コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

カルヴィン・ハリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Calvin Harris
カルヴィン・ハリス
2016年
基本情報
出生名 Adam Richard Wiles
生誕 (1984-01-17) 1984年1月17日(40歳)
出身地 スコットランドの旗 スコットランドダンフリーズ
ジャンル EDM
エレクトロ・ハウス
エレクトロ・ポップ
ダンス・ポップ
ニューディスコ英語版
職業 シンガーソングライター, 音楽プロデューサー,作曲家,編曲家,作詞家, DJ
活動期間 1999年 -
レーベル イギリスの旗Fly Eye,Columbia, Ministry of Sound, Ultra
日本の旗ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
公式サイト www.calvinharris.co.uk

カルヴィン・ハリス(英 : Calvin Harris1984年1月17日-)は、スコットランド出身のプロデューサートラックメイカー(ビートメイカー)作曲家編曲家ボーカリスト音楽アーティストシンガーソングライターDJである。

MySpaceで自身の楽曲をアップロードし、注目を浴びた。リアーナニーヨケシャといったミュージシャンの楽曲をプロデュースした経験を持つ。代表曲は、2011年に発表した「Feel So Close」で、全米シングルチャートにて最高12位まで上昇した。また、リアーナのシングル「ウィー・ファウンド・ラヴ」にフィーチャーされ、8週間連続、計10週間全米一位を誇るなど、世界的に有名なDJの一人でもある。

人物

[編集]

1984年1月17日に、スコットランドのダムフリースにて生まれる。「子供時代はサッカー選手のスティーブ・マクマナマンに憧れていたが、自分はサッカーをプレイしなかった。彼のようなカーリーヘアを持っていなかったから」と冗談で語っている。ミュージシャンとしての道を本格的に歩み始めたのは、まだ彼が10代の頃だった。その後、デモ制作などで着実に知名度を上げていき、2006年に、ソニーミュージック傘下のコロムビア・レコードとの契約を果たす。1年後の2007年には、メジャーデビューアルバム『I Created Disco』をリリースし、イギリス国内で10万枚以上を売り上げ、ゴールドディスクを獲得した。そして2年後に発表した2ndアルバム『Ready for the Weekend』も同じくゴールドディスクを獲得。2016年には、リアーナとコラボしたシングル「This Is What You Came for」をリリースし、アメリカレコード協会RIAAによってプラチナディスク認定された[1]

私生活

[編集]

2015年3月頃から歌手テイラー・スウィフトと交際していたが[2]、2016年10月に破局が報じられた[3]

略歴

[編集]
ロック・イン・リオ(2012年、マドリードにて)

2007年6月18日、デビューアルバム『I Created Disco』をリリース。UKにて、ゴールド・ディスクを獲得。

2009年8月17日、2ndアルバム『Ready for the Weekend』をリリース。前作と同じく、UKにて、ゴールド・ディスクを獲得した。

2011年8月19日、シングル「Feel So Close」をリリース。全米シングルチャートでは、最高18位を記録。

2012年10月30日、3rdアルバム「18months」をリリース。UK アルバム・チャート初登場1位を記録。

2016年7月18日、シングル「This Is What You Came for」をリリース。アメリカレコード協会RIAAによってプラチナディスク認定された。

クリス・ブラウン「Yeah 3x」

[編集]

ハリスは「今朝、ラジオから流れるクリス・ブラウンの新曲を聴いたときに、コーンフレークを喉に詰まらせそうになったよ!どういう意味かわかる?」とTwitterでつぶやいた。これはクリス・ブラウンの2010年の新曲「Yeah 3x」が、ハリスが2009年に発表した "I'm Not Alone"にそっくりだという意味であった[4]。その後、Twitterでクリス・ブラウンのファンから「あなたの曲なんて誰も知らない」と攻撃を受けた。これに対しハリスは「何を言おうと、盗作は盗作だ。DJ Frank E(「Yeah 3x」のプロデューサー)のことをリスペクトしているけれど、彼は僕の曲を知っているはずだ」とツイートした。騒動ののち、クリス・ブラウン本人が2曲を聴き比べた上で類似を認め、カルヴィン・ハリスの本名「Adam Richard Wiles」を「Yeah 3x」作曲者のクレジットに追加した[5]

ディスコグラフィ

[編集]

