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サニー・エドワーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サニー・エドワーズ
基本情報
本名 サニー・エドワーズ
通称 Showtime(ショウタイム)
階級 フライ級
身長 160cm
国籍 イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1996-01-01) 1996年1月1日(28歳)
出身地 サットン
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 22
勝ち 21
KO勝ち 4
敗け 1
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サニー・エドワーズSunny Edwards1996年1月1日 - )は、イギリスプロボクサーサットン出身。元IBF世界フライ級王者。

兄は元WBC世界フライ級王者のチャーリー・エドワーズ

来歴

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2016年1月26日、プロデビュー前にフランク・ウォーレンのクィーンズ・ベリー・プロモーションズと契約した[1]

2016年9月24日、スペインエステポナでプロデビュー[2]

2017年11月27日、ロンドンのグランジ・セント・パウルス・ホテルでロス・マーレイとWBOヨーロッパスーパーフライ級王座決定戦を行い4回2分59秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[3]

2018年10月6日、ロンドンのヨーク・ホールでライアン・ファラングと対戦し、10回3-0(2者が100-90、99-91)の判定勝ちを収めWBOヨーロッパ王座の初防衛に成功した[4]

2018年12月15日、ブレントウッドのブレントウッド・センターでジュニア・グラナドスとWBOインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦を行い、10回3-0(99-91、97-92、98-91)の判定勝ちを収め王座を獲得した[5]

2019年4月27日、ロンドンのウェンブリー・アリーナでペドロ・マトスと対戦し、8回23秒TKO勝ちを収めWBOヨーロッパ王座の2度目の防衛に成功した[6]

2019年7月13日、O2アリーナでヒラム・ゲラルドとIBFインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦を行い10回3-0(3者共99-90)の判定勝ちを収め王座を獲得した[7]

2019年9月14日、ヨーク・ホールでロセンド・ウーゴ・グアネロスとIBFインターナショナル及びWBOインターコンチネンタルフライ級王座決定戦を行い10回3-0(100-90、2者が99-91)の判定勝ちを収め両王座を獲得した[8]

2019年12月21日、ロンドンのカッパー・ボックスでマルセル・ブライスワイトとBBBofC英国スーパーフライ級王座決定戦を行い12回3-0(118-109、2者が117-110)の判定勝ちを収め王座を獲得した[9]

2020年8月29日、ロンドンのBTスポーツのスタジオでトーマス・エソンバと対戦し、12回3-0(116-112、117-112、117-111)の判定勝ちを収めIBFインターナショナル王座の初防衛に成功した[10]

2021年4月30日、ロンドンのカッパー・ボックスでIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネと対戦し、12回3-0(120-108、118-111、115-113)の判定勝ちを収め王座を獲得した[11][12]

2021年12月11日、ドバイコカ・コーラ・アリーナでIBF世界フライ級3位ジェイソン・ママと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2022年2月、プロベラムと契約した[13]

2022年3月19日、ドバイのデューティー・フリー・テニス・スタジアム英語版でIBF世界フライ級3位のモハマド・ワシームと対戦し、12回3-0(116-110、115-111×2)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[14]

2022年9月8日、前IBF世界ライトフライ級王者フェリックス・アルバラードとの防衛戦がIBFより指令された。当初エドワーズ陣営は10月22日にWBC世界フライ級王者フリオ・セサール・マルティネス陣営と王座統一戦を行うことで大筋合意していたはずだったが、結局マルティネスをプロモートするマッチルーム・スポーツ・USAから契約書が送られてくることはなかった[15]。マルティネスとの統一戦がIBFが指名試合の代わりに認めていた唯一の試合であったため、アルバラード戦の指令は9月7日の最終期限までにマルティネス戦実現の証拠契約書が提出されなかったことに基づいてのものであった[16]

2022年11月11日、シェフィールドのユーティリティ・アリーナでフェリックス・アルバラードと対戦し、12回3-0(116-112、115-113×2)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[17]

