ケーブル山上駅 (兵庫県)
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(ケーブル山上駅 (妙見山)から転送)
ケーブル山上駅 | |
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駅舎(2023年4月) | |
ケーブルさんじょう Cable-sanjo | |
◄黒川駅 (0.6 km) | |
右はふれあい広場駅 | |
所在地 | 兵庫県川西市奥滝谷 |
所属事業者 | 能勢電鉄 |
所属路線 | 妙見の森ケーブル |
キロ程 | 0.6 km(黒川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面1線 |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)4月22日** |
廃止年月日 | 2023年(令和5年)12月4日 |
乗換 | ふれあい広場駅(妙見の森リフト) |
備考 | |
ケーブル山上駅(ケーブルさんじょうえき)は、兵庫県川西市奥滝谷にあった能勢電鉄妙見の森ケーブルの駅である。標高460 mに位置した駅であった。
概要
[編集]妙見の森ケーブルの終着駅であった。妙見の森リフトのふれあい広場駅と乗換ができた。
歴史
[編集]- 1925年(大正14年)8月1日:妙見鋼索鉄道下部線の中間駅として開業。
- 1944年(昭和19年)2月11日:廃止。
- 1960年(昭和35年)4月22日:能勢電気軌道鋼索線(妙見ケーブル)の山上駅として再開業。
- 1965年(昭和40年)4月1日:ケーブル山上駅に改称。
- 2013年(平成25年)3月16日:「妙見ケーブル」から「妙見の森ケーブル」に改称するとともに[1]、駅舎をログハウス風のものに改装[2]。
- 2023年(令和5年)12月4日:廃止[3]。
駅構造
[編集]2面1線であり、出口から見て右側が乗車兼降車用、左側が降車用であった(ただし、現在は右側しか使われない)。自動改札機はないが、自動券売機が設置されていた。
駅舎は、戦前の妙見鋼索鉄道当時からのものでなく、1960年(昭和35年)の再開業時に建てられた2代目のものであると考えられる[2]。
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改札(2007年11月)
構内図
[編集]乗車兼降車用 | 改札口 |
黒川方面へ | |
降車用 |
利用状況
[編集]2021年(令和3年)の1日あたりの乗降人員は263人であった。
《表の出典:[4]》
年 | 乗降人員 |
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2011年 | 278 |
2012年 | 310 |
2013年 | 335 |
2014年 | 388 |
2015年 | 427 |
2016年 | 414 |
2017年 | 403 |
2018年 | 395 |
2019年 | 373 |
2020年 | 269 |
2021年 | 263 |
駅周辺
[編集]- 妙見の森 ふれあい広場(2013年3月までの旧称は「妙見の水広場」)
隣の駅
[編集]- 能勢電鉄
- 妙見の森ケーブル
- 黒川駅 - ケーブル山上駅
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『妙見山の各施設が生まれ変わります! 《愛称「妙見の森」としてリニューアル!》』(PDF)(プレスリリース)能勢電鉄、2013年2月28日 。
- ^ a b 逆瀬川さかせ「かつては中間駅だった妙見の森ケーブルの終着駅 能勢電鉄鋼索線 ケーブル山上駅(兵庫県川西市)」『Yahoo!Japanニュース』2023年10月1日。
- ^ 『妙見山で展開する「妙見の森関連事業」の営業終了の繰上げおよび鋼索線(ケーブル)の廃止繰上届の提出について』(PDF)(プレスリリース)能勢電鉄、2023年9月22日 。
- ^ “ケーブル山上駅(能勢電鉄)の乗降客数の統計”. 統計情報リサーチ. 2023年9月30日閲覧。「国土数値情報」(国土交通省)を元に作成。
- ^ 「「シグナス森林鉄道」の軌跡」『沿線情報紙のせでん』第75号、能勢電鉄、2022年6月15日、4頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 妙見の森ケーブル - 能勢電鉄