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ギジム・セルマーニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ギジム・セルマーニ
基本情報
本名 ギジム・セルマーニ
通称 アルバニアン・サイコ
国籍 オランダの旗 オランダ
生年月日 (1994-06-16) 1994年6月16日(30歳)
出身地 北ホラント州の旗 北ホラント州
ハウゼン
所属 ゴールデン・グローリー
タツジン・ドージョー
身長 191cm
体重 119kg
階級 ヘビー級
バックボーン 柔道
キックボクシング
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ギジム・セルマーニ
ギジム・セルマーニの画像
プロフィール
リングネーム レーザー
ギジム・セルマーニ
本名 ギジム・セルマーニ
ニックネーム アルバニアン・サイコ
身長 191cm
体重 119kg
誕生日 (1994-06-16) 1994年6月16日(30歳)
出身地 オランダの旗 オランダ
北ホラント州の旗 北ホラント州
ハウゼン
スポーツ歴 総合格闘技
柔道
キックボクシング
トレーナー WWEパフォーマンスセンター
デビュー 2016年1月30日
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ギジム・セルマーニGzim Selmani1994年6月16日 - )は、オランダ総合格闘家であり、プロレスラー北ホラント州ハウゼン出身のアルバニア系オランダ人[1][2]

兄であるエグゾン・セルマーニも総合格闘家である[3]

来歴

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幼少期、4歳時より柔道を始め[1]、12歳からキックボクシング[1]、15歳になり総合格闘技を始める[1]

総合格闘技

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兄であるエグゾンと共にオランダの名門ジムであるゴールデン・グローリーに入門し、トレーニングを開始[1]

2012年、Shaolin RyuやShooto Hollandといったアマチュアイベントに出場して連勝を飾る[4][5]

2012年11月24日、Klash Champions Battlefield - Road to Gloryにてプロ格闘家として初デビューを果たす。アナトーリ・チウマクと対戦して殴り合いを展開。2R終了後、チウマクが疲労によるダメージを理由にギブアップを宣言。プロ初勝利を飾った[6]

2013年11月9日、Bosnia Fight Championship 1にてマリオ・ミロサヴリェビッチと対戦。試合開始と同時にラッシュを仕掛けると体格差を生かして上からミロサヴリェビッチの首を捕らえ、ギロチンチョークを決めて持ち上げるとコーナーへ押し込んで一気に締め上げ勝利[7]

2013年12月13日、Final Fight Championship 10にてトマシュ・シモニッチと対戦。試合開始と同時にパンチの連打から足を抱えてテイクダウンに成功。ロープ際で膠着し、リング中央に戻されて試合を再開すると速攻で肩固めを仕掛け勝利[8]

2014年4月5日、BAMMA 15にて後にIGFで活躍するオリィ・トンプソンと対戦。試合を開始して金網側まで詰めると飛び膝蹴りを決め、怯んだトンプソンの首を捕らえるとギロチンチョークを極めてわずか18秒で秒殺勝利を飾った[9]

2014年10月24日、Bellator 130にてダニエル・ガレモアと対戦。2Rにパンチの連打を浴びて敗戦[10]

プロレス

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NXT

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2015年5月、アメリカ合衆国プロレス団体であるWWEとディベロップメント契約を交わし入団[11]。育成施設であるWWEパフォーマンスセンターにてトレーニングを開始。10月29日、WWEの傘下団体であるNXTのNXT Liveにてサニー・ディンサ、ラブプリート・サンガと共に登場し、セグメントを行った[12]

2016年1月30日、NXT Liveにてジョシュ・ウッズを相手にデビューマッチを行う。最後に丸め込まれると3カウントを奪われ敗戦した[13]。2月、サニー・ディンサとオーサーズ・オブ・ペイン(The Authors of Pain)なるタッグチームを結成[14]。同月12日、NXT Liveにてディンサと組んでハイプ・ブロズ(ザック・ライダー & モジョ・ローリー)と対戦するが敗戦[15]