アルバム

[編集]
タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
UK
[6]
AUS
[7]
BEL
[8]
CAN
[8]
FRA
[8]
GER
[9]
IRE
[10]
NLD
[11]
NZ
[12]
US
[13]
2007 I Created Disco 8 95 34
2009 Ready for the Weekend
  • 発売日: 2009年8月14日
  • レーベル: Fly Eye, Columbia
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全英売上: 27.4万枚[14]
1 39 74 139 6
  • UK: ゴールド[15]
2012 18 Months
  • 発売日: 2012年10月26日
  • レーベル: Deconstruction, Fly Eye, Columbia
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全英売上: 92.3万枚[16]
1 5 44 8 110 63 2 48 4 19
2014 Motion
  • 発売日: 2014年10月31日
  • レーベル: Fly Eye, Columbia
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 6.6万枚[21]
2 3 25 2 20 20 5 25 4 5
  • UK: ゴールド[15]
  • AUS: ゴールド[22]
2017 Funk Wav Bounces: Vol. 1
  • 発売日: 2017年6月30日
  • レーベル: Fly Eye, Columbia
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 2.3万枚[23]
2 5 25 1 20 29 2 5 3 2
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

脚注

[編集]
  1. ^ カルヴィン・ハリスの“This Is What You Came for”がプラチナ認定”. EDMMAXX (2016年7月18日). 2016年7月25日閲覧。
  2. ^ 【イタすぎるセレブ達】テイラー・スウィフト、噂の人気DJとまたコンサートに。手はシッカリ繋いだまま!”. Tech insight (2015年4月4日). 2016年7月25日閲覧。
  3. ^ テイラー・スウィフト破局?恋人が疑惑のマッサージ”. 日刊スポーツ新聞社 (2015年10月13日). 2017年2月28日閲覧。
  4. ^ Izundu, Chi Chi (October 4, 2010). “Calvin Harris says Chris Brown 'stole' his song”. 'BBC Radio 1'. BBC. February 12, 2011閲覧。
  5. ^ Calvin Harris and Chris Brown make up after song row”. 'BBC Radio 1'. BBC (August 25, 2011). August 30, 2011閲覧。
  6. ^ Calvin Harris”. Official Charts Company. 21 February 2015閲覧。
  7. ^ Peak chart positions for albums and singles in Australia:
  8. ^ a b c Discographie Calvin Harris” (French). Ultratop. Hung Medien. 30 September 2011閲覧。
  9. ^ Discographie von Calvin Harris” (German). Offizielle Deutsche Charts. GfK Entertainment. 16 May 2015閲覧。
  10. ^ Discography Calvin Harris”. irish-charts.com. Hung Medien. 24 September 2010閲覧。
  11. ^ Discografie Calvin Harris” (Dutch). dutchcharts.nl. Hung Medien. 18 January 2013閲覧。
  12. ^ Discography Calvin Harris”. charts.org.nz. Hung Medien. 24 September 2010閲覧。
  13. ^ Calvin Harris – Chart history: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. 31 January 2013閲覧。
  14. ^ a b Jones, Alan (10 November 2014). “Official Charts analysis: Ed Sheeran pips Calvin Harris to No.1 on albums”. Music Week. Intent Media. 15 November 2014閲覧。 (Paid subscription required要購読契約)
  15. ^ a b c "British certifications – Calvin Harris – Calvin Harris Sales". British Phonographic Industry. 2014年7月13日閲覧 Type Calvin Harris Sales in the "Search BPI Awards" field and then press Enter.
  16. ^ Jones, Alan (7 July 2017). “Official Charts Analysis: Ed Sheeran's ÷ is No.1 for the second consecutive week following post-Glastonbury return”. Music Week. 7 July 2017閲覧。
  17. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2014 Albums”. Australian Recording Industry Association. 16 May 2015閲覧。
  18. ^ "Canadian certifications – Calvin Harris". Music Canada. 2015年5月16日閲覧
  19. ^ 2012 Certification Awards – Gold”. The Irish Charts. Irish Recorded Music Association. 27 April 2013閲覧。
  20. ^ NZ Top 40 Albums Chart”. Recorded Music NZ (11 February 2013). 11 February 2013閲覧。
  21. ^ Christman, Ed (9 January 2015). “Music in 2014: Taylor Takes the Year, Republic Records on Top, Streaming to the Rescue”. Billboard. Prometheus Global Media. 10 January 2015閲覧。
  22. ^ "ARIA Charts – Accreditations – 2015 Albums" (PDF). Australian Recording Industry Association. 2015年3月6日閲覧
  23. ^ Caulfield, Keith (9 July 2017). “DJ Khaled Spends Second Week at No. 1 on Billboard 200, Calvin Harris Debuts at No. 2”. Billboard. 10 July 2017閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]