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カマズレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カマズレン
識別情報
CAS登録番号 529-05-5
PubChem 10719
ChemSpider 10268
特性
化学式 C14H16
モル質量 184.28 g mol−1
外観 青色油状[1]
密度 0.9883 (at 20 °C)[1]
沸点

161 °C (at 12 mmHg)[1]

危険性
半数致死量 LD50 3 g/kg (i.m., mouse)[1]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

カマズレン (Chamazulene) は、カモミールニガヨモギセイヨウノコギリソウ等の植物に含まれる[1]、C14H16分子式を持つ芳香族化合物である。カマズレンは、セスキテルペンであるマトリシンから生合成される青紫色のアズレン誘導体である[2]。カマズレンは、in vivoで抗炎症作用を持つ[2]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e The Merck Index, 11th Edition, 2031
  2. ^ a b Safayhi, H; Sabieraj, J; Sailer, ER; Ammon, HP (1994). “Chamazulene: An antioxidant-type inhibitor of leukotriene B4 formation”. Planta medica 60 (5): 410-3. doi:10.1055/s-2006-959520. PMID 7997466.