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クラシック・ロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クラシック・ロック (Classic Rock) は、「古典的なロック」ないし「ロックの古典」[1]、あるいは「ロックの歴史の古典期を象徴する ... ロックの世界の「クラシック」」を指す表現[2]。明確な定義はなく、対象とされる年代についても1950年代から1980年代にかけて[1]1960年代から1970年代にかけて[2]、1970年代から1980年代にかけて[3]、1960年代後半[4]などと様々な捉え方がある。

より新しい時代の音楽についても、スタイル、趣向を表現する言葉として「クラシック・ロック」を用いる場合がある[注釈 1]

アメリカ合衆国では、ラジオ・フォーマット英語版の一つとして、もっぱらクラシック・ロックを放送するものを「クラシック・ロック (classic rock)」と称し、1960年代半ばから1990年代後半までの音楽が取り上げられているが、特に焦点が当てられているのは、1970年代に人気を博し、商業的成功を収めたハードロックである[5]

脚注

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注釈

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  1. ^ 例えば、2006年ショーン・レノンのアルバムについての言及(“今月の10枚・ポピュラー・海外編”. 朝日新聞・夕刊: p. 8. (2006年10月20日). "クラシックロックの味を発揮する8年ぶりの新作"  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧)や、2012年デビューのマイ・ダイナマイトについての言及(ブルーズ&クラシック・ロックの伝統を受け継ぐ、マイ・ダイナマイト”. BARKS. 2017年10月18日閲覧。)などがある。

出典

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  1. ^ a b 小倉隆一郎. “クラシックロックの系譜 ―ロック音楽の誕生からビートルズへ―” (PDF). 文教大学. 2023年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月18日閲覧。
  2. ^ a b 増田聡「第2章 「クラシック」によるポピュラー音楽の構造支配」『クラシック音楽の政治学』青弓社、2005年、51頁。ISBN 978-4787271952  Google books
  3. ^ “チッタがイベント クラシック・ロック・ジャム10年記念”. 朝日新聞・朝刊・神奈川: p. 37. (2004年7月4日). "「クラシック・ロック・ジャム」は ... 国内の実力派ロックミュージシャンたちが70、80年代の洋楽ロックをカバーするイベント ..."  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  4. ^ クラシック・ロックの隆盛―ヘイト・アシュベリーからサンセット・ストリップまで”. uDiscoverMusic. 2017年10月18日閲覧。
  5. ^ Pareles, Jon. "Oldies on Rise in Album-Rock Radio" New York Times June 18, 1986: C26