コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

グレッグ・アンソニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グレッグ・アンソニー
Greg Anthony
NBAスラムダンクコンテストでのアンソニー
(2022年)
引退
役職 NBA TV解説者
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1967-11-15) 1967年11月15日(57歳)
出身地 ネバダ州の旗 ネバダ州ラスベガス
身長(現役時) 185cm (6 ft 1 in)
体重(現役時) 82kg (181 lb)
キャリア情報
大学 ポートランド大学
UNLV
NBAドラフト 1991年 / 1巡目 / 全体12位[1]
プロ選手期間 1991–2002
ポジション PG
シュート
経歴
1991-1995ニューヨーク・ニックス
1995-1997バンクーバー・グリズリーズ
1997-1998シアトル・スーパーソニックス
1998-2001ポートランド・トレイルブレイザーズ
2001-2002シカゴ・ブルズ
2002ミルウォーキー・バックス
受賞歴
  • NCAAチャンピオン (1990)
  • オールビッグ・ウェストチーム
    • 2×2ndチーム (1989,1990)
  • No.50 UNLV永久欠番
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

グレッグ・カールトン・アンソニーGreg Carlton Anthony, 1967年11月15日 - )は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス出身の元プロバスケットボール選手。NBAニューヨーク・ニックスなどでプレーしていた。ポジションはポイントガード。息子のコール・アンソニーもNBA選手で、現在はオーランド・マジックに所属している。

来歴

[編集]

NBA

[編集]

1991年のNBAドラフトにおいて、全体12位でニューヨーク・ニックスから指名され入団した。ヘッドコーチのパット・ライリーのもとでディフェンスのスペシャリストとして活躍し、ニックスの強固なディフェンスの一角を担った。

1995年のエクスパンションドラフトで、新たに創設されたバンクーバー・グリズリーズから全体2位指名を受け移籍した。ニックスではベンチからの起用が中心だったが、グリズリーズでは先発を務めた。

その後はシアトル・スーパーソニックスポートランド・トレイルブレイザーズシカゴ・ブルズミルウォーキー・バックスでプレーし、2002年に現役引退した。

引退後

[編集]

引退後は解説者を務めている。また、ビデオゲーム「NBA 2K」シリーズにおいて、2016年発売のNBA 2K16英語版からゲーム内の解説者として出演している。

NBA個人成績

[編集]
略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

レギュラーシーズン

[編集]
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1991–92 NYK 82 1 18.4 .370 .145 .741 1.7 3.8 0.7 .1 5.5
1992–93 70 35 24.3 .415 .133 .673 2.4 5.7 1.6 .2 6.6
1993–94 80 36 24.9 .394 .300 .774 2.4 4.6 1.4 .2 7.9
1994–95 61 2 15.5 .437 .361 .789 1.0 2.6 0.8 .1 6.1
1995–96 VAN 69 68 30.4 .415 .332 .771 2.5 6.9 1.7 .2 14.0
1996–97 65 44 28.7 .393 .370 .730 2.8 6.3 2.0 .1 9.5
1997–98 SEA 80 0 12.8 .430 .415 .663 1.4 2.6 0.8 .0 5.2
1998–99 POR 50 0 16.1 .414 .392 .697 1.3 2.0 1.3 .1 6.4
1999–2000 82 3 18.9 .406 .378 .772 1.6 2.5 0.7 .1 6.3
2000–01 58 0 14.8 .383 .409 .657 1.1 1.4 0.7 .1 4.9
2001–02 CHI 36 35 26.7 .394 .322 .671 2.4 5.6 1.4 .1 8.4
MIL 24 3 23.0 .372 .260 .619 1.8 3.3 1.2 .0 7.2
Career 757 227 20.9 .403 .349 .733 1.9 4.0 1.2 .1 7.3

プレーオフ

[編集]
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1992 NYK 12 0 17.8 .413 .417 .606 1.4 3.4 1.3 .1 5.3
1993 15 0 16.0 .400 .214 .571 2.0 3.5 0.9 .1 3.9
1994 25 3 17.4 .352 .295 .583 1.1 2.4 0.8 .3 4.9
1995 11 0 12.3 .395 .304 .909 0.9 1.4 0.2 .2 4.3
1998 SEA 9 0 13.1 .300 .263 .375 1.1 1.1 0.6 .1 3.6
1999 POR 13 0 17.3 .327 .258 .676 1.1 2.5 1.0 .1 5.2
2000 15 0 14.2 .365 .323 .750 1.1 1.7 0.9 .3 4.0
2001 2 0 8.5 .333 .333 .000 0.0 0.0 0.5 .0 2.5
Career 102 3 15.7 .362 .294 .643 1.2 2.3 0.8 .2 4.5

人物

[編集]

大学時代に政治学の学位を取得しており、共和党の議員として政治活動も行っている[1]。2012年には共和党から大統領選挙に立候補したミット・ロムニーの広告塔を務めた[2]

2015年1月16日に売春婦を勧誘した疑いで逮捕され、起訴された[3]。これにより解説者として所属していたCBSスポーツから無期限の謹慎処分を受けた。2月11日に4ヶ月間問題を起こさなければ起訴を取り下げられることになった。

2016年3月にCBSスポーツから解雇されたが、その後NBA TVのスタジオアナリストとして復帰した[4]

脚注

[編集]
  1. ^ Post, MICHAEL WILBON, The Washington. “SCHOLAR-ATHLETE NCAA TELLS UNLV GUARD HE CAN'T MIND OWN BUSINESS.” (英語). Sun-Sentinel.com. 2021年8月15日閲覧。
  2. ^ Hampton, Adele (2012年10月5日). “Former college hoops star endorses Romney in new ad” (英語). TheHill. 2021年8月15日閲覧。
  3. ^ News from The Associated Press”. archive.ph (2015年1月19日). 2021年8月15日閲覧。
  4. ^ Deitsch, Richard. “Exclusive: Turner Sports reinstates broadcaster Greg Anthony” (英語). Sports Illustrated. 2021年8月15日閲覧。

外部リンク

[編集]