キッセイ薬品工業
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 【本社】 〒399-8710 長野県松本市芳野19-48 【東京本社(日本橋)】 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-8-9 【東京本社(小石川)】 〒112-0002 東京都文京区小石川3-1-3 |
本店所在地 |
〒399-8710 長野県松本市芳野19-48 |
設立 | 1946年8月9日 |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 1100001012982 |
事業内容 |
医療用医薬品の研究・開発・製造・販売 治療用特殊食品の開発・販売 |
代表者 |
神澤陸雄(代表取締役会長兼CEO) 降簱喜男(代表取締役社長兼COO) |
資本金 |
243億5600万円 (2019年3月末日現在) |
発行済株式総数 | 5181万1185株 |
売上高 |
連結:722億9700万円 単体:615億2000万円 (2019年3月末日現在) |
経常利益 |
連結:71億6900万円 単体:64億7300万円 (2019年3月末日現在) |
純利益 |
連結:54億8100万円 単体:50億6400万円 (2019年3月末日現在) |
純資産 |
連結:1827億700万円 単体:1800億6600万円 (2019年3月末日現在) |
総資産 |
連結:2135億2200万円 単体:2050億3200万円 (2019年3月末日現在) |
従業員数 |
連結:1,907人,単体:1,504人 (2019年3月末日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人 |
主要株主 |
第一生命保険株式会社(6.85%) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(5.87%) 株式会社八十二銀行(4.99%) |
主要子会社 |
キッセイ商事株式会社(100%) キッセイコムテック株式会社(83%) ハシバテクノス株式会社(100%) |
外部リンク | https://www.kissei.co.jp/ |
キッセイ薬品工業株式会社(キッセイやくひんこうぎょう)は、長野県松本市芳野に本社を置く医薬品メーカーである。
概要
[編集]1946年(昭和21年)8月9日、株式会社 橘生化学研究所(たちばな せいかがくけんきゅうじょ)として創業。 重点領域を泌尿器、腎・透析領域およびアンメットメディカルニーズとし、医療機関向け医薬品を主とする製薬メーカーである。
キャッチフレーズは『明日の健康を見つめる キッセイ薬品』で、テレビCMなどに使用されている。
なお近年では、ヘルスケア事業部を中心に、たんぱく質を調整した炊飯用・無洗米 「キッセイゆめシリーズ」を発売し、介護・高齢者を対象とした治療用特殊食品事業にも参入している。
沿革
[編集]- 1946年(昭和21年) - 株式会社橘生化学研究所創設。
- 1947年(昭和22年) - 橘生薬品工業(きっせいやくひんこうぎょう)株式会社と改称。
- 1964年(昭和39年) - キッセイ薬品工業株式会社と改称。
- 1969年(昭和44年) - 中央研究所(松本市)完成。
- 1969年(昭和44年) - 中央研究所建設(松本市)。
- 1973年(昭和48年) - 中央研究所増設(松本市)。
- 1980年(昭和55年) - 製剤工場建設。
- 1985年(昭和60年) - キッセイコムテック株式会社設立。第二研究所建設。
- 1986年(昭和61年) - 製剤工場増設。
- 1988年(昭和63年) - 東京証券取引所第2部に上場。
- 1990年(平成2年) - 食品事業室開設。中央研究所竣工(安曇野市)・移転。
- 1991年(平成3年) - 東京証券取引所第1部に上場。キッセイ情報センター竣工。
- 1992年(平成4年) - 名古屋支店自社ビル竣工。
- 1993年(平成5年) - 松本工場第三製剤棟竣工。
