キャシー・ホウクル
キャシー・ホウクル(Kathy Hochul)、本名キャスリーン・ホウクル(Kathleen Hochul、旧姓コートニー(Courtney)、1958年8月27日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。弁護士。現在、ニューヨーク州知事を務めている。2015年よりニューヨーク州副知事を務めていたが、2021年8月のアンドリュー・クオモ州知事の辞任によって、女性初のニューヨーク州知事に昇格した[1]。
経歴
[編集]キャシー・ホウクルは、1958年にニューヨーク州バッファローでキャスリーン・コートニー(Kathleen Courtney)として生まれた。家庭はアイルランド系で、カトリック教徒。1980年にシラキュース大学で学士号を、1983年にアメリカカトリック大学(Catholic University of America)のコロンブス・ロースクールで法務博士号を得た。シラキュース大学在学中に政治関係に目覚めていて、その後連邦下院議員を経て、M&T銀行(M&T Bankの政府関係部署も務め、2014年にアンドリュー・クオモの知事選挙で彼の副知事候補となり、選挙に勝ち、翌年から副知事を務め、2018にも再選された。2021年8月のクオモ州知事の辞任表明によって、ニューヨーク州副知事から州知事に昇格し、2022年まで務めることになる[2][3][4][1]。
2022年11月8日の州知事選挙では共和党候補のリー・ゼルディン下院議員を下し再選された[5]。
人物
[編集]個人生活ではビル・ホウクル(Bill Hochul)と結婚して、キャシー・ホウクル(Kathleen Courtney Hochul、キャシーはキャスリーンのニックネーム)を名乗っている。
脚注
[編集]- ^ a b “NY州知事に初の女性 前任者のセクハラ被害者を擁護”. 朝日新聞. (2021年8月24日) 2021年8月24日閲覧。
- ^ Don't underestimate N.Y.'s next governor (The New York Times, Aug. 17, 2021)
- ^ NY州初の女性知事として注目、キャシー・ホークルの略歴(Forbes Japan)
- ^ クオモNY知事後任のホークル氏が会見 州行政の刷新を図る考え(The Sankei News)
- ^ “Kathy Hochul wins full term as New York governor”. CNN.com. CNN. (2022年11月9日) 2022年11月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Kathy Hochul (@ltgovhochulny) - X(旧Twitter)
公職 | ||
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先代 アンドリュー・クオモ |
ニューヨーク州知事 第57代:2021年8月24日 - |
次代 (現職) |
先代 ロバート・ダフィー |
ニューヨーク州副知事 2015年1月1日 - 2021年8月23日 |
次代 アンドレア・スチュワート・カズンズ (代行) |