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ケプラー69b

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケプラー69b
Kepler-69b
ケプラー69系の惑星と水星金星地球火星との大きさと軌道の比較
星座 はくちょう座[1]
分類 太陽系外惑星
発見
発見日 2013年4月17日(論文投稿)[2]
発見者 Thomas Barclayら[2]
発見方法 トランジット法[2]
現況 公表
軌道要素と性質
元期:BJD 2454833[2]
軌道長半径 (a) 0.094+0.023
−0.016
au[2]
離心率 (e) 0.16+0.17
−0.0010
[2]
公転周期 (P) 13.722341+0.000035
−0.000036
[2]
軌道傾斜角 (i) 89.62+0.26
−0.45
°[2]
通過時刻 BJD 2454970.8414 ± 0.0016[2]
ケプラー69の惑星
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  19h 33m 02.63s[3]
赤緯 (Dec, δ) +44° 52′ 08.0″[3]
距離 2433 光年
(746.3 pc[3])
物理的性質
半径 2.24+0.44
−0.29
R[2]
平衡温度 779+50
−51
K[2]
他のカタログでの名称
KOI-172b, KOI-172.01, KIC 8692861b, 2MASS J19330262+4452080b WISE J193302.61+445208.0b[3]
Template (ノート 解説) ■Project

ケプラー69b(Kepler-69b)とは地球から見てはくちょう座の方向に約2700光年離れた位置にあるG型主系列星ケプラー69公転している太陽系外惑星である。

半径は地球の2.24倍で、組成についてはケプラー69bは岩石惑星と小型のガス惑星の両方に可能性がある。しかし岩石惑星だとしてもケプラー69から0.094 au(約1406万km)の距離をわずか2週間で公転している為、大気の影響をなくした温度(平衡温度、温室効果などの影響がない)は779 K(506 ℃)にもなり、生命が存在するには極めて過酷な環境である[2]

出典

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  1. ^ Kepler-69 and the Solar System”. NASA (2013年4月19日). 2019年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l Barclay, Thomas et al. (2013). “A Super-Earth-sized Planet Orbiting in or Near the Habitable Zone around a Sun-like Star”. The Astrophysical Journal 768 (2): id.101 8.pp. arXiv:1304.4941. Bibcode2013ApJ...768..101B. doi:10.1088/0004-637X/768/2/101. 
  3. ^ a b c d Kepler-69 b”. NASA Exoplanet Archive. NASA Exoplanet Science Institute. 2020年7月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

[編集]

座標: 星図 19h 33m 02.63s, +4452° 08.0′ 2433″