- 1994年(平成6年) - 塩尻工場竣工。
- 1995年(平成7年) - 東京本社(日本橋)開設。仙台支店自社ビル竣工。第一品質管理棟竣工。
- 1996年(平成8年) - 創立50周年。「キッセイ薬品50年史」発行。製剤研究所竣工。
- 1997年(平成9年) - 東京本社(小石川)開設。米国キッセイ株式会社設立。札幌支店自社ビル竣工。
- 1999年(平成11年) - 第二研究所増設。環境基本方針制定。
- 2001年(平成13年) - ヘルスケア事業センター竣工。
- 2004年(平成16年) - キッセイアメリカ株式会社(Kissei America, Inc.)設立。
- 2007年(平成19年) - 上越化学研究所完成。中央研究所増設。
- 2010年(平成22年) - 本社本部棟完成。
- 2013年(平成25年) - 第二研究所増設。
- 2016年(平成28年) - 創立70周年。
事業内容
[編集]- 医療用医薬品の研究・開発・製造・販売 外部参照 -キッセイ薬品が取り扱うお薬の情報~くすりのしおり~
- 治療用特殊食品の開発・販売(ヘルスケア事業)
- 外部参照 - ヘルスケア事業部オフィシャル・サイト
主要商品
[編集]- ピートル(高リン血症治療薬)
- ドメナン(気管支ぜんそく治療薬)
- リザベン(アレルギー性疾患治療薬、点眼:アレルギー性結膜炎治療薬)
- グルファスト(糖尿病治療薬)
- グルベス(糖尿病治療薬)
- ユリーフ(前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善)
- ベザトール(高脂血症治療薬)
- ウテメリン注・錠(切迫早・流産治療薬)
- サラジェン錠(口腔乾燥症状改善薬)
事業所
[編集]- 本社(長野県松本市)
- 東京本社(東京都中央区日本橋)
- 東京本社(東京都文京区小石川)
- 中央研究所、製剤研究所(長野県安曇野市)
- 第2研究所(長野県安曇野市)
- 上越化学研究所(新潟県上越市)
- 松本工場(長野県松本市)
- 塩尻工場(長野県塩尻市)
- ヘルスケア事業センター(長野県塩尻市)
広告・宣伝活動
[編集]キッセイ薬品における宣伝活動は企業広告が中心で、特にテレビCMに関してはテレビ朝日系列などで番組提供をしており、それらの番組でCMを見ることができる。
テレビ
[編集]企業CM
[編集]キッセイ薬品の企業スポットCMの統一テーマは「健康」であるが、主に自然をテーマにしたCMが多く制作されている。
CMの最後には「明日の健康を見つめる キッセイ薬品」のロゴグラフィックが表示され、女性の歌声で「♪キッセイ、薬品♪」のサウンドロゴとともに締める。
放映されるCMは複数のバージョンが制作されており、各30秒でバージョンごとに一部映像が異なる。なお、2007年(平成19年)制作の『清流篇』以降はハイビジョン制作となっている。
CMは現在放映中のものに限り、ホームページ でも見ることができる。
主な提供番組
[編集]過去の提供番組
[編集]- キッセイスペシャル(長野朝日放送・テレビ朝日系、後述)
- ニュースステーション(テレビ朝日系、2004年(平成16年)3月26日放送終了)※最終週まで木曜日(報道STATIONに継続)
- 報道ステーション(テレビ朝日系、月 - 金曜 21:54 - 23:10)木曜日提供
- (21:54 - 22:40の時間帯、週ごとに序盤・中盤パート入れ替え)2004年4月番組開始 - 2015年3月26日
- ABCテレビ制作火曜20時の番組(テレビ朝日系)- たけしの万物創世紀、たけし・所のWA風がきた!など。
- ABCテレビ制作金曜21時の番組(テレビ朝日系)- 素敵にドキュメント、驚きももの木20世紀など。
- 旅の香り〜四季の名宿めぐり〜(テレビ朝日系、2009年(平成21年)9月27日放送終了)
- びっくりハンター〜運命の月曜日〜(テレビ朝日系)
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日系)
- BBC地球伝説(BS朝日[注釈 1]、月 - 金曜20:00 - 20:50) - 2015年3月→「ネイチャードキュメント奇跡の地球紀行」(同局土曜18:54 - 20:54) - 2015年4月4日 - 「BBC地球伝説」の構成変更に伴い提供番組を移動・変更。
