カムイヌプリ (登別)
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カムイヌプリ | |
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標高 | 750.1 m |
所在地 |
日本 北海道登別市 |
位置 | 北緯42度26分2.22秒 東経141度2分0.25秒 / 北緯42.4339500度 東経141.0334028度座標: 北緯42度26分2.22秒 東経141度2分0.25秒 / 北緯42.4339500度 東経141.0334028度 |
種類 | 成層火山 |
カムイヌプリの位置 | |
プロジェクト 山 |
カムイヌプリとは、北海道登別市にある標高750.1mの山である。
名称の由来
[編集]アイヌ語の「カムイヌプリ(kamuy-nupuri)」(カムイ〔のいる〕・山)に由来し、崇敬の対象であった[1]。
登山道
[編集]- メインの登山口は幌別ダムコースであり、登別市幌別町から鉱山町へ向かう道を進み、幌別ダム横付近から左手の林道へ入り、林道の終点が3合目登山口となる。
- 登山道や途中の水場は地元の登別山岳会により、よく整備されており、5合目から6合目にかけて泪坂(なみだざか)と呼ばれる急坂を登りきると6合目には登別山岳会が管理するカムイヒュッテがある(後述)。
- 7合目から8合目にかけては鎖場がある。
- カムイヌプリ山頂からは、太平洋や隣の鷲別岳、登別・室蘭市街地、また晴れた日には、その奥遠くにうっすらと北海道駒ヶ岳を見渡すことができる。カムイヌプリからは鷲別岳に抜ける登山道が整備されている。
- 三等三角点(点名「鷲別来馬」)が設置されている。
カムイヒュッテ
[編集]- 6合目にあり登別山岳会の管理となっている。
- 1983年着工、資金、資材は登別山岳会で用意し、7年の歳月と延べ450人もの人員により1990年に完成した。
- 広さは約30平方メートル、宿泊可能人数は約30名である。
年中行事
[編集]- 5月上旬 山開き
脚注
[編集]- ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、395頁。ISBN 978-4-88323-114-0。