キム・グミ
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キム・グミ(朝鮮語: 김금희、金錦姫、1979年 - )は、韓国の女性小説家。
経歴
[編集]1979年、釜山生まれ。出版社勤務を経て、2009年に短編「きみのドキュメント」でデビュー。
2014年に発表した最初の短編集『センチメンタルも毎日だと』で第33回申東曄文学賞を受賞。
『あまりにも真昼の恋愛』は、若い作家賞受賞作「趙衆均氏の世界」、若い作家大賞受賞作「あまりにも真昼の恋愛」を収載した2冊目の短編集で、16年に刊行されるやベストセラーに。17年にも短編「チェスのすべてのこと」で第62回現代文学賞を受賞するなど、〈新しい世代の作家〉として若い読者層を中心に大きな期待を集めている[1]。
2020年に契約書の著作権譲渡などの規定に反発し、崔恩栄、李起昊と共に李箱文学賞の受賞を拒否した[2]。
邦訳作品
[編集]- 『あまりにも真昼の恋愛』すんみ訳、晶文社、韓国文学のオクリモノ、2018年3月
脚注
[編集]- ^ 『あまりにも真昼の恋愛』の中のプロフィールから
- ^ “김금희·최은영·이기호 “이상문학상 우수상 거부”” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2020年1月6日). 2023年2月2日閲覧。