カンナダ語訳聖書
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カンナダ語訳聖書(カンナダごやくせいしょ)では、キリスト教聖書のカンナダ語への翻訳を扱う。
カンナダ語はドラヴィダ語族に属し、インド南部のカルナータカ州(州都はバンガロール)の公用語である。表記にはカンナダ文字を使う。
歴史
[編集]1809年、セランポールの宣教師たちが初めてカンナダ語訳聖書作ったようであるが、1812年のセランポール出版社の火事で原稿は失われた。
その後、1823年に『新約聖書』が、1831年に『旧約聖書』も出版された。翻訳者にはロンドン宣教協会(London Missionary Society、略称:LMS)のジョン・ハンズ(John Hands|John Hands、ベッラーリ在住)、ウィリアム・リーヴズ(William Reeve、ベッラーリ/バンガロール在住)などが名を連ねている。後者はカンナダ語・英語辞書を編纂していて[1]、マイソールのマーク・カッボン(Mark Cubbon)の財政的援助を受けて、ウェズレイアン出版社から出していた。
この聖書は1850年、1854年と改訂を重ね、LMSがさらに更新を続けて、1865年までには旧約新約全聖書が出版された。引き続き委員会が引き受けて、1934年にはさらなる改訂版が出版されて、これがいまでも使われている。
翻訳の例
[編集]翻訳書 | ヨハネ3:16 (カンナダ語) |
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The Bible in Kannada[2] | ದೇವರು ಲೋಕವನ್ನು ಎಷ್ಟೋ ಪ್ರೀತಿಮಾಡಿ ತನ್ನ ಒಬ್ಬನೇ ಮಗನನ್ನು ಕೊಟ್ಟನು; ಆತನನ್ನು ನಂಬುವ ಯಾವನಾದರೂ ನಾಶವಾಗದೆ ನಿತ್ಯಜೀವ ವನ್ನು ಪಡೆದವನಾಗಿರುವನು. |
The Bible in Romanized Kannnada | Dēvaru lōkavannu eṣṭō prītimāḍi tanna obbanē maganannu koṭṭanu; ātanannu nambuva yāvanādarū nāśavāgade nityajīva vannu paḍedavanāgiruvanu. |
参照項目
[編集]- インドのキリスト教 (Christianity in India)
- カルナータカ州の宗教
- カンナダ語
- 聖書翻訳
- 言語別聖書の一覧
脚注
[編集]- ^ [Literary autobiography of C. P. Brown Charles Philip Brown, ed. Golla Narayanaswami Reddy, Bangorey - 1978 "REEVE, William (1794-1850): LMS missionary at Bellary and Bangalore: well-versed in Canarese: his Carnataca & English Dictionary appeared in 1832 (revised by D. Sanderson in 1858): along with Hands translated Bible into Canarese."
- ^ The Bible in Kannada (Wordproject.org)