カルヴィン・ハリス
Calvin Harris カルヴィン・ハリス | |
---|---|
2012年 | |
基本情報 | |
出生名 | Adam Richard Wiles |
生誕 | 1984年1月17日(40歳) |
出身地 | スコットランド・ダンフリーズ |
ジャンル |
EDM エレクトロ・ハウス エレクトロ・ポップ ダンス・ポップ ニューディスコ |
職業 | シンガーソングライター, 音楽プロデューサー,作曲家,編曲家,作詞家, DJ |
活動期間 | 1999年 - |
レーベル |
Fly Eye,Columbia, Ministry of Sound, Ultra ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル |
公式サイト | www.calvinharris.co.uk |
カルヴィン・ハリス(英 : Calvin Harris、1984年1月17日-)は、スコットランド出身のプロデューサー・トラックメイカー(ビートメイカー)・作曲家・編曲家、ボーカリストの音楽アーティスト・シンガーソングライター、DJである。
MySpaceで自身の楽曲をアップロードし、注目を浴びた。リアーナ、ニーヨ、ケシャといったミュージシャンの楽曲をプロデュースした経験を持つ。代表曲は、2011年に発表した「Feel So Close」で、全米シングルチャートにて最高12位まで上昇した。また、リアーナのシングル「ウィー・ファウンド・ラヴ」にフィーチャーされ、8週間連続、計10週間全米一位を誇るなど、世界的に有名なDJの一人でもある。
人物
[編集]1984年1月17日に、スコットランドのダムフリースにて生まれる。「子供時代はサッカー選手のスティーブ・マクマナマンに憧れていたが、自分はサッカーをプレイしなかった。彼のようなカーリーヘアを持っていなかったから」と冗談で語っている。ミュージシャンとしての道を本格的に歩み始めたのは、まだ彼が10代の頃だった。その後、デモ制作などで着実に知名度を上げていき、2006年に、ソニーミュージック傘下のコロムビア・レコードとの契約を果たす。1年後の2007年には、メジャーデビューアルバム『I Created Disco』をリリースし、イギリス国内で10万枚以上を売り上げ、ゴールドディスクを獲得した。そして2年後に発表した2ndアルバム『Ready for the Weekend』も同じくゴールドディスクを獲得。2016年には、リアーナとコラボしたシングル「This Is What You Came for」をリリースし、アメリカレコード協会RIAAによってプラチナディスク認定された[1]。
私生活
[編集]2015年3月頃から歌手のテイラー・スウィフトと交際していたが[2]、2016年10月に破局が報じられた[3]。
略歴
[編集]2007年6月18日、デビューアルバム『I Created Disco』をリリース。UKにて、ゴールド・ディスクを獲得。
2009年8月17日、2ndアルバム『Ready for the Weekend』をリリース。前作と同じく、UKにて、ゴールド・ディスクを獲得した。
2011年8月19日、シングル「Feel So Close」をリリース。全米シングルチャートでは、最高18位を記録。
2012年10月30日、3rdアルバム「18months」をリリース。UK アルバム・チャート初登場1位を記録。
2016年7月18日、シングル「This Is What You Came for」をリリース。アメリカレコード協会RIAAによってプラチナディスク認定された。
クリス・ブラウン「Yeah 3x」
[編集]ハリスは「今朝、ラジオから流れるクリス・ブラウンの新曲を聴いたときに、コーンフレークを喉に詰まらせそうになったよ!どういう意味かわかる?」とTwitterでつぶやいた。これはクリス・ブラウンの2010年の新曲「Yeah 3x」が、ハリスが2009年に発表した "I'm Not Alone"にそっくりだという意味であった[4]。その後、Twitterでクリス・ブラウンのファンから「あなたの曲なんて誰も知らない」と攻撃を受けた。これに対しハリスは「何を言おうと、盗作は盗作だ。DJ Frank E(「Yeah 3x」のプロデューサー)のことをリスペクトしているけれど、彼は僕の曲を知っているはずだ」とツイートした。騒動ののち、クリス・ブラウン本人が2曲を聴き比べた上で類似を認め、カルヴィン・ハリスの本名「Adam Richard Wiles」を「Yeah 3x」作曲者のクレジットに追加した[5]。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UK [6] |
AUS [7] |
BEL [8] |
CAN [8] |
FRA [8] |
GER [9] |
IRE [10] |
NLD [11] |
NZ [12] |
US [13] | ||||
2007 | I Created Disco |
|
8 | — | — | — | 95 | — | 34 | — | — | — |
|
2009 | Ready for the Weekend |
|
1 | 39 | 74 | — | 139 | — | 6 | — | — | — |
|
2012 | 18 Months |
|
1 | 5 | 44 | 8 | 110 | 63 | 2 | 48 | 4 | 19 | |
2014 | Motion |
|
2 | 3 | 25 | 2 | 20 | 20 | 5 | 25 | 4 | 5 | |
2017 | Funk Wav Bounces: Vol. 1 |
|
2 | 5 | 25 | 1 | 20 | 29 | 2 | 5 | 3 | 2 | |
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
脚注
[編集]- ^ “カルヴィン・ハリスの“This Is What You Came for”がプラチナ認定”. EDMMAXX (2016年7月18日). 2016年7月25日閲覧。
- ^ “【イタすぎるセレブ達】テイラー・スウィフト、噂の人気DJとまたコンサートに。手はシッカリ繋いだまま!”. Tech insight (2015年4月4日). 2016年7月25日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフト破局?恋人が疑惑のマッサージ”. 日刊スポーツ新聞社 (2015年10月13日). 2017年2月28日閲覧。