2023年3月31日、プロベラムを離れエディー・ハーンマッチルーム・ボクシングと契約した[18]

2023年12月16日、アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナにてWBO世界フライ級王者のジェシー・ロドリゲスと王座統一戦を行い、9回終盤にロドリゲスのボディジャブからの左ストレートによるカウンターでダウンを奪われ、9回終了のゴングが鳴らされた後にエドワーズが棄権したことでTKO負けを喫し、プロ初黒星と共に王座防衛と王座統一に失敗、IBF王座から陥落した[19]

2024年6月29日、アリゾナ州フェニックスフットプリント・センターにてファン・フランシスコ・エストラーダ対ジェシー・ロドリゲスのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチの前座で前IBF世界ライトフライ級王者のエイドリアン・クリエルとフライ級ノンタイトル12回戦を行い、6回に偶然のバッティングでエドワーズが左目上をカットし、9回開始直後に試合続行不可となり3-0(90-82、88-84、87-85)の負傷判定勝ちを収め再起に成功した。

戦績

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  • プロボクシング:22戦 21勝 (4KO) 1敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2016年9月24日 4R 判定 3-0 セルゲイ・タシモフ ロシアの旗 ロシア プロデビュー戦
2 2016年10月13日 4R 判定 3-0 ブレット・フィドー イギリスの旗 イギリス
3 2016年12月9日 4R 判定 3-0 クレイグ・ダービーシャー イギリスの旗 イギリス
4 2017年5月20日 1R 0:58 TKO ジュラ・ドドゥ  ハンガリー
5 2017年7月22日 4R 判定 3-0 ホセ・アギラール ニカラグアの旗 ニカラグア
6 2017年11月27日 4R 2:59 TKO ロス・マレー イギリスの旗 イギリス WBO欧州スーパーフライ級王座決定戦
7 2018年3月3日 2R 2:18 TKO パトリック・バルトス  チェコ
8 2018年6月30日 6R 判定 3-0 クリスティアン・ナルバエス ニカラグアの旗 ニカラグア
9 2018年10月26日 10R 判定 3-0 ライアン・ファラグ イギリスの旗 イギリス WBO欧州防衛1
10 2018年12月15日 10R 判定 3-0 フニオル・グラナドス メキシコの旗 メキシコ WBOインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦
11 2019年4月27日 8R 0:23 TKO ペドロ・マトス ポーランドの旗 ポーランド WBO欧州防衛2
12 2019年7月13日 10R 判定 3-0 イラム・ガジャルド メキシコの旗 メキシコ IBFインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦
13 2019年9月14日 10R 判定 3-0 ロセンド・ウーゴ・グアルネロス メキシコの旗 メキシコ IBFインターナショナル・WBOインターコンチネンタルフライ級王座決定戦
14 2019年12月21日 12R 判定 3-0 マルセル・ブレイスウェイト イギリスの旗 イギリス BBBofC英国スーパーフライ級王座決定戦
15 2020年8月29日 12R 判定 3-0 トーマス・エソンバ カンボジアの旗 カンボジア IBFインターナショナルスーパーフライ級タイトルマッチ
16 2021年4月30日 12R 判定 3-0 モルティ・ムザラネ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 IBF世界フライ級タイトルマッチ
17 2021年12月11日 12R 判定 3-0 ジェイソン・ママ フィリピンの旗 フィリピン IBF防衛1
18 2022年3月19日 12R 判定 3-0 モハメド・ワシーム パキスタンの旗 パキスタン IBF防衛2
19 2022年11月11日 12R 判定 3-0 フェリックス・アルバラード ニカラグアの旗 ニカラグア IBF防衛3
20 2023年6月10日 12R 判定 3-0 アンドレス・カンポス  チリ IBF防衛4
21 2023年12月16日 9R 終了 TKO ジェシー・ロドリゲス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 IBF・WBO世界フライ級王座統一戦
IBF陥落
22 2024年6月29日 9R 0:01 負傷判定 3-0 エイドリアン・クリエル メキシコの旗 メキシコ
23 2024年11月30日 - - - ガラル・ヤファイ イギリスの旗 イギリス WBC世界フライ級暫定王座決定戦
テンプレート