- スーパーベースボール (テレビ朝日系列)
- NNNきょうの出来事(日本テレビ系)
- FNNスーパータイム(フジテレビ系)
- 世界の村で発見!こんなところに日本人(ABC制作・テレビ朝日系、火曜21:00 - 21:54)[注釈 2]
- パネルクイズ アタック25(ABC制作・テレビ朝日系、日曜13:25 - 13:55)[注釈 3]
- 奥さまはホームドクター(テレビ信州[注釈 4]、月曜~金曜15:50 - 15:55)月曜・水曜・金曜提供
など
キッセイスペシャル
[編集]キッセイスペシャル(Kissei Special)は、長野朝日放送(abn)が数年おきに制作・放送しているドキュメンタリー特別番組。1994年(平成6年)から制作、長野県の自然や文化をテーマに制作。テレビ朝日系列全国ネット、もしくは長野県ローカルで放送されている。2011年(平成23年)の放送で6回目となる。
第4回(2006年(平成18年))よりハイビジョン(HDTV)による制作となっている。
- 第1回「水と大地のシンフォニー」
- 第2回「風の谷の子どもたち 信州 いのちの四季」
- 第3回「サイエンスメルヘン 最後の桃源郷フンザ」
- 第5回「日本のふるさと信州 4つの小さな物語」[3]
- 放送日時:2011年(平成23年)5月29日、14:00 - 15:25(サンデープレゼント枠)※生放送
- 司会:地井武男、乙葉
- 出演:中本賢、華恵(エッセイスト)、海野和男(昆虫写真家)
- リポーター:松坂彰久、草田敏彦、藤井学、冨岡美希、平沢幸子(以上、abnアナウンサー)
- 長野朝日放送開局20周年記念特別番組として放送された。また今回の放送における表記はキッセイ薬品スペシャルとなった。
- 司会には、当時テレ朝の人気番組だった『ちい散歩』(abnにもネット)の散歩人で人気を博した地井が抜擢された。
- またこの年のデジタル完全移行に伴い、終了を2か月後に控えたアナログ放送(NTSC)ではレターボックスサイズによる放送となった。
- さらに、地井がテレビ生放送で司会をした、事実上最後の番組ともなった(翌2012年6月に70歳で死去)。
イベント・文化事業
[編集]- サイトウ・キネン・フェスティバル松本(毎年秋)
- 信毎健康フォーラム(信濃毎日新聞主催)
- 松本山雅FC(Jリーグ)- 2010年(平成22年)より試合用ユニフォームの左袖スポンサーを務めている。
- 長野県松本文化会館(2012年(平成24年)7月より命名権を取得し「キッセイ文化ホール」の愛称を持つ)
社会貢献
[編集]関連人物
[編集]関係会社
[編集]地名の特記事項がないものは長野県松本市に本社を置く。
- Kissei America, INC.( アメリカ合衆国現地法人)
- キッセイ商事株式会社 - 商社事業・保険代理店・食品の製造・販売など
- キッセイコムテック株式会社 - システム開発
- ハシバテクノス株式会社 - 総合建設・不動産・不動産管理業
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ コーポレート・ガバナンス - キッセイ薬品工業株式会社
- ^ キッセイスペシャル「ふしぎの森の冒険 母子グマ 愛と感動物語」 ABN長野朝日放送
- ^ キッセイスペシャル「日本のふるさと信州 4つの小さな物語」 長野朝日放送
- ^ “abn キッセイ薬品スペシャル 安曇野わんぱく日和 〜槍ヶ岳に挑む・湧水に遊ぶ・田園列車の旅〜”. 長野朝日放送. 2011年4月20日閲覧。
- ^ スポーツ人物館〈 パラリンピック編 〉64センチ太もも 攻めの滑り 三沢拓(アルペンスキー) - 朝日新聞、2010年3月1日
- ^ アルペン支援、企業も燃える パラリンピック - 朝日新聞、2010年3月10日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- キッセイ薬品工業株式会社
- キッセイコムテック株式会社
- 健康見聞録 - キッセイコムテック株式会社