ギュンター・アンダース
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ギュンター・アンダース(Günter Anders、1902年7月12日 - 1992年12月17日)は、ドイツの哲学者、ジャーナリスト、エッセイスト、詩人。様々な仕事を経て反核運動を展開した。本名はギュンター・シュテルン(Günter Siegmund Stern)。
人物
[編集]- 1929年に同じ哲学者のハンナ・アーレントと結婚した。のちに離婚する。
- 1933年にパリへ亡命。
- 1936年にアメリカ合衆国へ亡命。
- 1945年以降、核に反対する活動を積極的に展開。
- 1983年にテオドール・アドルノ賞受賞。
- 1992年にジークムント・フロイト賞受賞。
- 著作に、広島・長崎やアウシュヴィッツに関する著作がある。
著作(日本語訳のみ)
[編集]- 『橋の上の男 広島と長崎の日記』(篠原正瑛訳、朝日新聞社、1960年)
- 『ヒロシマわが罪と罰 原爆パイロットの苦悩の手紙』(篠原正瑛訳、筑摩書房、1962年)
- 『カフカ』(前田敬作訳、弥生書房、1971年)
- 『われらはみな、アイヒマンの息子』(岩淵達治訳、晶文社、2007年)
- 『時代おくれの人間』上下(青木隆嘉訳、法政大学出版局、1994年)
- 『核の脅威 原子力時代についての徹底的考察』(青木隆嘉訳、法政大学出版局、2016年)
- 『世界なき人間:文学・美術論集』 (青木隆嘉訳、法政大学出版局、1998年)
- 『異端の思想』(青木隆嘉訳、法政大学出版局、1997年)
- 『塔からの眺め』(青木隆嘉訳、法政大学出版局、1999年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- <819A8199938C976D91E58D918DDB934E8A778CA48B86328D8681403130967B95B62E6D6364> "フランスにおけるギュンター・アンダース 渡名喜 庸哲" 東洋大学国際哲学研究センター年報『国際哲学研究』第2号