獲得タイトル

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  • WBOヨーロッパスーパーフライ級王座
  • WBOインターナショナルスーパーフライ級王座
  • IBFインターナショナルスーパーフライ級王座
  • IBFインターナショナルフライ級王座
  • WBOインターコンチネンタルフライ級王座
  • BBBofC英国スーパーフライ級
  • IBF世界フライ級王座(防衛4)

脚注

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  1. ^ Frank Warren Signs Sam Maxwell, Sunny Edwards BoxingScene.com 2016年1月26日
  2. ^ Sunny Edwards To Make Pro Debut On September 24 In Spain BoxingScene.com 2016年9月5日
  3. ^ Groves-Eubank Tickets - Fan Frenzy, Sold Out in Seven Minutes BoxingScene.com 2017年11月27日
  4. ^ Ryan Farrag lost his latest title challenge against Sunny Edwards Liverpoolecho 2018年10月30日
  5. ^ Sunny Edwards Gets Off Floor To Outpoint Junior Granados BoxingScene.com 2018年12月15日
  6. ^ Sunny Edwards Stops Pedro Matos, Retains Fringe WBO Belt BoxingScene.com 2019年4月27日
  7. ^ Sunny Edwards Banks Lopsided Decision Over Hiram Gallardo BoxingScene.com 2019年7月13日
  8. ^ Sunny Edwards Boxes Past Guarneros Over Ten Rounds BoxingScene.com 2019年9月14日
  9. ^ Sunny Edwards Gets Off The Floor, Decisions Marcel Braithwaite BoxingScene.com 2019年12月21日
  10. ^ Sunny Edwards Boxes Past Thomas Essomba, Hutchinson Wins Easy BoxingScene.com 2020年8月29日
  11. ^ Sunny Edwards Boxes Past Moruti Mthalane For Decision, Wins IBF Title BoxingScene.com 2021年4月30日
  12. ^ SUNNY DAYS Sunny Edwards vs Moruti Mthalane LIVE RESULTS: Edwards WINS world title with brilliant unanimous points decision”. The Irish Sun (2021年4月30日). 2021年5月1日閲覧。
  13. ^ Sunny Edwards Inks Promotional Pact With Probellum”. Boxing Scene.com (2022年2月9日). 2022年6月13日閲覧。
  14. ^ IBFフライ級王者エドワーズがV2 WBC王者マルティネスとの統一戦を希望”. Boxing News(ボクシングニュース) (2022年3月20日). 2022年11月14日閲覧。
  15. ^ IBFフライ級王者エドワーズに指名戦指令 WBC王者マルティネスとの統一戦遠のく?”. Boxing News(ボクシングニュース) (2022年9月9日). 2022年11月14日閲覧。
  16. ^ Sunny Edwards-Felix Alvarado Mandatory Title Fight Ordered By IBF”. BoxingScene.com. 2022年11月14日閲覧。
  17. ^ IBFフライ級王者エドワーズ判定勝ち 前L・フライ級王者アルバラード追い上げ及ばず”. Boxing News(ボクシングニュース) (2022年11月12日). 2022年11月14日閲覧。
  18. ^ Matchroom Announces Signings Of Jack Catterall, Sunny Edwards, Shannon Ryan”. Boxing Scene.com (2023年3月31日). 2023年4月1日閲覧。
  19. ^ WBO王者ジェシー・ロドリゲスがIBF王者サニー・エドワーズにTKO勝ち…フライ級世界王座統一戦”. スポーツ報知 (2023年12月17日). 2023年12月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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前王者
モルティ・ムザラネ
IBF世界フライ級王者

2021年4月30日 - 2023年12月16日

次王者
ジェシー・ロドリゲス