カミカゼ (カクテル)
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カミカゼ | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク[1] |
作成技法 | シェイク |
色 | 無色透明 |
グラス | オールドファッションドグラス |
度数 | 27度[2] - 39度[3] |
レシピの一例 | |
ベース | ウォッカ |
装飾材料 | ライムスライス |
カミカゼ (Kami - Kaze) は、ウォッカベースのカクテルのひとつ。
由来
[編集]発祥地はアメリカであると言われ、その味の切れの鋭さから太平洋戦争における大日本帝国海軍の神風特攻隊を彷彿とさせたからであると言われている。また、米軍占領時代に日本の横須賀基地で作られたものが初めてとする説もある。
標準的なレシピ
[編集]作り方
[編集]- ウォッカ、コアントロー、ライムジュースをシェイク
- 氷を入れたオールド・ファッションド・グラスに注いでステア
- ライムのスライスを飾って供する
レシピにはバリエーションがあり、サイドカーのバリエーションとして考えると、
- ウォッカ … 1/2
- ホワイト・キュラソー … 1/4
- ライムジュース … 1/4
となり、ダイキリのバリエーションと考えると、
- ウォッカ … 3/4
- ライムジュース … 1/4
- ホワイトキュラソー … 1tsp
という甘味の少ないレシピになる。好みにより、レシピが変化するもっともメジャーなカクテルのひとつである。ちなみに、スピリタスを使った場合のカミカゼ(スピカゼとも呼ばれる)もある。
なおマルガリータはカミカゼ同様サイドカーのバリエーションと考えることと、ダイキリのバリエーションと考えることがあるため、マルガリータはカミカゼのバリエーションであるといえる。ちなみにサイドカーのバリエーションとして考えた場合、バラライカのレシピのレモンジュースをライムジュースに替えたものであるともいえる。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 桑名 伸佐 監修『カクテル・パーフェクトブック』p.150 日本文芸社 2006年2月25日発行 ISBN 978-4-537-20423-0
- ^ YYT project 編『おうちでカクテル』p.146 池田書店 2007年2月20日発行 ISBN 978-4-262-12918-1
- ^ 稲 保幸 著『色でひけるカクテル』p.167 大泉書店 2003年12月18日発行 ISBN 4-278-03752-X