カミラ・レックバリ
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カミラ・レックバリ | |
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ゴールデン・ビートル賞授賞式にて(2013年) | |
誕生 |
1974年8月30日(50歳) フィエルバッカ |
職業 | 推理作家 |
国籍 | スウェーデン |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | 推理小説 |
代表作 | エリカ&パトリック事件簿 |
デビュー作 | 氷姫 |
ウィキポータル 文学 |
カミラ・レックバリ(Jean Edith Camilla Läckberg Eriksson、1974年8月30日 - )は、スウェーデンの小説家。
スウェーデン西海岸のブーヒュースレーン地方のフィエルバッカで生まれた。現在、夫と3人の子どもとストックホルムに在住。
経歴
[編集]幼い頃から父の本棚にあった犯罪小説(推理小説)を好んで読み、ゴブリンが登場する作品などを書いていた。
ヨーテボリ大学経済学部を卒業後、ストックホルム南部の町に引越し、作家を目指しながらエコノミストとして数年働いた後に、「エリカ&パトリックシリーズ」でデビュー。デビュー前に夫と両親からクリエイティブ・ライティングのコースをクリスマスプレゼントとして貰い、受講した。当時の夫とは後に離婚した。
2005年、自身の本の刊行記念パーティーで後の夫、マーティン・メリンと出会い、2010年に結婚(レックバリにとっては再婚)。メリンは本国のリアリティー番組"Expedition Robinson" の2009年の優勝者である。
評価
[編集]スウェーデン本国では、シリーズ4作が合計400万部の売り上げを記録し、1970年代の推理小説シリーズ「マルティン・ベック」や2000年代のベストセラー「ミレニアム」を超える人気シリーズとなった。世界25カ国以上で翻訳されている。
物語のディテールや深みのあるキャラクター造形が特に賞賛されている。スウェーデンのアガサ・クリスティと呼ばれることがある。
2005年にSKTF賞の「今年の作家賞」を、翌2006年には国民文学賞を受賞した。
作品リスト
[編集]# 邦題 原題 英語題 刊行年 刊行年月 ISBN 翻訳者 備考 1 氷姫 Isprinsessan The Ice Princess 2003年 2009年8月 ISBN 978-4-08-760584-6 原邦史朗 解説:穂井田直美 2 説教師 Predikanten The Preacher 2004年 2010年7月 ISBN 978-4-08-760607-2 3 悪童 Stenhuggaren The Stone Cutter 2005年 2011年3月 ISBN 978-4-08-760620-1 富山クラーソン陽子 4 死を哭く鳥 Olycksfågeln The Gallows Bird 2006年 2012年4月 ISBN 978-4-08-760643-0 5 踊る骸(むくろ) Tyskungen The Hidden Child 2007年 2013年4月 ISBN 978-4-08-760664-5 解説:池上冬樹 6 人魚姫 Sjöjungfrun The Drowning 2008年 2014年1月 ISBN 978-4-08-760681-2 7 霊の棲む島 Fyrvaktaren The Lost Boy 2009年 2014年10月 ISBN 978-4-08-760693-5 解説:杉江松恋 8 死神遊び Änglamakerskan The Angel Maker's Wife 2011年 2016年6月 ISBN 978-4-08-760722-2 解説:三橋暁 9 獣使い Lejontämjaren The Ice Child 2014年 2017年11月 ISBN 978-4-08-760741-3 10 魔女 Häxan The Girl in the Woods 2017年 2019年9月 ISBN 978-4-08-760759-8
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- カミラ・レックバリ&フィエルバッカ - 公式サイト
- カミラ・レックバリ - IMDb
- エリカ&パトリック事件簿 - AXNミステリー