サブナック
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サブナック(Sabnac、Sabnachまたは、Sabnack)は悪魔学における悪魔の一人。
概要
[編集]サブナッケ(Sabnacke)[1]、サブノック(Sabnock)[2]、サヴノック(Savnok)[2]、サブラック(Saburac)[3]もしくは、サルマク(Salmac)[4]とも呼ばれる。 『ゴエティア』によると、地獄の50の軍団を率いる序列43番[5]の偉大にして強大なる侯爵。
青ざめた馬にまたがり、ライオンの頭を持つ武装した兵士の姿で現れる。高層建築や城郭、市街を建造しそれらを武具で満たすことができる。また、何日も治らず[6]、腐り蛆がわく傷をもたらすこともできる。召喚者の求めに応じて優れた使い魔を与えてもくれる。人を変身させる力を持つとも言われている[4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- コラン・ド・プランシー著、床鍋剛彦訳『地獄の辞典』講談社、1990年 ISBN 4-06-201297-9
- Arthur Edward Waite, The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904), p.36 The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Johann Weyer, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ラテン語および英文)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(英文)