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クロロ酢酸ナトリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クロロ酢酸ナトリウム
識別情報
CAS登録番号 3926-62-3 チェック
PubChem 23665759
ChemSpider 56306 ×
UNII 8D9PZU6L69 チェック
特性
化学式 C2H2ClNaO2
モル質量 116.48 g mol−1
外観 白色の固体
密度 1.401 g/cm3 (25 °C)
への溶解度 水、エタノール、クロロホルム、エーテル、ベンゼンに溶ける
危険性
主な危険性 皮膚に刺激性
発火点 発火しない
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

クロロ酢酸ナトリウム(クロロさくさんナトリウム)は クロロ酢酸ナトリウム塩。別名はモノクロロ酢酸ナトリウム、モノクロル酢酸ソーダ塩など。

性質

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可燃性であり、劇物に指定されている。これを燃やすと、塩素等の有毒で腐食性のヒュームを発生する。水によく溶け、20 ℃ における溶解度は 85 g/100 mL[1]

触れると皮膚が炎症を起こす。また、目、鼻、喉等の粘膜にも炎症を引き起こす[1]

合成法

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クロロ酢酸ナトリウムはクロロ酢酸水酸化ナトリウム中和反応により得られる。

出典

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  1. ^ a b Merck Index 14th ed., 2112.

外部リンク

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