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キャドバリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャドバリー
Cadbury
種類 子会社
本社所在地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン アックスブリッジ
設立 1824年
業種 食料品
事業内容 チョコレート製造
売上高 £53億8400万 (2008)
営業利益 £3億6400万 (2008)
経常利益 £3億8800万 (2008)
従業員数 7万1657人 (2008)[1]
主要株主 アメリカ合衆国の旗 モンデリーズ・インターナショナル
関係する人物 ジョン・キャドバリー 創業者
外部リンク https://www.cadbury.co.uk/
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キャドバリー (Cadbury) は、イギリスの菓子・飲料メーカーである。

アメリカの食品大手モンデリーズ・インターナショナルグループ(旧 クラフトフーヅグループ)の一部で、公正取引または有機製品の標榜で知られる。かつての子会社で現在もグループ企業のグリーン・アンド・ブラックス社を通じ販売している。

歴史

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創業

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シュウェップスと合併

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クラフトフーヅが買収

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  • 2010年1月19日、クラフトフーヅの買収提案をキャドバリーが受諾する。買収額は最大約1兆7600億円[注釈 1]、売上総額は2008年度実績で約4兆6000億円[注釈 2]で、同年4月16日、買収手続が完了してクラフトフーヅの完全子会社になり世界最大の菓子メーカーが誕生する。
  • 2012年10月1日、クラフトフーヅが北米食品部門を「クラフトフーズ・グループ」としてスピンオフし、旧クラフトフーヅは「モンデリーズ・インターナショナル (Mondelēz International)」へ商号変更し、キャドバリーはモンデリーズの子会社になる。

観光事業

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日本での展開

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マルチフッド・インターナショナル

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後述の通り、2012年以降、日本法人である日本クラフトフーズではなく、明治グループのマルチフッド・インターナショナルがキャドバリー製品を販売している。

旧 キャドバリー・ジャパン

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日本コカ・コーラ

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シュウェップス製品(一部のみ)を、日本コカ・コーラが製造している。

不祥事

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2014年マレーシアで、チョコレートにイスラーム禁忌[注釈 4]とされているのDNAが含まれている疑いがあるという噂が流れた。検査を実施したところ「キャドバリー・デアリー・ミルク・ヘーゼルナッツ」と「キャドバリー・デアリー・ミルク・ロースト・アーモンド」2商品から豚DNAが検出された[5]

キャドバリーを扱った作品

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脚注

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注釈

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  1. ^ 約119億ポンド
  2. ^ 両社の単純合算
  3. ^ 1988年にキャドバリーが買収している。
  4. ^ 豚由来のすべての物は食用のみならず、それらを取り扱った食器や調理器具の使用をも忌み嫌われる[4]

出典

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  1. ^ Company Profile for Cadbury PLC (CBY)”. 2008年10月1日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ a b 小野雅子 (2021年1月25日). “王室御用達だけどプチプラで庶民的・キャドバリーのチョコレート”. 地球の歩き方. 2024年9月30日閲覧。
  3. ^ a b サイト移転のお知らせ”. キャドバリー・ジャパン. 2016年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月30日閲覧。
  4. ^ 飲食店なら知っておきたい「ハラル(ハラール)認証」。提供時に注意すべきこととは?”. 飲食店ドットコム (2023年5月1日). 2024年9月30日閲覧。
  5. ^ イスラム戒律に非対応、マレーシアでチョコ回収 英系菓子キャドバリーに批判」『日本経済新聞』2014年5月28日。2024年9月30日閲覧。

外部リンク

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