EARTH×HEART LIVE
EARTH×HEART LIVE EARTH×HEART LIVE | |
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イベントの種類 | 音楽系イベント |
開催時期 | 4月 |
初回開催 | 1990年 |
主催 | TOKYO FM |
EARTH×HEART LIVE(アース・バイ・ハート・ライブ)は、毎年4月22日のアースデー前後に行われている、エフエム東京(TOKYO FM)と全国FM放送協議会(JFN)が主催するコンサート。本項では、TOKYO FM主催のアースデー・コンサートの歴史も含めて記述する。
概要
[編集]1990年に初回を開催。1997年までは『WE LOVE MUSIC, WE LOVE THE EARTH』というタイトルだったが[1]、1998年、特別協賛するコスモ石油の社名を冠した『コスモ アースコンシャス アクト アースデー・コンサート』に改称[2]、同社は2009年まで協賛を継続した。
2011年に発生した東日本大震災を受けてコンセプトを修正[3]、翌2012年から現在の名称となっている。公演は東京都内もしくはその近郊の会場で行われているが、2017年は盧舎那仏像の開眼1265年を慶讃して、奈良県奈良市の東大寺で開催。初めての関西公演となった。
このコンサートの模様は、JFNに加盟しているFM局にて、ステレオ放送でネット中継されるほか、アジアをはじめとする各国のラジオ局、パラオのエコパラダイスFMでも放送される。
2020年をもっていったん中断している(後述)。
公演記録
[編集]- WE LOVE MUSIC, WE LOVE THE EARTH
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- 1990年 - 渡辺貞夫、ジェームス・テイラー、リー・リトナー、デイヴ・グルーシン ほか
- 1991年 - 坂本龍一、ユッスー・ンドゥール
- 1992年 - 久保田利伸、キャロン・ウィーラー[4]
- 1993年 - TOSHI、ジャニス・イアン
- 1994年 - サンタナ、オルケスタ・デ・ラ・ルス
- 1995年 - アース・ウィンド・アンド・ファイアー、小室哲哉
- 1996年 - ドゥービー・ブラザーズ、玉置浩二
- 1997年 - エターナル、MAX
- コスモ アースコンシャス アクト アースデー・コンサート
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- 1998年 - ダリル・ホール&ジョン・オーツ、SING LIKE TALKING[2]
- 1999年 - DREAMS COME TRUE
- 2000年 - 山崎まさよし、スガシカオ、杏子
- 2001年 - 忌野清志郎、hitomi、19
- 2002年 - CHAGE and ASKA、BoA、倖田來未、INSPi
- 2003年 - 佐野元春、忌野清志郎、夏川りみ
- 2004年 - 松任谷由実、佐野元春、今井美樹、森山良子、矢野顕子 ほか
- 2005年 - 宮沢和史、東京スカパラダイスオーケストラ、一青窈
- 2006年 - 倉木麻衣
- 2007年 - m-flo、大塚愛、RAG FAIR
- 2008年 - 絢香、 BONNIE PINK、ダニエル・パウター
- 2009年 - 絢香(小田和正がスペシャルゲストで出演)
- TOKYO FM&JAPAN FM NETWORK Present アースデー・コンサート2010
- アース&ヒューマンコンシャスライブ2011 supported by DUNLOP
- EARTH×HEART LIVE
- ※2020年以降は開催中止。
公演会場
[編集]- 日本武道館 - 1990年~1996年、1998年~2010年
- 国立代々木競技場第一体育館 - 1997年
- 東京国際フォーラムホールA - 2011年、2014年~2016年
- さいたまスーパーアリーナ - 2012年
- NHKホール - 2013年
- 東大寺 - 2017年
- Zepp ダイバーシティ東京 - 2018年
- TOKYO DOME CITY HALL - 2019年
2020年以降の扱い
[編集]2020年
[編集]当初は、2020年も4月15日に開催予定で、特別番組も予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止によるイベント自粛要請により中止となった。 その代替として、2020年は『SCHOOL OF LOCK!』をベースとした10代向け特別番組『JFN EARTH DAY SPECIAL PROGRAM SCHOOL OF LOCK! presents STAY HOME ROCK FES.』が4月22日19:00 - 21:00に放送された[7]。
