カンムリバト属
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カンムリバト属 | |||||||||||||||||||||||||||
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カンムリバト Goura cristata
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
ワシントン条約附属書II類 | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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種 | |||||||||||||||||||||||||||
カンムリバト属(カンムリバトぞく、Goura)は、鳥綱ハト目ハト科に属する属。本属のみでカンムリバト亜科を形成する。
分布
[編集]インドネシア(サラワティ島、ニューギニア島、バタンタ島、ビアク島、ミソール島、ヤーペン島、ワイゲオ島)、パプアニューギニア(ニューギニア島)
形態
[編集]全長66-79cm。頭頂には扇状に羽毛が伸長(冠羽)する。尾羽は16枚。全身は青みがかった灰色の羽毛で覆われる。雌雄同色。
分類
[編集]- Goura cristata カンムリバト Western crowned-pigeon
- Goura sheepmakeri ムネアカカンムリバト Southern crowned-pigeon
- Goura victoria オウギバト Victoria crowned-pigeon
生態
[編集]低地の森林に生息する。ペアもしくは小規模の群れを形成し生活する。
食性は主に植物食で、果実、種子などを食べる。地表で採食を行う。
繁殖形態は卵生。樹上に木の枝やヤシの葉などを組み合わせた皿状の巣を作り、1回に1個の卵を産む。
人間との関係
[編集]生息地では羽毛が装飾品とされたり、食用とされることがある。
開発による生息地の破壊、食用や羽毛目的、ペット用の乱獲などにより生息数が減少している種もいる。法的に保護の対象とされ、捕獲は禁止されているが密猟されることがある。
画像
[編集]-
ムネアカカンムリバト
G. sheepmakeri -
オウギバト
G. victoria
参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社、2000年、60-62、179-180頁。
- 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科8 鳥類II』、平凡社、1986年、60-61、65頁。
- 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、69、186頁。
- 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、144頁。