6月8日、NXT Takeover The Endにてザ・リバイバル(ダッシュ・ワイルダー & スコット・ドーソン) vs アメリカン・アルファ(チャド・ゲイブル & ジェイソン・ジョーダン)のNXTタッグ王座戦の試合後、敗戦したアメリカン・アルファに対してディンサと共に乱入して襲撃。バックステージよりポール・エラリングが現れると観客からの "Who are you?" チャントが起こる中で3人で悠然と並び立ちアピールして見せた[16]。8月24日、NXTにてリングネームをレーザーRezar)に変更。TM61シェイン・ソーン & ニック・ミラー)と対戦。最後に合体技を決めて勝利した[17][18]。10月5日、NXTにて開始したダスティ・ローデス・タッグトーナメント・クラシックに出場。順当に勝ち進み、11月19日、Takeover Torontoにて決勝でTM61と対戦。エラリングが介入しないようにケージボックスに入れられ空中へと吊らされ試合を開始すると場外での攻防へと展開。TM61の合体技に苦しむが最後にアカムがシェイン・ソーンにスパイン・バスターで倒し、ラスト・チャプターへと繋げて勝利。優勝を飾った[19]

2017年1月28日、Takeover San AntonioにてNXT王座を保持する#DIY(ジョニー・ガルガノ & トマソ・チャンパ)に挑戦。関節技と合体技を駆使する#DIYに苦戦し、終盤にはアカムはチャンパのアームバー、自身はガルガノのガルガノ・エスケープを極められ窮地に陥るが、ガルガノを無理やり持ち上げるとチャンパに落とし難を逃れる。最後にチャンパにラスト・チャプターを決めて勝利。ベルトを奪取した[20]

WWE

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2018年4月9日、WWE・RAWにてオーサーズ・オブ・ペインとして昇格。スレイター & ライノ(ヒース・スレイター & ライノ)と対戦。試合開始直後にスレイターを攻めると最後にラスト・チャプターを決めて秒殺勝利。試合後、共に引き上げようとしたエラリングを制止すると二人で勝ち名乗りを上げた[21]。11月5日、RAWにてWWE・ロウ・タッグ王者であるセス・ロリンズがパートナーであるディーン・アンブローズとタッグを解消した事になり、代理GMであるバロン・コービンよりハンディキャップマッチでの王座戦の相手として指名を受け挑戦。抗うロリンズに対して終盤にパワーボムを決めると最後に合体式となるネックブリーカーシットアウト・パワーボムへと繋げて勝利。ベルトを奪取した[22][23]

その他

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  • 総合格闘家として活動していた時代は試合前の入場にてサラートを行っていた。

戦績

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総合格闘技 戦績
6 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
4 1 3 0 0 0 0
2 2 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× ダニエル・ガレモア 2R 4:33 TKO(パンチ連打) Bellator 130 2014年10月24日
オリィ・トンプソン 1R 0:18 ギロチンチョーク BAMMA 15 - Thompson vs. Selmani 2014年4月5日
トマシュ・シモニッチ 1R 1:54 肩固め Final Fight Championship 10 2013年12月13日
マリオ・ミロサヴリェビッチ 1R 0:35 ギロチンチョーク Bosnia Fight Championship 1 2013年11月9日
× アンティ・デリヤ 1R 3:09 TKO(パンチ連打) Final Fight Championship 5 2013年5月24日
アナトーリ・チウマク 2R 5:00 ギブアップ(疲労) Klash Champions Battlefield - Road to Glory 2012年11月24日

得意技

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フィニッシュ・ホールド

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チョークスラム
パワーボム

投げ技

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スパイン・バスター
フォール・アウェイ・スラム
ブロック・バスター。アバランシュ・プレスのように相手を横抱きにして、そのまま後ろに反り投げる。

打撃技

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ボディ・アバランシュ
ラリアット
ビックブーツ
パウンド
ニーリフト