- ^ Izundu, Chi Chi (October 4, 2010). “Calvin Harris says Chris Brown 'stole' his song”. 'BBC Radio 1'. BBC. February 12, 2011閲覧。
- ^ “Calvin Harris and Chris Brown make up after song row”. 'BBC Radio 1'. BBC (August 25, 2011). August 30, 2011閲覧。
- ^ “Calvin Harris”. Official Charts Company. 21 February 2015閲覧。
- ^ Peak chart positions for albums and singles in Australia:
- All except "Acceptable in the 80s", "You Used to Hold Me" and "Open Wide": “Discography Calvin Harris”. australian-charts.com. Hung Medien. 24 September 2010閲覧。
- "Acceptable in the 80s": “ARIA Top 100 Singles – Week Commencing 13th August 2007” (PDF). ARIA Charts. Pandora Archive. p. 4. 18 January 2013閲覧。
- "You Used to Hold Me": “ARIA Top 100 Singles – Week Commencing 30th August 2010” (PDF). ARIA Charts. Pandora Archive. p. 4. 18 January 2013閲覧。
- "Open Wide": “ARIA Top 100 Singles – Week Commencing 10th November 2014” (PDF). ARIA Charts. Pandora Archive. p. 4. 13 November 2014閲覧。
- ^ a b c “Discographie Calvin Harris” (French). Ultratop. Hung Medien. 30 September 2011閲覧。
- ^ “Discographie von Calvin Harris” (German). Offizielle Deutsche Charts. GfK Entertainment. 16 May 2015閲覧。
- ^ “Discography Calvin Harris”. irish-charts.com. Hung Medien. 24 September 2010閲覧。
- ^ “Discografie Calvin Harris” (Dutch). dutchcharts.nl. Hung Medien. 18 January 2013閲覧。
- ^ “Discography Calvin Harris”. charts.org.nz. Hung Medien. 24 September 2010閲覧。
- ^ “Calvin Harris – Chart history: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. 31 January 2013閲覧。
- ^ a b Jones, Alan (10 November 2014). “Official Charts analysis: Ed Sheeran pips Calvin Harris to No.1 on albums”. Music Week. Intent Media. 15 November 2014閲覧。 (要購読契約)
- ^ a b c "British certifications – Calvin Harris – Calvin Harris Sales". British Phonographic Industry. 2014年7月13日閲覧。 Type Calvin Harris Sales in the "Search BPI Awards" field and then press Enter.
- ^ Jones, Alan (7 July 2017). “Official Charts Analysis: Ed Sheeran's ÷ is No.1 for the second consecutive week following post-Glastonbury return”. Music Week. 7 July 2017閲覧。
- ^ “ARIA Charts – Accreditations – 2014 Albums”. Australian Recording Industry Association. 16 May 2015閲覧。
- ^ "Canadian certifications – Calvin Harris". Music Canada. 2015年5月16日閲覧。
- ^ “2012 Certification Awards – Gold”. The Irish Charts. Irish Recorded Music Association. 27 April 2013閲覧。
- ^ “NZ Top 40 Albums Chart”. Recorded Music NZ (11 February 2013). 11 February 2013閲覧。
- ^ Christman, Ed (9 January 2015). “Music in 2014: Taylor Takes the Year, Republic Records on Top, Streaming to the Rescue”. Billboard. Prometheus Global Media. 10 January 2015閲覧。
- ^ "ARIA Charts – Accreditations – 2015 Albums" (PDF). Australian Recording Industry Association. 2015年3月6日閲覧。
- ^ Caulfield, Keith (9 July 2017). “DJ Khaled Spends Second Week at No. 1 on Billboard 200, Calvin Harris Debuts at No. 2”. Billboard. 10 July 2017閲覧。