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サラール語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サラール語
撒拉語
Salırça
話される国 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
地域 青海省甘粛省
民族 サラール族
話者数 7万人
言語系統
表記体系 アラビア文字(小児経)
ラテン文字
言語コード
ISO 639-3 slr
消滅危険度評価
Vulnerable (Moseley 2010)
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サラール語(サラールご)あるいはサラ語(サラご、撒拉語;Salar language)は、中華人民共和国青海省甘粛省などで話されているテュルク諸語の言語。少数民族サラール族(人口約10万人)のうちの約7万人が話している。

概説

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トルコ語トルクメン語などとともにオグズ語群(南西語群)に含まれ、地理的にはるか隔たったトルコ語との間でも相互理解がある程度可能である。サラール族の先祖は14世紀に西のサマルカンド方面から移住してきたとされている。

サラール語は2つの方言に分かれ、それらは各々チベット語中国語ウイグル語カザフ語の影響を受けている。文字表記は、アラビア文字を用いていたが[1]、2008年7月からは中国政府の制定したラテン文字表記も並立して存在している。現在は上記の他言語を使う人も多い。

言語名別称

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  • サラ語
  • 撒拉語
  • サラル語
  • Salar

方言

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  • Jiezi (slr-jie)
  • Mengda (slr-men)

脚注

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  1. ^ 『周辺アラビア文字文化の世界-規範と拡張』2004.3、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所発行

関連項目

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外部リンク

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