コハダン・ジ・コンタス
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コハダン・ジ・コンタス(Associação de Capoeira Cordão de Contas、略称ACCC)はブラジルのリオ・デ・ジャネイロに本部を持つ、日本のカポエイラの団体。
概要
[編集]1998年設立。東京、千葉、神奈川、大阪、兵庫、新潟、静岡、湘南、埼玉、名古屋で活動している。
リオ・デ・ジャネイロ本部よりMestre(館長)を招き日本国内でBatizado(洗礼式)及び、Troca de Cordão(昇段式)を定期的に開催。日本国内では数少ないカポエイラの正式な団体であり、現在日本に置いては最大規模を誇る団体である。
歴史
[編集]池村貴志とブラジル人の2人で組織されたサークルが団体の前身である。その後、東京支部、大阪支部、千葉支部、神戸支部、神奈川支部、新潟支部、静岡支部、名古屋支部の順に規模を拡大していった。2014年4月福岡支部が設立。サークルは福島県郡山市、秋田県、愛知県にある。この間、数多くメディアに取り上げられたり、DVD、CDを出したりと華々しい活動を展開する一方、方向性の違いから大阪代表が入れ代わったりもした。現在はバチザード(昇段式)時にメストレを数人呼ぶ程の規模を誇り、生徒の人数も日本一とされる。
活動
[編集]現在は貸しスタジオや公共施設などで練習を行う。入門クラスとして各地のカルチャーセンターでも講座を持つ。首都圏エリアに関してはほぼ毎日クラスがあるので、会員は好きな曜日に稽古を受けられる。
代表
[編集]- Mestre Décio(メストレ・デシオ)
- ブラジル本部代表師範。本名デシオ デ アゼベド(1967~)。
- Mestre Samurai(メストレ・サムライ)
- 日本支部代表。本名池村貴志。
- 1995年 - カポエイラを習い始める
- 1998年 - 在日ブラジル人と交流を持ち、横浜のスタジオにて現団体の前進である組織の活動を開始
- 1999年 - ブラジルより館長(Mestre Décio)を招き、3ヶ月間指導を受け、同年リオ・デ・ジャネイロへ渡りインストラクターの資格を得る
- 2000年 - 東京で本格的に活動を開始する
- 2003年 - リオ・デ・ジャネイロ本部昇段式にてProfessor(教士)に昇段
- 2006年 - リオ・デ・ジャネイロ本部昇段式にてContra Mestre(準師範)に昇段
- 2008年 - 日本支部設立10周年を迎える
- 2010年 - リオ・デ・ジャネイロ本部昇段式にて日本人初のMestre(師範)に昇段
- Mestre Tigre(メストレ・チグリ)
- 千葉支部代表。本名中村理。
- Professor Cascudo(プロフェッソール・カスクード)
- 静岡支部代表。本名西村雄野。
著作
[編集]- 『カポエィラ☆エクササイズ』 - 日本初のカポエイラDVD。
- 『Não pode parar/ナォン ポージ パラール(途絶えてはならない)』 - 日本初のカポエイラCD。