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関東鉄道キハ2400形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キハ2400形から転送)
関東鉄道キハ2400形気動車
関東鉄道キハ2400形(2404+2403)
(2020年8月18日 水海道駅小絹駅間)
基本情報
製造所 新潟トランシス
製造年 2004年−2007年
製造数 6両
主要諸元
最高運転速度 90km/h
設計最高速度 95km/h
車両定員 137名(うち着席45名)
車両重量 32.5t
備考 ワンマン運転対応
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関東鉄道キハ2400形気動車(かんとうてつどうキハ2400がたきどうしゃ)は、関東鉄道常総線で運行されている[1]通勤型気動車新潟トランシス製。2004年平成16年)12月23日に1次車2両が導入され、2021年時点では6両[1]が在籍している。

概要

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2004年12月23日より運用開始。新潟トランシス製造のため、新潟県中越地震の影響で導入が遅れていた。

基本仕様は、キハ2200形に準ずる[1]キハ2300形で導入した電気指令式ブレーキ[1]変速機自動切換えなどを引き続き採用し、キハ2300形の両運転台仕様[1]となった。

2次車以降では、化粧板の模様、乗務員室仕切など細かな面で変更がみられる。

主に水海道駅-下館駅間の単線区間で運用されるが、守谷駅から先、つくばエクスプレスを利用する乗客の便宜を図るため、守谷駅-水海道駅間の複線区間に直通する運用もある。普通列車快速列車問わず幅広く運用されている。

単線区間用車両であることから、新製時よりワンマン運転に対応しているが、キハ2200形には設置されていない駅名案内LED装置が各ドア上部に設置されている。

快速運転には、1次車が対応していなかったが、列車種別装置新設などの改造により全車両対応となった。

2401号は、2017年から2020年頃(詳細時期不明)に、排障器キハ5000形二次車以降やキハ5010形と同等の大型の物に交換されている。

外観は他の常総線車両と同様に、白っぽい塗装をベースに、鬼怒川(青色)と小貝川(青色)の間を走る常総線(赤色)を示す線を配している[1]。関東鉄道の創立100周年(2022年)に向けた記念行事の一環として、2401号が2021年4月17日から、2402号が2021年7月24日から昭和40~60年代のツートンカラー塗装(上部はクリーム色、下部はオレンジ色)で復刻された[2][3]

諸元

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  • 旅客定員:137名(着席45名)
  • 車両重量:32.5t
  • 主要寸法:最大長20000mm×最大幅2850mm×最大高3943mm(床面高さ1140mm)
  • 機関:DMF-13HZディーゼル機関 出力242.7kw/2000min-1(330ps/2000rpm
  • 総排気量12.7l 最大トルク1.41kN・m/1300min-1(144kgf・m/1300rpm)

ワンマン装置

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  • ワンマン放送:音声合成装置(スタンドマイクつき)
  • 整理券発行機
  • 運賃箱
  • 運賃表示機
  • ワンマン戸開閉スイッチ
  • ドア開閉予告チャイム

サービス設備

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編成

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  • 1次車:2401-2402
    • 改造により快速運転対応
  • 2次車:2403-2404
    • 車内化粧板変更(白色→薄茶色柄入り)
    • 製造時より快速運転対応
  • 3次車:2405-2406
    • 運転状況記録装置、防護無線のバックアップ電源の新設
    • 点字標記の設置
    • 乗降口の色を黄色に変更
    • 製造時より快速運転対応
    • 乗務員室仕切の変更

その他

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画像

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脚注・出典

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  1. ^ a b c d e f キハ2400形 関東鉄道車両案内(2021年5月15日閲覧)
  2. ^ 昭和40~60年代に活躍した常総線のカラーリングが復活!「キハ2400形 復刻塗装デビュー記念乗車券」発売 4月21日(水)~関東鉄道(2021年4月19日)2021年5月15日閲覧
  3. ^ 関東鉄道の復刻塗装キハ2401・2402号、指定運行開始 | レイルラボ ニュース”. レイルラボ(RailLab) (2021年8月4日). 2023年10月5日閲覧。

関連項目

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