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キャロル・ブーケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャロル・ブーケ
Carole Bouquet
キャロル・ブーケ Carole Bouquet
生年月日 (1957-08-18) 1957年8月18日(67歳)
出生地 フランスの旗 フランス
ヌイイ=シュル=セーヌ
国籍 フランスの旗 フランス
身長 172cm
ジャンル 女優
活動期間 1977年 -
活動内容 映画 舞台 テレビ
配偶者 ジェラール・ドパルデュー(1997 - 2005)
主な作品
007 ユア・アイズ・オンリー
受賞
セザール賞
主演女優賞
1990年美しすぎて
その他の賞
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キャロル・ブーケ(Carole Bouquet, 1957年8月18日 - )は、フランス女優モデルである。発音上は キャロル・ブケキャロル・ブケーとも。ヌイイ=シュル=セーヌ出身。

略歴

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15歳でソルボンヌ大学の哲学科に入学するという秀才。その後、演技の勉強をするためフランス国立高等演劇学校に編入する。

17歳のときにルイス・ブニュエル監督に見出され、1977年に映画『欲望のあいまいな対象』でデビュー。

国際的には、1981年に公開された『007シリーズ』の第12作でボンドガール役を演じた『007 ユア・アイズ・オンリー』(主演のロジャー・ムーアとは30歳差で彼女が年下)が有名だが、1980年代から90年代は自国フランスの作品を中心に出演している。

1990年代は、"シャネルの顔"となり、シャネルNo.5のモデルを務めていた。

映画プロデューサーのジャン=ピエール・ラッサムとは結婚し、一子をもうけていたが、1985年に死別。1997年より俳優のジェラール・ドパルデューとの交際が始まり、2003年から2005年まで婚約していた。

1982年7月26日には南米ペルーの首都リマで開催されたミス・ユニバース世界大会で、ノーベル文学賞受賞作家のマリオ・バルガス・リョサ、イタリアの俳優フランコ・ネロ、マジシャンのデビッド・カッパーフィールドらと共に審査員を務めた。

1999年には、第4回上海国際映画祭の審査員を務めた。

2006年には、東京と大阪で開催された『フランス映画祭2006』のフランス代表団団長として来日。六本木ヒルズTOHOシネマズ前に敷かれたレッドカーペットに登場した[1]

女優の仕事だけでなく、DV犠牲者を救うボランティアなど社会貢献活動も積極的に行っている。

主な出演作品

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1977 欲望のあいまいな対象
Cet obscur objet du désir
コンチータ
1979 料理は冷たくして
Buffet froid
シネクラブ上映
TV放映及びVHS題
1980 ブランク・ジェネレーション ~リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ~
Blank Generation
ナダ
1981 007 ユア・アイズ・オンリー
For Your Eyes Only
メリナ
愚か者の日
Tag der Idioten
キャロル ヴェルナー・シュレーター監督
1982 類猿人ビンゴ・ボンゴ
Bingo Bongo
ラウラ VHSスルー
1983 アバンチュールはデュエットで
Mystère
ミステール VHSスルー
1984 ネモの不思議な旅/異次元惑星のプリンセスを救え!!
Nemo
VHSスルー
1985 フレンチ・ポリス/殺しのムーブメント
Spécial police
イザベル VHSスルー
1986 Double messieurs エレーヌ ジャン=フランソワ・ステヴナン監督
1987 デ・ジャ・ヴュ
Jenatsch
ルクレツィア ダニエル・シュミット監督
1989 ニューヨーク・ストーリー第2話 ゾイのいない人生
New York Stories: Life Without Zoe
ソロヤ王女
美しすぎて
Trop belle pour toi
フロランス、コレットの隣人(二役) セザール賞 主演女優賞 受賞
バンカー・パレス・ホテル
Bunker Palace Hôtel
クレール
1991 忘却に抗って - 命のための30通の手紙/ギリシア、アンドレアス・クリストドゥールーのために
Contre l'oubli: Pour Andreas Christodoulou, Grèce
語り部 オムニバス
ジャン=ルー・ユベール監督編
2001年山形国際ドキュメンタリー映画祭上映
1993 タンゴ
Tango
ゲスト
1994 恋の選択
A Business Affair
ケイト・スワロー
他人のそら似
Grosse fatigue
キャロル・ブーケ
1996 愛の破片
Poussieres d'amour
インタビュアー ドキュメンタリー
1997 リュシー・オブラック
Lucie Aubrac
リュシー・オブラック フランス映画祭上映(来日)
赤と黒
Le rouge et le noir
テレビ映画
1998 天使の肉体
En plein coeur
ヴィヴィアン
1999 Un pont entre deux rives ミナ ジェラール・ドパルデュー&フレデリック・オビュルタン共同監督
2000 ルルのピクニック
Le Pique-nique de Lulu Kreutz
アンナ・ギラルディ ヤスミナ・レザ脚本
シネフィル・イマジカ放映
2001 WASABI
Wasabi
ソフィア
2002 キスはご自由に
Embrassez qui vous voudrez
リュリュ フランス映画祭上映[1]
2004 セックス・アンド・ザ・シティ シーズン6
Sex and the City
ジュリエット テレビシリーズ
最終話「しあわせ探しの末にAn American Girl in Paris: Part Deux
2005 ハウス・ウォーミング!
Travaux
シャンタル フランス映画祭上映[2] (団長も)
美しき運命の傷痕
L'Enfer
マリー(母)
2009 さみしくなるだろう
Je vais te manquer
ジュリア TV5MONDE放映
2011 許されぬ人たち
Impardonnables
ジュディット アンドレ・テシネ監督
2014年TV5MONDEで放映
2014 Une heure de tranquillité ナタリー・ルプルー パトリス・ルコント監督
2019 今宵、212号室で
Chambre 212
20年後のイレーヌ クリストフ・オノレ監督

参照

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  1. ^ 写真で見る<フランス映画祭2006>開幕”. All About, Inc. (2006年3月18日). 2012年10月20日閲覧。

外部リンク

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