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サロメ (イエスの弟子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
復活イコン正教会キジ島18世紀)。二人のマリアとサロメがに香料を携えて来たところを描いている。この女達は正教会では「携香女(けいこうじょ)」と呼ばれる。

サロメヘブライ語Shalom, 平和の意)は、新約聖書マルコによる福音書』<15章40節>、<16章1節>に登場し、マグダラのマリアらと共にイエスの磔刑を見守り、安息日が明けた日の早朝、そのを訪ねた女性たちの一人[1]

新約聖書外典、たとえばナグ・ハマディ写本の中から発見された『トマスによる福音書』などにもサロメは登場し、イエスと親密に対話する「弟子」として登場する。これはマグダラのマリアとともに、イエス宣教集団内の女性たちの役割を再評価するきっかけともなっている。

脚注

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  1. ^ 『レクラム版 聖書人名小事典』p.130

参考文献

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  • ハンス・シュモルト 著、高島市子 訳 『レクラム版 聖書人名小事典』 創元社、2014年9月20日初版。

関連項目

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