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姜珉鎬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カン・ミンホから転送)
姜 珉鎬(カン・ミノ)
Kang Min-Ho
サムスン・ライオンズ #47
2023年
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 済州特別自治道済州市
生年月日 (1985-08-18) 1985年8月18日(39歳)
身長
体重
185 cm
100 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手指名打者
プロ入り 2004年 2次ドラフト3巡目
初出場 2004年9月19日
年俸 4億ウォン(2024年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗 大韓民国
五輪 2008年2021年
WBC 2009年2013年
プレミア12 2015年
獲得メダル
大韓民国の旗 韓国
オリンピック
2008 野球
ワールド・ベースボール・クラシック
2009 野球
WBSCプレミア12
2015 野球
カン・ミノ
各種表記
ハングル 강민호
漢字 姜珉鎬
発音: カンミノ
英語表記: Kang Min-Ho
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姜 珉鎬(カン・ミノ、: 강민호1985年8月18日 - )は、韓国済州特別自治道済州市出身のプロ野球選手捕手)。サムスン・ライオンズ所属。2008年北京オリンピック 野球 金メダリスト。

経歴

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アマチュア時代

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韓国プロ野球の現役選手では希少な済州島生まれで、韓国プロ野球全歴史では姜が2人目となる。

済州道には野球部を運営している学校がなかったため、中学の時から慶尚北道浦項市の浦項製鉄中学校に野球留学し、高校も同系列の浦項製鉄工高に進学。

ロッテ時代

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2003年ドラフトで優先指名の権利を持っている三星ライオンズの指名を受けられず、2次ドラフトでロッテ・ジャイアンツに指名された。

入団2年目の2005年から頭角を現し、翌年の2006年には捕手として韓国プロ野球史上最年少で、フルイニング出場を達成。この活躍により翌年以降、チームの正捕手の座を獲得して現在に至る。

2008年北京オリンピック野球韓国代表として出場。2009年第2回WBC韓国代表にも選ばれた。オリンピックでは大会途中、大腿の肉離れで故障したベテランの陳甲龍の代わりに捕手の座に座り、韓国代表の全勝での決勝進出に貢献した。しかし、決勝のキューバ戦では、9回の裏1死1、2塁の危機で四球の判定に抗議し、退場処分を受けた。それに激高して退場する時にマスクミットダッグアウトに叩き付け、IBAFから罰金を課せられた。2008年シーズンは、正捕手としてチームの8年ぶりのポストシーズン出場に貢献。個人的にもキャリア最高の成績を残して自身初ゴールデングラブ賞も受賞し、ジャイアンツのキャッチャーでゴールデングラブ賞を受賞したことも史上初。またチーム内でも李大浩とともにロッテの人気選手にも成長した。

第2回WBCではベテランの朴勍完に押され、バックアップの捕手を務めた。

2009年シーズンは肘の故障などに悩まされ、出場試合が減り5年ぶりに100試合を下回った。また肘の手術を受けるためポストシーズンにも出場しなかった。

2010年シーズンは復活し、自己最多の23本塁打を記録した。

2011年も19本塁打と活躍し、自身2度目となるゴールデングラブ賞も受賞した。

2012年オフに初のFAを行使し、4年契約で残留した。

2015年オフの10月10日に第1回WBSCプレミア12韓国代表選手28名に選出された[1]。同大会で韓国は大会初の優勝を果たした。

三星時代

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2017年11月、2度目のFAを申請し、2018年より三星ライオンズと4年契約を結び移籍した[2]。彼の補償選手には羅元卓が選ばれた。

2021年、1年延期された2020年東京オリンピック野球・韓国代表に選ばれた。

同年シーズン終了後の11月、3度目のFAを申請し、2022年より三星と契約期間4年で再契約した。

2024年3月28日、プロ入り後2238試合目の出場となったLGツインズ戦で通算試合出場数のKBOリーグ記録を更新した[3]

プレースタイル・人物

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守備よりも打撃の方が売り物の選手である。捕手としての守備はたびたび批判を受けるが、バットの方でチームに貢献してきた。

打撃の目立つ攻撃型捕手であるが、守備面に加え、バッティングの方でもスイングがやや荒削りなところがある。

三振の数も比較的多く、不振に陥ったときは大きいスイングがさらに目立ち扇風機と野次られる時もある。

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2004 ロッテ(KBO) 3 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 1 .000 .000 .000 .000
2005 104 214 20 52 11 2 2 18 1 4 7 56 7 9 .243 .257 .341 .598
2006 126 410 40 103 20 0 9 53 4 1 34 78 5 12 .251 .298 .366 .664
2007 125 413 48 112 20 0 14 68 1 4 41 88 10 11 .271 .323 .421 .744
2008 122 435 51 127 25 1 19 82 2 4 56 77 13 6 .292 .365 .485 .850
2009 83 262 36 68 13 0 9 30 0 0 36 44 9 6 .260 .346 .412 .758
2010 117 410 66 125 19 1 23 72 2 7 50 65 16 11 .305 .376 .524 .901
2011 124 450 63 130 25 2 19 66 4 6 55 81 18 15 .289 .366 .480 .846
2012 119 400 41 109 21 0 19 66 0 1 52 97 9 3 .273 .356 .468 .824
2013 105 327 48 77 13 0 11 57 4 1 71 87 5 8 .235 .366 .376 .742
2014 98 310 37 71 14 2 16 40 1 2 46 92 6 3 .229 .325 .442 .767
2015 123 380 63 118 18 1 35 86 0 0 74 112 14 8 .311 .421 .639 1.060
2016 116 381 65 123 26 0 20 72 4 0 76 91 15 11 .285 .433 .549 .982
2017 130 456 62 130 22 1 22 68 0 2 56 104 7 8 .323 .361 .482 .843
2018 サムスン 129 427 46 115 14 0 22 71 0 0 43 96 11 8 .269 .331 .457 .788
2019 112 393 36 81 20 0 13 45 0 0 42 76 9 8 .234 .315 .405 .719
2020 119 355 46 102 14 0 19 61 0 0 35 54 17 8 .287 .349 .487 .836
2021 123 406 55 118 22 0 18 67 0 0 49 53 18 7 .291 .361 .478 .839
2022 130 396 38 102 19 1 13 66 0 0 44 58 21 4 .258 .330 .408 .738
2023 125 434 60 129 19 0 16 77 6 1 55 65 17 3 .290 .366 .445 .811
2024 136 403 48 122 19 1 19 77 3 0 43 52 17 2 .303 .365 .496 .861
通算:21年 2369 7620 921 2111 374 12 338 1242 32 33 965 1529 244 148 .277 .355 .462 .817
  • 各年度の太字はリーグ最高、赤太字はKBOリーグにおける史上最高。

背番号

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  • 40 (2004年)
  • 47 (2005年 - )

タイトル・受賞経歴

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代表歴

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脚注

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  1. ^ 2015 프리미어12 국가대표팀 최종 엔트리 명단 발표 The official site of Korea Baseball Organisation (朝鮮語) (2015年10月10日) 2015年10月21日閲覧
  2. ^ 삼성, FA 포수 강민호와 4년 총액 80억원 계약 새글 삼성라이온즈 (朝鮮語) (2017年11月21日) 2017年11月21日閲覧
  3. ^ https://www.yeongnam.com/web/view.php?key=20240328010004077

関連項目

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外部リンク

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