ゴースト もういちど抱きしめたい
ゴースト もういちど抱きしめたい | |
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監督 | 大谷太郎 |
脚本 | 佐藤嗣麻子、中園ミホ |
製作 | 一瀬隆重 |
製作総指揮 | 奥田誠治、菅沼直樹 |
出演者 |
松嶋菜々子 ソン・スンホン(宋承憲) 鈴木砂羽 橋本さとし 芦田愛菜 樹木希林 |
音楽 | 大島ミチル |
主題歌 | 平井堅『アイシテル』 |
撮影 | 石坂拓郎 |
編集 | 深沢佳文 |
制作会社 | オズ |
製作会社 | 「ゴースト」製作委員会 |
配給 |
パラマウント ピクチャーズ ジャパン 松竹 |
公開 |
2010年11月13日 2010年11月25日 |
上映時間 | 116分 |
製作国 |
日本 韓国 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 9.0億円[1] |
『ゴースト もういちど抱きしめたい』(ゴースト もういちどだきしめたい)は、2010年の日本映画で、1990年のアメリカ映画『ゴースト/ニューヨークの幻』のリメイク映画である。
概要
[編集]本作はパラマウント・ピクチャーズ初となる日本映画作品である。監督は劇場映画デビューとなる大谷太郎。出演は松嶋菜々子とソン・スンホン。
2006年頃、ロサンゼルスのパラマウント社から呼び出されたプロデューサーの一瀬隆重が、日本映画を製作したいので何か良いアイデアはないか聞かれ、好きな作品である『ゴースト/ニューヨークの幻』のリメイクを提案したことから企画が始まり[2]、2010年5月に製作発表が行われた[3]。撮影は同年6月中旬から7月30日まで行われた[4]。
キャッチコピーは「見えなくても 触れられなくても あなたをずっと想いつづける」。
2010年11月12日以降ミヤギテレビほかでテレビ特番『NEWS ZEROが見た映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」公開直前SP』(55分枠)と『映画情報「シネマガ」拡大版映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』公開記念SP』(30分枠)が放送。一部の上映館では日本語字幕版を上映。2010年11月25日より韓国での約100スクリーンでの公開のほか、台湾、シンガポール、タイなどアジア5カ国でも公開が予定されている[5]。
2010年11月13日から全国305スクリーンで公開され、9日間成績が動員34万5、690人(309スクリーン)、興行収入4億386万500円となった[6]。
ストーリー
[編集]大企業『アイ・アクロス』経営の星野七海は誕生日パーティーの帰り道に公園で陶芸家志望の韓国人キム・ジュノと運命的な出会いを果たし恋に陥るも、事件に巻き込まれ命を落としてしまう。彼には見えないゴーストとなって彼の傍に留まり続ける事を選ぶが、彼女の事件はジュノをも巻き込もうとしていた。
キャスト
[編集]- 星野七海 - 松嶋菜々子
- キム・ジュノ - ソン・スンホン(宋承憲)
- 上条未春 - 鈴木砂羽
- 黒田竜二 - 橋本さとし
- 少女のゴースト - 芦田愛菜
- 中村良一 - 宮川大輔
- 加藤美幸 - 黒沢かずこ(森三中)
- 阿部刑事 - 嶋田久作
- 高田刑事 - 波岡一喜
- 隣の家のおばさん - 白川由美(友情出演)
- インタビュアー - 西尾由佳理(公開当時日本テレビアナウンサー)
- 救急車内で死亡した男性 - 温水洋一
- 加藤幸子 - 松金よね子
- ばあや - 樋田慶子
- 運天五月 - 樹木希林
スタッフ
[編集]- 原作 - ブルース・ジョエル・ルービン
- 監督 - 大谷太郎
- 脚本 - 佐藤嗣麻子、中園ミホ
- 製作指揮 - 宮崎洋、岡崎市朗
- 製作 - 大山昌作、Andrew Cripps、中村美香、野田助嗣、阿佐美弘恭、村上博保、Katharine Kim、Hyungchan Bae、平井文宏、原知行
- エグゼクティブ・プロデューサー - 奥田誠治
- コー・エグゼクティブ・プロデューサー - 菅沼直樹
- プロデューサー - 一瀬隆重
- コー・プロデューサー - 三木裕明
- アソシエイト・プロデューサー - 三田真奈美、星野恵
- 撮影 - 石坂拓郎
- 照明 - 舘野英樹
- 美術 - 矢内京子
- 美術アドバイザー - 種田陽平
- 装飾 - 鈴村高正
- 録音 - 石貝洋
- 音楽 - 大島ミチル
- 音楽プロデューサー - 廣田次徳
- 編集 - 深沢佳文
- 現像 - IMAGICA
- 視覚効果 - 松本肇
- 陶芸指導 - 額賀章夫
- 助監督 - 小笠原直樹
- 製作担当 - 宿崎恵浩
- ライン・プロデューサー - 福島聡司
- 製作 - 「ゴースト」製作委員会(日本テレビ放送網、パラマウント プロダクションズ ジャパン、PPM、松竹、D.N.ドリームパートナーズ、読売テレビ放送、CJ Entertainment Inc. CJ Entertainment Japan、バップ、CELL/STV・MMT・SDT・CTV・HTV・FBS)
- 制作プロダクション - オズ
- 配給 - パラマウント ピクチャーズ ジャパン、松竹
主題歌
[編集]オリジナルとの対比
[編集]- サム・ウィート(主人公) → 星野七海
- モリー・ジェンセン(陶芸家の恋人) → キム・ジュノ
- オダ=メイ・ブラウン(霊媒師) → 運天五月
- カール・ブルーナー(主人公の友人) → 上条未春
- ウィリー・ロペズ(主人公を殺した人物) → 黒田竜二
- 地下鉄のゴースト(主人公に協力する幽霊)→ 少女のゴースト
受賞
[編集]- 第34回日本アカデミー賞新人俳優賞(芦田愛菜)
出典
[編集]- ^ 「2010年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2011年(平成23年)2月下旬号、キネマ旬報社、2011年、190頁。
- ^ “製作報告記者会見を行いました”. オフィシャルブログ (2010年8月4日). 2010年8月7日閲覧。
- ^ “デミ・ムーアが世界を泣かせた『ゴースト ニューヨークの幻』アジア版に松嶋菜々子とソン・スンホンが主演”. シネマトゥデイ (2010年5月12日). 2010年8月7日閲覧。
- ^ “映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』製作報告会見のソン・スンホン全コメント”. livedoor (2010年8月4日). 2010年8月7日閲覧。
- ^ “菜々子ゴースト”アジア進出! デイリースポーツ 2010年11月14日
- ^ 連合通信放送映画速報「ゴースト〜」21日現在興行成績
外部リンク
[編集]- =VAP=『ゴースト もういちど抱きしめたい』DVD&Blu-ray 2011年5月18日発売 - ウェイバックマシン(2011年4月2日アーカイブ分)
- ゴースト もういちど抱きしめたい - allcinema
- ゴースト もういちど抱きしめたい - KINENOTE
- ゴースト もういちど抱きしめたい - IMDb