルノ作品(1984年)
- サロメ (ケン・ラッセル作品) - ケン・ラッセル監督による映画 Salome's Last Dance (1988年)の邦題
絵画
[編集]- サロメ (ティツィアーノ)
- サロメ (ティツィアーノ、プラド美術館)
- サロメ (挿絵) - オスカー・ワイルドの戯曲の英訳本に添えられたオーブリー・ビアズリーの一連の絵
- ヘロデ王の前で踊るサロメ - ギュスターヴ・モローの絵
ポピュラー音楽
[編集]- サロメ - エニド (The Enid) の楽曲およびアルバムタイトル(1988年)
- サロメ - U2の作品(歌)(1990年)
- サロメ - カーレル・クリールの作品(歌)
- サロメ - フランスのロックグループルイーズ・アタック(1994年結成)の作品(歌)
小説
[編集]- サロメの心 (小説) - アメリカの作家アレン・レイモンドの作品
- サロメ (小説) - フランソワ・ワイヤーガンの作品(1968年)
- サロメ: 我が愛のはじめの2000年 - 小説 (1953年)
その他
[編集]- サロメ (テレビ番組) - メキシコのテレビドラマ。
- 低地のサロメ - アニメーション作品(2006年)