コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

コディ・アレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コディ・アレン
Cody Allen
クリーブランド・インディアンスでの現役時代
(2015年4月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州オーランド
生年月日 (1988-11-20) 1988年11月20日(36歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 MLBドラフト23巡目
初出場 2012年7月20日
最終出場 2019年6月14日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

コディ・エドワード・アレンCody Edward Allen, 1988年11月20日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランド出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

愛称はチキン、またはこれをスペイン語にしたポジョPollo[1]

経歴

[編集]

プロ入りとインディアンス時代

[編集]

2011年MLBドラフト23巡目(全体698位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。

2012年には早くもメジャー昇格を果たし、7月20日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビューした。27試合に登板し、1敗1ホールドだった。

2013年は開幕から一年を通じてメジャーに在籍した。リリーフとしてチーム最多の77試合に登板し、防御率2.43を記録した。

2014年も、2年連続でアメリカンリーグ2位となる76試合に登板。クローザーとして起用され、防御率2.07、24セーブを記録した。

2015年も抑えの役割を継続し、3年連続70試合以上となる70試合ちょうど(リーグ9位タイ)に登板し、34セーブ(リーグ6位タイ)を挙げた。

2016年は、4シーズンぶりの70未満となる67試合登板だったが、防御率2.51・リーグ7位の32セーブを挙げた。プレーオフではボストン・レッドソックスとのALDSでは、2試合・3回を無失点5奪三振で切り抜け、2セーブを記録。トロント・ブルージェイズとのALCSでは、4試合・4.2イニングを1安打1四球7奪三振と好投し、4セーブを記録した。迎えたワールドシリーズでは、4試合・6イニング無失点を記録し1セーブを挙げたが、チームは優勝を逃した。

2017年もクローザーとして69試合に登板し3年連続30セーブ、通算100セーブを記録したが、自己最多の7敗を喫した。

2018年は3年ぶりに70試合に登板したが、4勝6敗27セーブ、防御率4.70と成績を落とし、ブラッド・ハンドの加入以降はセットアッパーとして起用される場面もあった。オフの10月29日にFAとなった。

エンゼルス時代

[編集]

2019年1月20日にロサンゼルス・エンゼルスと1年850万ドル+出来高200万ドルで契約を結んだ[2]。シーズンでは開幕から25試合に登板したが防御率6.26と振るわず、6月15日にDFAとなり[3]、18日に自由契約となった[4]

ツインズ傘下時代

[編集]

2019年6月23日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び[5]、翌24日に傘下のAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズへ配属された[4]。7月31日に自由契約となった[6]

ツインズ傘下退団後

[編集]

2020年2月7日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。7月24日に自由契約となった。

その後、7月31日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。9月3日に自由契約となった[8]

2021年2月17日に現役引退を発表した[9]

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2012 CLE 27 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 126 29.0 29 2 15 0 0 27 0 0 12 12 3.72 1.52
2013 77 0 0 0 0 6 1 2 11 .857 301 70.1 62 7 26 2 1 88 9 0 22 19 2.43 1.25
2014 76 0 0 0 0 6 4 24 9 .600 279 69.2 48 7 26 5 1 91 4 0 21 16 2.07 1.06
2015 70 0 0 0 0 2 5 34 0 .286 286 69.1 56 2 25 2 2 99 9 0 26 23 2.99 1.17
2016 67 0 0 0 0 3 5 32 0 .375 264 68.0 41 8 27 2 0 87 3 0 23 19 2.51 1.00
2017 69 0 0 0 0 3 7 30 4 .300 282 67.1 57 9 21 0 2 92 9 0 24 22 2.94 1.16
2018 70 0 0 0 0 4 6 27 7 .400 289 67.0 58 11 33 2 4 80 3 0 35 35 4.70 1.36
2019 LAA 25 0 0 0 0 0 2 4 0 .000 116 23.0 24 9 20 0 0 29 3 0 16 16 6.26 1.91
MLB:8年 481 0 0 0 0 24 31 153 32 .436 1943 463.2 375 55 193 13 10 593 40 0 179 162 3.14 1.23

背番号

[編集]
  • 37(2012年 - 2019年)

脚注

[編集]
  1. ^ Explaining Indians Players Weekend names MLB.com (英語) (2017年8月26日) 2017年9月15日閲覧
  2. ^ Rhett Bollinger (2019年1月21日). “Angels complete deal for closer Allen” (英語). MLB.com. 2019年2月8日閲覧。
  3. ^ Mandy Bell (2019年6月15日). “Tribe's all-time saves leader DFA'd by Angels” (英語). MLB.com. 2019年6月16日閲覧。
  4. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2019年6月25日閲覧。
  5. ^ Do-Hyoung Park (2019年6月23日). “Twins agree with Cody Allen on Minors deal” (英語). MLB.com. 2019年6月25日閲覧。
  6. ^ Reliever Cody Allen released by Twins, ending comeback effort”. Star Tribune. 2019年8月2日閲覧。
  7. ^ T.R. Sullivan (2020年2月7日). “Ex-Tribe closer Allen joins Rangers' bullpen mix” (英語). MLB.com. 2020年2月8日閲覧。
  8. ^ Cubs Release Cody Allen, A.J. Ramos; Outright Josh Phegley, Ian Miller” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月4日閲覧。
  9. ^ Cody Allen Retires” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月17日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]