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グスタフ・ラートブルフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グスタフ・ラートブルフ(1921年)

グスタフ・ラートブルフ(Gustav Radbruch、1878年11月21日 - 1949年11月23日)は、ドイツ法哲学者、刑法学者刑事政策家。フランツ・フォン・リスト(Franz von Liszt)門下。確信犯の概念を提唱したことで知られる。

人物・生涯

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著作物

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著作集

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ラートブルフの全著作は、晩年の弟子アルトゥール・カウフマンに遺贈され、カウフマンによってラートブルフ全集が計画された[2]。その全集は1987年の第1巻『法哲学I』に始まり、2003年の第20巻『補遺と全巻索引』で完結している。

日本語訳

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ラートブルフの著作の日本語版は、1960年代に東京大学出版会から、山田晟久保正幡野田良之碧海純一らの編集で『ラートブルフ著作集』(全11巻完結)として出版されている[3]

  • 『ラートブルフ著作集1 法哲学』田中耕太郎訳。ラートブルフの主著。
  • 『ラートブルフ著作集2 法哲学綱要』山田晟訳。
  • 『ラートブルフ著作集3 法学入門』碧海純一訳。
  • 『ラートブルフ著作集4 実定法と自然法』尾高朝雄ほか訳。
  • 『ラートブルフ著作集5 法における人間』桑田三郎ほか訳。
  • 『ラートブルフ著作集6 イギリス法の精神』林深山長尾龍一ほか訳。
  • 『ラートブルフ著作集7 一法律家の生涯』菊池栄一宮沢浩一訳。近代刑法学の父A.フォイエルバッハの生涯。
  • 『ラートブルフ著作集8 社会主義の文化理論』野田良之・山田晟訳。
  • 『ラートブルフ著作集9 人と思想』野田良之・小堀桂一郎訳。
  • 『ラートブルフ著作集10 心の旅路』山田晟訳。死後刊行された自叙伝。
  • 尾高朝雄・碧海純一『ラートブルフ著作集 別 ラートブルフの法哲学』。ラートブルフ法哲学の解説。

脚注

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  1. ^ アルトゥール・カウフマン『グスタフ・ラートブルフ―生涯と作品』(『同志社法学』第326号、2008年)19頁。宮澤浩一編『西ドイツ刑法学 学者編』(成文堂、1978年)467頁。
  2. ^ 宮澤編『西ドイツ刑法学 学者編』468頁。
  3. ^ 東京大学出版界『図書目録 2011』を基づいて作成。

参考文献

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外部リンク

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