クレイジー・イン・アラバマ
クレイジー・イン・アラバマ | |
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Crazy in Alabama | |
監督 | アントニオ・バンデラス |
脚本 | マーク・チルドレス |
原作 | マーク・チルドレス |
製作 |
デブラ・ヒル マイアー・テパー リンダ・ゴールドスタイン・ノウルトン ダイアン・シラン・アイザックス |
製作総指揮 | ジェームズ・R・ダイアー |
出演者 |
メラニー・グリフィス ルーカス・ブラック |
音楽 | マーク・スノウ |
撮影 | ジュリオ・マカット |
編集 |
メイシー・ホイ ロバート・C・ジョーンズ |
製作会社 | コロンビア ピクチャーズ |
配給 | コロンビア映画 |
公開 |
1999年10月22日 劇場未公開 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $15,000,000[1] |
興行収入 | $2,005,840[2] |
『クレイジー・イン・アラバマ』(原題:Crazy in Alabama)は、1999年制作のアメリカ合衆国のブラック・コメディ映画。アントニオ・バンデラスの初監督映画。主演は当時バンデラスの妻だったメラニー・グリフィス。日本では劇場未公開。
あらすじ
[編集]1965年の夏、アラバマ州のとある町に住む7人の子供の母親で女優志望のルシールは冷酷で暴力をふるう夫を殺害、その首を切断して冷凍容器に入れ、ハリウッドへと旅立った。
一方、ルシールの甥で13歳の少年ピージョーは両親を亡くしたため、兄ワイリーと共に祖母ミーモウの家で暮らしていたが、ルシールから彼女の子供たちを押し付けられたミーモウは、息子のダヴとその妻アーリーンにワイリーとピージョーを引き取らせる。
ある日、ピージョーがワイリーと一緒にプールで遊んでいると、日頃から親しくしている黒人の少年テイラーが監視員とトラブルになる。この町には根強い黒人差別が残っており、プールは白人専用で黒人は立ち入りが禁止されていた。テイラーは仲間を集めて抗議を始めるが、保安官が駆け付けて暴力的に排除、その騒ぎの中でテイラーは命を落としてしまう。
事の一部始終を見ていたピージョーの心の中に、次第に黒人差別に対する疑問が芽生えてくる。ピージョーはテイラーの葬儀に参加するが、これもまた保安官によって暴力的に弾圧される。さらに、ピージョーは黒人と抱き合っている写真が雑誌に掲載され、有名人になったことで保安官にマークされ、家にも居場所がなくなる。
その頃、ルシールはテレビドラマ『奥様は魔女』のプロデューサーに見出され、主人公サマンサのライバル役として出演することが決まった。念願の女優への階段を登り始めようとしていたルシールであったが、殺害した夫の首が発見されてしまったことで逮捕され、アラバマに護送されて裁判にかけられることになる。
キャスト
[編集]- ルシール・ヴィンソン:メラニー・グリフィス(吹替:安達忍)
- ピーター・ジョセフ“ピージョー”・ブリス:ルーカス・ブラック(吹替:結城比呂)
- ダヴ・ブリス:デヴィッド・モース(吹替:石塚運昇)
- ジョン・ドゲット保安官:ミート・ローフ・アディ(吹替:塩屋浩三)
- ミード判事:ロッド・スタイガー(吹替:大塚周夫)
- ワイリー・ブリス:デヴィッド・スペック(吹替:福山潤)
- ネヘミア・ジャクソン:ジョン・ビーズリー(吹替:益富信孝)
- アーリーン・ブリス:キャシー・モリアーティ
- ノーマン:リチャード・シフ
- ハリー・ホール:ロバート・ワグナー(吹替:星野充昭)
- レイモンド保安官:ノア・エメリッヒ
- ミーモウ:サンドラ・シーキャット
- ジョーン・ブレイク:エリザベス・パーキンス(吹替:相楽恵美)
- サリー:ファニー・フラッグ
- マデリン:リンダ・ハート
- テイラー・ジャクソン:ルイス・ミラー
- シェーグマン:ポール・マザースキー
- ジャック:ブラッド・バイアー
- ボブ:ランダル・クレイザー
- ソンドラ:ダコタ・ジョンソン[3](吹替:小林沙苗)
- ポール・ベン=ヴィクター
- トニー・アメンドーラ
- ブレント・ブリスコー