合体技

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ラスト・チャプター
アカムとの合体技。アカムがロシアン・レッグ・スウィープの体勢になると、自身が対角線上からロープの反動をつけてランニング・クローズラインを相手に決めると同時にアカムが後ろへ倒れこむ。
スーパー・コライダー
アカムとの合体技。相手をパワーボムの体勢で担ぎ上げた状態から同様の体勢となったアカムと相手タッグ両者の背中を打ちつけマットに叩きつける。
ネックブリーカー & シットダウン・パワーボム
アカムとの合体技。アカムがブレーンバスターの体勢で相手の体を抱え上げ、両足を自身の肩に着地させると同時に決める。

獲得タイトル

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WWE
w / アカム
w / アカム
w / アカム

脚注

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  1. ^ a b c d e Who are Egzon & Gzim Selmani?”. Team-Selmani.com. 2016年2月11日閲覧。
  2. ^ Gzim Selmani”. Sherdog.com. 2016年2月11日閲覧。
  3. ^ Egzon Selmani”. Sherdog.com. 2016年2月11日閲覧。
  4. ^ Shaolin Ryu - Fight Club Den Haag 2012”. Sherdog.com. 2012年7月8日閲覧。
  5. ^ Shooto Holland - Warriors 3”. Sherdog.com. 2012年10月13日閲覧。
  6. ^ Klash Champions Battlefield - Road to Glory”. mma-core.com. 2012年11月24日閲覧。
  7. ^ BFC Bosnia Fight Championship 1”. ESPN.com. 2013年11月9日閲覧。
  8. ^ Final Fight Championship 10”. MixedMartialArts.com. 2013年12月13日閲覧。
  9. ^ BAMMA 15 results”. BAMMA.com. 2014年4月5日閲覧。
  10. ^ Bellator 130 results: Emanuel Newton survives early trouble, taps Linton Vassell”. MMAjunkie.com. 2014年10月24日閲覧。
  11. ^ Photo: WWE Signs MMA Fighter To Developmental Deal”. WrestlingInc.com. 2015年5月18日閲覧。
  12. ^ 10/29 WWE NXT in Citrus Springs, Fla.: Balor vs. Joe (w/Photo Gallery)”. PWTorch.com. 2015年10月30日閲覧。
  13. ^ 1/30 WWE NXT in Venice, Fla. – PARKS’S In-Person Report on Asuka vs. Emma main event, Sara Lee in action, more”. PWTorch.com. 2016年1月30日閲覧。
  14. ^ The Authors of Pain”. Wrestlingdata.com. 2016年6月9日閲覧。
  15. ^ NXT Tampa Results (2/12/16): Sami Zayn vs. Manny Andrade”. Sescoops.com. 2016年2月13日閲覧。
  16. ^ NXT TakeOver: The End Results – 6/8/16 (Samoa Joe retains the NXT Title, Austin Aries vs. Shinsuke Nakamura, lots of debuts)”. Wrestleview.com. 2016年6月8日閲覧。
  17. ^ WWE NXT Results (8/24): Full NXT Takeover Recap, Tye Dillinger Vs. Wesley Blake, Tag Team Action”. WrestleInc.com. 2016年8月24日閲覧。
  18. ^ NXT results, Aug. 24, 2016: The Authors of Pain bring the hurt in tag team showdown”. WWE.com. 2016年8月24日閲覧。
  19. ^ NXT TakeOver: Toronto Results – 11/19/16 (Samoa Joe regains the NXT Title live from Toronto)”. Wrestleview.com. 2016年11月19日閲覧。
  20. ^ NXT TakeOver: San Antonio Results – 1/28/17 (Bobby Roode wins the NXT Championship live from San Antonio)”. Wrestleview.com. 2017年1月28日閲覧。
  21. ^ WWE RAW Results – 4/9/18 (Night after WrestleMania 34, Brock Lesnar era continues)”. Wrestleview.com. 2018年4月9日閲覧。
  22. ^ WWE RAW Results – 11/5/18 (Crown Jewel fallout in Manchester, Rousey responds)”. Wrestleview.com. 2018年11月5日閲覧。
  23. ^ WWE Monday Night RAW Results - Kurt Angle Main Events, New Champions Crowned, Ronda Rousey, More”. Wrestlinginc.com. 2018年11月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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