2021年
[編集]2021年も新型コロナウィルスの感染拡大が続き、2度目の緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置を受けて中止が決まった。 その代替として、TOKYO FMのブランドプロミス"Life Time Audio"をキーワードとし、遠山大輔をメインパーソナリティとした音楽番組『LIFE TIME AUDIO MY FIRST MUSIC 14歳のプレイリスト』を4月22日19:00 - 21:00に放送、草野マサムネとあいみょん、Official髭男dismの対談、山下達郎や福山雅治のスペシャルメッセージを放送[8]。
2022年
[編集]4月22日にINIをメインパーソナリティとした『TO THE FUTURE From INI』を4月22日19:00 - 21:00に放送、ゲストとしてマシンガンズ滝沢、NPO法人あなたのいばしょ理事長の大空幸星が登場し、環境や社会問題について放送した[9]。
2023年
[編集]4月22日に昨年に引き続きINIをパーソナリティとした『TO THE FUTURE From INI~アナタと学ぶ 未来のカタチ~』を4月22日19:00 - 21:00に放送、ゲストとして西村宏堂、斎藤幸平が登場し、放送した[10]
2024年
[編集]4月22日に昨年に引き続きINIをパーソナリティとした『TO THE FUTURE From INI~アナタと叶える やさしい暮らし~』を4月22日19:00 - 21:00に放送、ゲストとして岸博幸(慶応義塾大学 大学院教授)、小島よしおが登場し、放送した[11]
脚注
[編集]- ^ “TOKYO FM イベントインフォメーション”. エフエム東京. 1997年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月25日閲覧。
- ^ a b “トピックス”. コスモ石油. 1998年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月25日閲覧。
- ^ “EARTH×HEART LIVE活動趣旨”. エフエム東京. 2014年12月16日閲覧。
- ^ エフエム富士は同年3月31日をもってJFNの全番組のネットを打ち切って準加盟局に降格したもの、当番組はネットした。JFNを正式に脱退した1993年以降はネットしていない。
- ^ アースデー・コンサート2010に東京スカパラダイスオーケストラ&山﨑まさよし&AKB48&amin出演決定 - エフエム東京プレスリリース 2010年3月13日
- ^ 東日本大震災の影響により、この年のみ9月開催。
- ^ “4月22日(水) 19:00~21:00 SCHOOL OF LOCK!がおくる特別番組の放送が決定!”. SCHOOL OF LOCK! (TOKYO FM). (2020年4月16日) 2020年4月17日閲覧。
- ^ “LIFE TIME AUDIO|MY FIRST MUSIC 14歳のプレイリスト”. TOKYO FM. (2021年4月17日) 2021年4月17日閲覧。
- ^ “アースデー特別番組 JFN EARTHDAY SPECIAL『TO THE FUTURE From INI』2022年4月22日(金)19:00~21:00”. TOKYO FM. (2022年3月25日) 2023年1月12日閲覧。
- ^ 番組サイト
- ^ 番組サイト
関連項目
[編集]- コスモ アースコンシャスアクト
- 住友ゴム工業 - 2011年のコンサートに協賛した。
- 全国農業協同組合連合会(JA全農) - 2015年のコンサートに協賛した。
外部リンク
[編集]- EARTH×HEART LIVE 2018(アースバイハートライブ)TOKYO FM & JFN ~ROCK THE FOREST~ 森を創ろう! - TOKYO FM
- TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE2013 - TOKYO FM
- TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE2012 - TOKYO FM
- アース&ヒューマンコンシャスライブ2011 - TOKYO FM
- コスモ アースコンシャス アクト|アースデー・コンサート - TOKYO FM
- EARTH×HEART LIVE 2017 for Children 大仏開眼1265年慶讃 - エフエム大阪
- EARTH×HEART LIVE - Facebook